平成435日目

平成2年3月18日(日)

1990/03/18

【長崎屋尼崎店火災】

18日午後0時35分ごろ、兵庫県尼崎市神田中通、スーパー「Big off 長崎屋尼崎店」=鉄筋5階建て、地下1階=の4階寝具売り場付近から出火、尼崎市消防局からはしご車57台、約300人が出動して消火にあたったが、4階フロア約950平方メートルのうち約800平方メートルを焼き、約4時間半後の午後5時6分に消えた、この火事で従業員や客の子どもら15人が死亡し、客ら6人が重軽傷を負った。

火の気のない売り場で寝具から炎が上がったとの情報もあり、兵庫県警は不審火の疑いもあるとみて刑事部長を本部長とする捜査本部を設置、出火原因を調べるとともに同店の防火設備、避難誘導などが適切だったかなど従業員から事情を聴いている。《共同通信》




【優しいおじさん事件】利根川に男児の遺体

18日午後0時20分ごろ、千葉県我孫子市都の利根川で、全裸で両足を縛られた男の子の死体が浮いているのを釣り人が見つけ、110番した。我孫子署の調べによると、死体は12〜15歳くらいで、身長165センチ。中肉で髪を坊っちゃん刈りにしており、うつぶせで浮いていた。死後約1ヶ月程度経過しているとみられる。同署は殺人、死体遺棄事件の可能性が強いとみている。

また東京都文京区、会社経営B子さん(33)の長男A君(12)が2月23日未明から行方不明になり警視庁捜査一課と富坂署は事件に巻き込まれた疑いもあるとみて捜査しているが、水死体で見つかった男児の年齢や体形が似ていることから同課はA君不明事件との関連を調べている。《共同通信》

【大相撲春場所八日目】1000勝横綱、2敗目大相撲春場所八日目(18日・大阪府立体育会館)前日1000勝を達成した横綱千代の富士が安芸ノ島と投げの打ち合いの末に敗れ、2敗となった。安芸ノ島は七日目の北勝海戦に続く通算8個目の金星獲得。もう一人の横綱北勝海は小結寺尾を落ち着いて送り出して1敗を堅持。大関小錦も1敗同士の対戦で栃乃和歌を寄り切った。北天佑、旭富士の両大関は危なげなく2敗を守り、大関を目指す霧島は両国をうっちゃって7勝1敗とした。

1敗は北勝海、小錦、霧島と平幕の板井、久島海の五人となり、2敗で千代の富士、北天佑、旭富士、栃乃和歌の四人が追っている。

十両は大乃花と若花田が1敗でトップに並び、貴花田は4連敗を免れて4勝4敗の五分に持ち込んだ。《共同通信》

【プロ野球・オープン戦】近鉄・野茂投手、初先発は散々

広島7−3近鉄◇18日◇大阪

野茂は8安打を喫したが、そのうちヤング、小早川の本塁打を含め6本が長打だった。反省点として挙がるのは速球の高さ、コースの甘さであった。アマとプロの差を、この初先発、7イニングの内容で痛感したことだろう。9三振を奪った切り札のフォークボールはいいとしても、制球に留意しないと安定感は生まれてこない。

北別府、大野、長富と主力投手を繰り出した広島の中では長富がいい出来だった。鋭いスライダーが右打者の外角に集まり、うるさい近鉄打線を悩ませていた。《共同通信》

【ゴルフ・川岸良兼選手】プロ初優勝

ゴルフの男子ツアー今季3戦目である静岡オープン最終日の18日、前日首位に立った小松市出身の川岸良兼選手は68の好スコアをマーク、通算8アンダー280で逃げ切り、ツアー7戦目でプロ初優勝を飾った。

川岸選手はショット、パットとも快調でアウトの5、6番で連続バーディー、インに回って15番でボギーをたたいたものの、7、8番でバーディーを奪ってスコアを伸ばした。

賞金900万円を獲得した川岸選手は賞金ランキングでも2位(1160万円)に浮上した。《共同通信》

【東ドイツ総選挙】保守連合が圧勝

ドイツ統一への道筋に歴史的審判を下す東ドイツ人民議会総選挙は18日午後6時の投票締め切りと同時に即日開票が行われ、キリスト教民主同盟(CDU)など保守3党で構成するドイツ連合が社会民主党(SPD)などに大差をつけて大勝、定数400議席の半数に迫る193議席を獲得した。

CDUのドメジエール党首は同日夜、テレビ会見で勝利宣言を行い「選挙結果に満足している。幅広い連立政権樹立を目指す」と表明しており、今後は首相就任が確実とみられる同党首を中心とした連立工作が焦点となる。

西ドイツ基本法(憲法)第23条に基づく早期統一を主張する保守連合が予想を上回る得票で勝利したことにより、今後、西ドイツのコール政権との間で始まる統一交渉はさらにテンポを早めることになろう。《共同通信》

【海部俊樹首相】防衛努力の継続を強調

海部首相は18日午前、神奈川県横須賀市の防衛大学校で開かれた第34期生卒業式に出席し、訓示した。

首相は国際情勢が大きく変化し、東西関係も「対決・緊張から対話・協調へと変ぼうを遂げつつある」との認識を示しながらも①欧州情勢はなお不透明②ソ連は依然膨大な軍事力を有し、質的強化を続けている―として、「引き続き適切な規模の防衛力の整備を図るため着実な努力を行う」との方針を強調した。

首相は昨年来のソ連、東欧の民主化の動きについて「第二次世界大戦後、かつてなく、好ましい変化」と高く評価。その上で、なお日本が防衛努力の継続が必要である理由として「東西関係安定化への努力を助長し、好ましからざる状況の出現を防止するため」と述べた。さらに日米安保体制の信頼性を一層強化し、円滑で効果的に運用することが重要だとし、在日米軍駐留経費の負担増をはじめ対米防衛協力に力を注ぐ考えを表明した。《共同通信》




3月18日のできごと