平成377日目

平成2年1月19日(金)

1990/01/19

【大相撲初場所13日目】横綱千代の富士、30回目の優勝決定

大相撲初場所十三日目(19日・両国国技館)千代の富士が早々と優勝を決め、更新不可能といわれた大横綱大鵬(現大鵬親方)の32回の史上最多記録にあと2回と迫った。

3敗同士の対戦は横綱北勝海が大関北天佑を右上手出し投げで破った。もうひとつの横綱大関戦は、小錦が右四つから大乃国を寄り切り、ともに8勝5敗となった。

十両は益荒雄が3敗を守って単独トップに立ち、十両2場所目の貴花田は星岩涛を左上手投げで倒して連続勝ち越しを決めた。《共同通信》




【海部俊樹首相】安倍前幹事長と会談

海部俊樹
https://www.kantei.go.jp/

自民党の安倍元幹事長は19日午前、首相官邸に海部首相を訪ね、ソ連訪問の帰国報告をするとともに、2月の衆院総選挙に向けて意見を交換した。首相は安倍氏とゴルバチョフ・ソ連共産党書記長兼最高会議議長との会談の成果について「非常によかった」と高く評価。

また総選挙について「過半数を確保し、政権を維持しなければならない」との認識で一致、選挙戦勝利に向け挙党態勢を確立し全力を挙げていくことを確認した。

会談は約20分間行われ、安倍氏がゴルバチョフ氏との会談の経緯など訪ソの模様を説明したのに対し、首相も今回の訪欧について説明した。

特に安倍氏がソ連側に提案したペレストロイカ(改革)支援の八項目について政府、与党一体となって具体化を積極的に推進していくことを改めて確認した。

今後の国内政局については「これからは選挙だ」として公認調整も含め、挙党態勢確立を進めていくことで一致した。これに先立ち、安倍氏は同日朝、金丸元副総理に電話し、一訪ソの帰国報告をした。《共同通信》

【海部俊樹首相】エリツィン氏と会談

来日中のソ連改革急進派指導者であるエリツィン人民代議員は19日午後、首相官邸で海部首相と、外務省で中山外相とそれぞれ会談した。

エリツィン氏はペレストロイカ(改革)が「難しい状況で息切れしている。袋小路に入っている」として日本の支援を強く求めた。これに対し首相は「拡大均衡による関係発展を期待し、一日も早く正常化したい」と日ソ関係改善に意欲を示し「入り口がきちっと開けば、いろいろな協力が始まる」と北方領土問題が進展すれば協力が拡大できるとの考えを強調した。

外相は北方領土の四島一括「返還を主張、エリツィン氏は持論の段階的解決を展開し、認識はすれ違ったが、領土問題解決のため話し合いが重要だとの点では一致した。

エリツィン氏は日ソ関係について「今日のソ日関係の水準は、両国の国際的水準に合致しない。ソ日貿易量は日本の外国貿易の1%にすぎない。日本との交易関係は飛躍的に発展させねばならない」と述べ、政治、経済、文化などあらゆる分野での両国関係発展の必要性を強調した。

首相は「ペレストロイカの「正しい方向性を支持している」として「拡大均衡」で日ソ関係を発展、正常化させたい考えを示し「そういう入りロがきちっと開けられれば、いろいろな形での協力も始まっていく」と述べ、領土問題の解決が両国関係改善のための最優先課題であることを改めて示唆した。《共同通信》




1月19日のできごと