平成323日目

平成元年11月26日(日)

1989/11/26

【大相撲九州場所千秋楽】小錦関が初優勝

大相撲九州場所千秋楽の26日、西張出大関小錦(25)が琴ヶ梅を寄り切りに破り、14勝1敗で初優勝した。外国人の幕内優勝は、昭和47年名古屋場所で平幕優勝した高見山(現東関親方)以来、17年ぶり2人目となる。

小錦はサモア系のハワイ人で、高見山に誘われて57年名古屋場所初土俵。高校時代にアメリカンフットボールで鍛えた体力を生かしてスピード出世。200キロを超す巨体から繰り出す突き、押しを武器に、62年夏場所後に外国人力士では初の大関の座に就いた。

だが右ひざ故障などでここ数場所は低迷が続き、先場所5勝10敗と惨敗して通算3度目の「かど番場所」での快挙となった。《共同通信》




【世界デザイン博覧会】閉幕

「ひと、夢、デザインー都市が奏でるシンフォニー」をテーマに、7月15日から135日間の日程で、名古屋市内3会場で開かれていた世界デザイン博覧会が26日閉幕した。開幕3日目にエスカレーター事故で評判を落とし、一時は入場者目標の1400万人達成が危ぶまれたが、10月に入っての好天に助けられ、最終的には今年の地方博覧会では最高の1518万2800人余りを記録した。《共同通信》

【ゴルフ・青木功選手】逆転で56勝目

カシオワールドオープン最終日(26日・鹿児島県指宿GC開聞コース=7014ヤード、パー72)47歳の青木功が5バーディー、2ボギーの69で回り通算14アンダーの274で逆転優勝、賞金1800万円を獲得した。

青木は今季3勝目(海外1)で通算56勝目(海外4)。青木はラリー・マイズ(米国)と接戦を展開。2人は13番でともにバーディーを決め通算1アンダーで並んだ。この後、16番で青木がバーディーを奪い1打差で競り勝った。《共同通信》

【プロ野球ドラフト会議】

1989年プロ野球新人選手選択会議(ドラフト会議)は26日、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルで開かれ、ドラフト会議史上最多の8球団から指名を受けた野茂英雄投手(新日鉄堺)は抽選の結果、近鉄が交渉権を獲得した。野茂投手は指名後の記者会見で「プロ入りに気持ちは動いている」と、以前の拒否から軟化への姿勢を示した。

この日は1位指名12選手を含む72選手の指名が決まった。巨人を熱望して注目を浴びていた元木大介内野手(上宮高)は、野茂の抽選に外れたダイエーが指名した。

元木以外の各球団の1位指名選手は、ほぼ前向きでプロ入りに意欲を見せた。中でも単独指名を受けた巨人・大森剛内野手(慶大)広島・佐々岡真司投手(NTT中国)中日・与田剛投手(NTT東京)西武・潮崎哲也投手(松下電器)の4選手は「意中の球団」「光栄です」と笑顔を披露し、与田を除いては事実上の入団表明を行った。

そのほか、日本ハムの酒井光次郎(近大)は早くも目標とする投手に同じ左腕の阿波野(近鉄)の名前を挙げ、阪神・葛西稔投手(法大)ロッテ・小宮山悟投手(早大)の東京6大学野球コンビ、ヤクルト・西村竜次投手(ヤマハ)オリックス・佐藤和弘外野手(熊谷組)の社会人勢も指名球団に好意的な発言をした。

プロ入りを拒否していた佐々木主浩投手(東北福祉大)は大洋からの1位指名に「光栄だが今の時点で気持ちは変わらない」と揺れる胸中を示した。《共同通信》

【民社党・永末英一委員長】海部首相辞任を迫る

民社党の永末委員長は26日、衆院選の同党立候補予定者激励集会に出席するために訪れた北九州市で記者会見し「海部首相サイドは1月末の解散を考えているが、リクルート事件公判でいろいろな情報が提供されて国民が怒り、支えきれなくなる」と述べ、「12月末解散・1月投票」の見通しを明らかにした。

消費税の見直し案が示されていないことにも触れ「海部政権は(消費税を)見直すと言ってきた内閣。しかし、いまだに案を見せないのは公約違反であり、辞めてもらう」と述べ、海部首相の辞任を初めて迫った。《共同通信》




11月26日のできごと