平成322日目

平成元年11月25日(土)

1989/11/25

【プロ野球MVP】(セ)巨人・クロマティ外野手(パ)近鉄・ブライアント外野手

1989年プロ野球セ、パ両リーグ公式戦の最優秀選手(MVP)最優秀新人(新人王)ベストナインを選ぶ記者投票は25日開票され、MVPはセが巨人のウォーレン・クロマティ外野手、パは近鉄のラルフ・ブライアント外野手にそれぞれ決まり、都内のホテルで発表された。両選手ともに初受賞で、両リーグそろって外人選手がMVPを手にするのは史上初。

新人王はセがヤクルトの笘篠賢治内野手、パはオリックスの酒井勉投手が選ばれた。

セのクロマティは勝負強い打撃で打率3割7分8厘をマーク。初の首位打者に輝くとともに、巨人のリーグ優勝に大きく貢献した。パのブライアントは驚異的な破壊力で本塁打を量産。1試合3本塁打を4度記録するなど、球団最多となる49本塁打で近鉄優勝の原動力となった。《共同通信》




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【韓国・金浦空港】大韓航空機が離陸に失敗

25日午前7時50分ごろ、ソウル・金浦空港で国内線の大韓航空(KAL)175便フォッカー28(乗客46人、乗員5人)が離陸に失敗、火災が発生し機体が二つに割れた。死者はなかったが47人が打撲、やけどなどの重軽傷を負い、市内5カ所の病院で分散治療を受けている。乗客には外国人数人が含まれていたが、日本人はいなかった。

事故の詳しい状況は分かっておらず、KAL側は事故機が離陸直前に滑走路から離脱、火災が発生したとしているが、聯合通信などによると、離陸直後、約10メートルの高さで約1500メートル飛行後に滑走路わきの芝生に墜落した。韓国マスコミによると、空港消防車、救急車の出動が遅れ、負傷者を含め乗員乗客は全員助け合いながら自力で脱出した。

乗客の話によると、離陸中に突然機体ががたがたと激しく揺れ、ジグザグに走ったと思うと機体前部から火の手が上がり、客席の天井がぼっかりあいた。この事故で機体は真っ二つに割れ大破、ほぼ全焼し一部の座席が機外に飛び出した。《共同通信》

【自民党・金丸信元副総理】「解散は通常国会再開後」

自民党竹下派会長の金丸元副総理は25日、鳥取市内で開かれた同派衆院議員の国会報告会であいさつし「これは私の勘だが、衆院の解散は(来年)1月(通常国会再開)冒頭か、海部首相の施政方針演説の後に解散の詔書が読まれるのではないか」と述べた。《共同通信》

【自民党・渡辺美智雄氏】補正後解散示す

自民党中曽根派の渡辺美智雄会長代理は25日夕、鳥取県・船岡町で開かれた同派衆院議員の国会報告会で講演し、衆院の解散・総選挙について「話し合いで補正予算だけ通過させ、2月1日前後に解散して総選挙でいいのではないか」との見方を示した。

海部首相と小沢幹事長の間で今後の政治日程について合意ができたのに加え、安倍元幹事長、金丸元副総理(竹下派会長)に続いて渡辺氏が通常国会再開後の解散の見通しを表明したことで、海部政権を支える竹下、安倍、旧中曽根の主流三派が足並みをそろえた形になり、「1月下旬の解散、2月総選挙」は動かし難い大勢となった。

渡辺氏は平成元年度の補正予革について、平成2年度予算とともに海部政権の基本方針を国民に示すため必要だと強調。年金の給付改善や人事院勧告による公務員給与のベースアップ、災害対策などを予算に盛り込み、通常国会再開後の首相の施政方針演説でこれに対する各党代表質問の直後に衆、参両院でそれぞれ3日程度審議し、野党の合意を得て成立させるべきだとの考えを示した。

渡辺氏は「党内には衆院解散を早くやれ、というのと任期いっぱいだ、との両論があるが、来年2月1日前後の解散になるというのは党内の大勢になりつつある」と述べた。消費税見直しについては「うまい見直し案はなかなかないが、言った以上思い切ってきめ細かい見直し案をつくらなければならない」と述べた。《共同通信》




11月25日のできごと