平成316日目

平成元年11月19日(日)

1989/11/19

【チェコスロバキア】大規模デモ続く

政治改革を求めるうねりが高まっているチェコスロバキアの首都プラハで19日午後、当局側による17日のデモ弾圧に抗議する市民や学生ら3万人がヤケシュ共産党書記長の退陣などを求めて大規模デモを展開した。プラハでは約5万人が参加した2日前の反政府デモに次ぐ規模で、3日連続の抗議行動となった。

警官隊は一部で警棒を使用するなど厳しくデモを規制し、かなりの逮捕者が出たもようだ。デモ隊は街頭演説で、27日に2時間のゼネストと大学での1週間の授業ボイコットに突入するよう呼び掛けており、情勢はさらに緊迫しそうだ。《共同通信》




【東京国際女子マラソン】リュボフ・クロチコ選手(ソ連)が初優勝

本格的なマラソン・シーズンの幕開けとなる89東京国際女子マラソンは19日、東京・国立競技場を発着点とし、平和島口を折り返す42.195キロのコースに、8カ国12人の外国招待選手を含む125選手が参加して行われ、リュボフ・クロチコ(ソ連)が2時間31分33秒で初優勝した。ソ連選手の優勝は1982年のゾーヤ・イワノワ以来7年ぶり2度目。

2連覇を目指したアウロラ・クーニャ(ポルトガル)が2時間32分37秒で2位、マリア・フェレイラ(ポルトガル)が2時間34分9秒で3位だった。《共同通信》

【川崎市選挙管理委員会】「当選確実早すぎる」とNHKに抗議

19日投票、即日開票の川崎市長選挙で、NHKが開票率1%に満たない段階の午後8時35分ごろ、高橋清候補当選確実との速報を報道したことに対し、同市選挙管理委員会は午後10時すぎ「当確を報道するには根拠が不明確である」とし、NHK横浜放送局の山田茂放送部長に電話で異例の抗議をした。《共同通信》

【海部俊樹首相】消費税「弱者対策を」

海部首相は19日昼、対話集会のため訪れた札幌市内のホテルで記者会見し、消費税の見直し作業に関連し「消費税の持つ逆進性から言って弱い立場の方々にしわ寄せが行く、という議論は承知している」とした上で「今後の税制改革の中だけで弱者対策ができない時は、国の財政政策の中でこれを点検していく。来年度予算措置の時に、一般歳出の中でどういうきめの細かい配慮をしていくか考えていきたい」と述べ、来年度予算編成の際弱者対策を盛り込む考えを明らかにした。

また参院税制特別委員会の中で野党側が消費税見直し案を早く出すように求めていることについて「野党の消費税廃止論に対しては自民党は必要論、存続論を主張している。国民に消費税の必要性を理解してもらうため消費税の見直し作業を進めているさ中だ。作業は大詰めに来ているのでまとまったら発表する」と述べ、具体的な見直し案の内容や、これまで11月中としてきた発表時期については明言を避けた。《共同通信》




11月19日のできごと