平成304日目

平成元年11月7日(火)

1989/11/07

【プロ野球・大洋】新監督に須藤豊氏

大洋は7日、東京・大手町の大洋漁業本社で須藤豊氏(52)=前巨人二軍監督=の監督就任を正式に発表した。契約期間は3年で、背番号は「78」。

巨人を退団し、4日に監督就任要請を受諾した須藤氏は中部オーナー、久野球団社長とともに記者会見し「責任の度合い、立場を痛感している。チャレンジャーのつもりで、存在感があり、インパクトの強い野球を目指す」と抱負を語った。

コーチ、二軍監督を長年にわたって経験し、若手育成には定評のある新監督。「積極性」「基本の大切さ」「技術の向上」の3つのモットーを掲げ「まず全力プレーを心掛けてほしい」と厳しい姿勢を示した。《共同通信》

須藤新監督は就任発表後、横須賀に向かい秋季練習中のナインと初めて対面。1980、81年と大洋で二軍監督を務めたことがあるだけに、斎藤、高木らに気軽に声を掛け、「何でも話し合っていいチームをつくろう」とあいさつした。

また、新監督はコーチ陣の編成について「今週中には決めたい。何人かからはいい返事をもらっている」と話し、具体的な名前を挙げなかったものの、近日中にコーチ陣の編成が終了することを示唆した。《共同通信》




【米・ニューヨーク市】初の黒人市長が誕生

米国各地で7日、自治体首長らの選挙が実施され、即日開票の結果、ニューヨーク市長に民主党公認のデービッド・ディンキンズ氏(62)が当選した。ニューヨークに黒人市長が誕生するのは史上初めてである。来年1月1日就任する。《共同通信》

【渡部恒三自治相】ふるさと創生「1億円事業」を継続

渡部自治相は7日、自治省などが主催する「近畿ブロックふるさと創生シンポジウム」出席のため訪れた和歌山市で記者会見し、竹下元首相の提唱で実現したふるさと創生1億円事業を継続し、1990年度(平成2年度)から3年間にわたり毎年総額3000億円の地方交付税を全国の市町村に上乗せ配分する新たなふるさと創生事業を明らかにした。

1億円事業は、竹下内閣が内政の目玉として打ち出し、本年度限りとされていたが、自治相の構想はこうした声にこたえるとともに、既存のふるさと創生関連施策を大幅に拡充する内容。消費税大幅見直しと同時に解散・総選挙をにらんだ海部内閣の主要な施策としたい狙いが込められている。《共同通信》

【政界メモ】「泣きの一手」の逆陳情

◯…7日、自民党本部で海部首相(党総裁)ら党幹部と建設業界代表との懇談会が開かれた。あいさつに立った首相は「来年7月には衆院議員が任期満了になる。それまでに選挙という厳しい試練を受けなければならない。皆さまに理解と協力の輪を広げて頂きたい」と、専ら総選挙の支援要請。

続いて小沢幹事長も「遠からず総選挙という審判を受ける日が来る。自民党の政治的危機を理解、ご指導を承りたい」と懇願した。三塚政調会長、唐沢総務会長のイチ用に「温かいご支援を」などと“泣きの一手”。懇談会は平成2年度予算編成に向けて業界からの陳情を受けるために開いたものだが、どうやら“逆陳情”の様相を濃くしていた。《共同通信》




11月7日のできごと