平成303日目

平成元年11月6日(月)

1989/11/06

【松田優作さん】死去

テレビ、映画の特異な個性で注目を集め、公開中のヒット映画「ブラック・レイン」に出演した俳優の松田優作さんが6日午後6時45分、ぼうこうがんのため東京都武蔵野市の西窪病院で死去した。39歳だった。山口県出身。

昭和43年、県立下関第一高校を中退。48年、文学座に入り「狼の紋章」の不良番長役でデビューした。同年、テレビの「太陽にほえろ!」でぶっきらぼうでエネルギッシュなジーパン刑事を演じ、茶の間の人気を博した。185センチの長身、褐色の肌をした新しいタイプの野性的なヒーローだった。《共同通信》




【東ドイツ】全土で民主化デモ

大衆的な民主化要求が盛り上がっている東ドイツでは6日夜もライプチヒ、ドレスデンでこれまでで最大の数十万規模の集会とデモが行われたほか、全国各地で100万人近い市民が社会主義統一党の支配に反対し、自由な選挙や国外旅行を求めてデモをした。

発足してから3週間目に入ったクレンツ体制は、8日から党中央委員会総会を開いて社会主義の枠内での改革のための行動計画を討論するが、市民の要求は社会主義の根底をも覆す方向にエスカレートしてきており、クレンツ書記長の足元は大きく揺らいでいる。《共同通信》

【撚糸工連汚職事件】横手、稲村前代議士に有罪判決

昭和61年、東京地検特捜部が摘発した撚糸工連汚職事件で収賄罪に問われた前自民党衆院議員稲村左近四郎被告(72)、受託収賄罪に問われた前民社党衆院議員横手文雄被告(54)に対する判決公判が6日午前、東京地裁で開かれた。

松本昭徳裁判長は「国政調査権を金銭的利益を得る手段にしたという非難を免れず、国民の国政に対する信頼を著しく損なった」として、稲村被告に懲役2年6月、執行猶予3年、追徴金500万円(求刑懲役2年6月、追徴金500万円)、横手被告に懲役2年、執行猶予3年、追徴金200万円(求刑懲役2年、追徴金200万円)を言い渡した。

政治家被告が収賄罪で有罪判決を受けたのはロッキード事件以来。稲村被告は控訴する方針。横手被告は未定。《共同通信》




11月6日のできごと