平成294日目

平成元年10月28日(土)

1989/10/28

【プロ野球日本シリーズ第6戦】巨人、奇跡へ王手

優勝の行方は第7戦に–。近鉄の3勝2敗で迎えた1989年プロ野球日本シリーズ、近鉄ー巨人第6戦は28日、藤井寺球場に約2万3000人の観衆を集めて行われ、巨人が3−1で勝ち、3連敗の後の3連勝で対戦成績を五分に押し戻した。

第2戦と同じ巨人桑田、近鉄山崎の投げ合いとなった試合は、四回に近鉄がリベラのソロ本塁打で先制した。しかし、巨人は五回二死二、三塁で篠塚が右前に2点適時打して逆転し、八回には岡崎の右中間アーチで加点。終盤の近鉄の反撃を宮本、水野の継投で逃げ切った。《共同通信》




【中山太郎外相】「偽装難民は強制送還」

中山外相は28日午後の長崎県大村市での記者会見でベトナム難民を装った中国人の偽装難民について「これらの人々は日本での居住、労働が認められない以上、一刻も早く本国に帰りたがっている。これがポイントだ」と述べ、今後中国政府に対し日本への偽装難民は国際ルールに従って強制送還される点を国内に徹底するよう要請する考えを明らかにした。

中国人の偽装難民は28日現在で1652人に上り、当面中国側が自国民として認定した190人の身柄引き渡しが焦点となっている。会見に同席した外務省の遠藤国連局長は「11月初旬に中国側と引き取り期日を決めたい。日本側は年内の引き取りを希望している」と述べた。《共同通信》

【海部俊樹首相】シラク・パリ市長と会談

海部首相は28日午前、シラク・パリ市長と首相官邸で約45分間会談した。シラク市長は東欧情勢について「東西関係は変動の時代を迎えている。東欧諸国の動きを的確にとらえ、日本がポーランド、ハンガリーなどを支援する姿勢を打ち出すことはヨーロッパにとっても歓迎すべきことだ」と述べた。

これに対し海部首相は「東欧支援の重要性についての認識は同じだ」とシラク氏の考えに同調した。

また、ソ連のゴルバチョフ共産党書記長の改革路線が世界情勢にとって重要であるという点で、2人の意見が一致した。シラク市長が「政府開発援助(ODA)面での日本への期待は大きい」と述べたのに対し、首相は「ODAの一層の拡充、質の改善に努力したい」と述べた。《共同通信》




10月28日のできごと