平成379日目

平成2年1月21日(日)

1990/01/21

【アゼルバイジャン・バグー】銃撃戦続く

非常事態宣言下のソ連アゼルバイジャン共和国の首都バクーは21日も朝から銃声が響き、空から軍のヘリコプターが夜間外出禁止令を通告する市軍司令官ドゥビニャク中将のアピールのビラをまくなど緊張が続いている。

共和国外務省のアガエフ情報部長が同日午後語ったところによると、この日市内の交通機関は全面ストップ、企業も日曜日のせいもあるが、全く動いておらず、ゼネスト状態にある。

市内では約500メートルおきに軍の装甲車2台が配備され、30―40人の部隊が警備している。このため20日夜の12万人集会のような大集会はないが、グループの集まりが各所で開かれている。

モスクワ放送が午前11時(日本時間同午後5時)、バクーから直接伝えたところによると、市内に銃声が聞こえ、バクー港に集結した船は、弔意を表す汽笛を鳴らし続けている。

共和国内務省は同日、バクーでの死者は62人、負島者は300人以上と発表した。しかしモスクワで記者会見した人民戦線代表は、同戦線の集計では、死者は577人に達した、と述べた。《共同通信》




【大相撲初場所千秋楽】千代の富士関が30回目の優勝に華

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大相撲初場所千秋楽(21日・両国国技館)横綱千代の富士が大乃国を寄り切って、30回目の優勝に花を添えた。十三日目に優勝を決めている千代の富士は前日、小鼻に初黒星を喫したが、千秋楽結びの一番は気合を入れ直して大乃国を一方的に攻めまくった。

全休明けで進退をかけた大乃国は、8勝3敗から4連敗して8敗に終わった。横線北勝海は大関小錦に押し出されて11勝4敗。小錦は3横綱を倒して勝ち星を10勝の2けたに乗せた。かど番大関だった北天佑は10勝、旭富士は9勝にとどまった。

ともに勝ち越しをかけた関脇同士の一戦は、琴ケ梅が水戸泉を寄り切り、水戸泉は転落が決定。三賞は殊勲賞霧島、敢闘賞柄乃和歌で、技能賞は該当者なし。十両は元関脇の益荒雄が12勝3敗で最多タイの4回目の優勝を果たした。話題の貴花田は9勝6敗。春場所は3月11日から大阪府立体育会館で行われる。《共同通信》

【テニス・伊達公子選手】全豪ベスト8入りならず

テニスのグランドスラムの第一戦、全豪オープン第7日は21日、メルボルンのナショナル・テニスセンターで行われ、女子シングルス4回戦で日本勢としてただ1人残っていた伊達公子(ヨネックス)は第4シードで昨年優勝のヘレナ・スコバ(チェコスロバキア)に4−6、3−6で敗れ、ベスト8入りはならなかった。《共同通信》

【自民党・金丸信元副総理】対外経済担当大臣を

自民党竹下派会長の金丸元副総理は21日午後、岐阜市内で開かれた同派の次期衆院選立候補予定者の後援会総会であいさつし、選挙後の自民党政権継続を前提として第二次海部内閣が発足した場合、対外経済問題担当の無任所相を置くべきだとの考えを表明した。

昭和52年11月の福田内閣当時、対外経済相のボストが新設され牛場元駐米大使が民間から起用された例がある。金丸氏は個人名には言及しなかったものの、日米構造協議をはじめとする対外経済摩擦が選挙後直ちに強まる見通しが強まっていることから、安倍元幹事長ら実力者クラスの起用を念頭に置いたのではないかとみられる。

講演で金丸氏は、米ソ両大国の緊張緩和が日本の頭越しに行われていることに懸念を表明。日米関係が経済摩擦を要因として悪化する可能性を念頭に置いて「今度の選挙で自民党が勝っても世界情勢は複雑多岐だ。外交にも対外経済の問題が付きまとっているので、外相とともに経済担当の無任所大臣ぐらいあってもいい」と述べた。《共同通信》




1月21日のできごと