平成382日目

平成2年1月24日(水)

1990/01/24

【衆議院】解散

衆院は24日午後1時すぎ解散された。政府は同日午前11時から開いた臨時閣議で解散を決め、解散後の臨時閣議で2月3日公示ー18日投票の選挙日程を決定。

衆院解散は、昭和61年の衆参同日選挙(中曽根内閣)以来3年7カ月ぶりで、海部内閣では初めて。現行憲法施行後15回目。開会式を開いただけで首相の施政方針演説、代表質問のない解散は憲政史上例がない。

今回の解敗ー総選挙は、自民党が東欧情勢などを背景に「体制の選択」を前面に立て単独政権維持を訴えるのに対し、野党各党は「消費税廃止」などを掲げ与野党逆転を狙い激突する。選挙結果では政界再編成にも拍車を掛けることが予想され、1990年代の政治の行方を占う政治決戦となろう。

衆院本会議は午後1時開会し、(1)礼宮さまと川嶋紀子さんのご婚約に関する「納采の儀」の国会報告(2)中央社会保険医療協議会委員などの国会同意人事(3)水田農業補助金に対する免税措置を定めた臨時特例法案(参院先議案件)―の三案件を処理。午後1時10分すぎ、田村衆院議長が解散詔書を読み上げ解散された。

解散により各党は示を待たずに、選挙戦本番へ突入。首相は24日午前の臨時閣議の冒頭あいさつし(1)国際社会における日本に期待される役割の大きさ(2)政治信頼の回復(3)税制改革の定着―などを指摘した上で「国民の審判を仰ぐ時が来た」と述べ衆院解散・総選挙への強い決意を示した。《共同通信》




【競泳・入江陵介さん】誕生日


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【BUCK-TICK】シングル「悪の華」発売


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【大相撲】外国人関取、兄弟関取が誕生―。

外国人関取、兄弟関取が誕生―。日本相撲協会審判部は24日、東京・両国国技館で春場所(3月11日初日・大阪府立体育会館)の番付編成会議を開き、貴ノ花ジュニアの兄、若花田とハワイ出身力士の曙ら新十両3人と再十両1人を発表した。

若花田(藤島部屋、東京都出身)は、藤島親方(元大関貴ノ花)の長男で、史上七組目の「親子関取」。また一昨年春場所、同時に初土俵を踏んで2場所早く十両入りしている弟、貴花田との「兄弟関取」は史上十組目、同時兄弟関取は五組目となる。藤島部屋の関取は安芸ノ島、貴ノ浜、貴闘力を加えて計5人となり、井筒部屋の6人に次ぐ勢力。

現役最長身202センチの曙(東関部屋、米国出身)は、序ノ口から11場所連続勝ち越しての昇進。同じハワイ出身の東関親方(元関脇高見山)が昭和61年の2月に部屋を興してから初の関取誕生。戦後の外国生まれ、外国籍関取としては高見山、小錦(米国)栃ノ華(台湾=廃業)南海竜(西サモア=廃業)に次いで史上五人目となる。

このほかの新十両は熊翁(高砂部屋、埼玉県出身)で、再十両は剛堅(高砂部屋、兵庫県出身)。また「井筒三兄弟」の長兄で元十両鶴ノ富士ら20人の廃業と元関脇闘竜の引退、年寄「二十山」襲名も承認された。《共同通信》

【野球殿堂入り】真田重蔵氏、張本勲氏

野球体育博物館の第30回競技者表彰委員会は24日、東京都文京区の同博物館で開かれ、表彰委員(プロ野球担当15年以上の記者)220人による記名投票(10人以内の連記)を開票した結果、プロ野球と高校野球の発展に寄与した真田重蔵氏(66)と、プロ野球の通算最多安打記録を持つ張本勲氏(49)の二人が当選必要数である有効投票数220の75%(165票)以上を獲得して野球殿堂入りを果たした。

野球殿堂入りは競技者表彰が計35人となり、各分野での功労者を幅広く選ぶ特別表彰者を含めて99人となった。表彰式は7月24日のオールスター第1戦(横浜)の試合前に行われ、両氏には功労表彰金100万円とレリーフが贈られる。特別表彰委員会は31日に開かれる。

真田氏は戦前、中心選手として活躍した和歌山・海草中(現向陽高)で二度の全国制覇を果たした後、プロ入り後も二度のノーヒットノーラン試合を達成。引退後は明星高野球部監督として全国優勝したほか、プロ野球阪急、近鉄などのコーチも務めた。

張本氏は東映(現日本ハム)巨人などで23年間プレー。歴代最多になる七度の首位打者を獲得したのをはじめ歴代1位の通算3085安打を記録した。現在野球解説者。《共同通信》

【ひてん】日本初の月衛星打ち上げ

文部省宇宙科学研究所は24日午後8時46分、わが国の人工衛星で初めて月に接近する工学実験衛星「ミューゼス-A」を四段式固体ロケット「M-3SⅡ-5号機」で鹿児島県内之浦町の鹿児島宇宙空間観測所から打ち上げ、予定の軌道投入に成功、「ひてん(飛天)」と命名した。《読売新聞》

【ソ連軍】バグー港の封鎖解除

ソ連軍が軍事制圧しているソ連アゼルバイジャン共和国の首都バグー港で24日、ソ連軍が撤退しなければ船もろとも爆破すると宣言を出し、同港を封鎖していたタンカー船など人民戦線派の民間船団とソ連軍との間で交戦が初めて発生、ソ連軍は軍事力を行使して港湾封鎖を解除した。

ソ連国営テレビによると、この交戦で兵士2人が負傷した。現地からの報道ではソ連軍は堤防の戦車などから砲撃や機銃掃射をしたほか、海上の軍艦から砲撃を加えた。数隻の民間船が沈没したとの情報もある。今回の交戦について、タス通信はバグー港の封鎖が解除されたとだけ報じ、詳細は伝えていない。

人民戦線派の根強い抵抗が続く中、軍側が新たな強硬策に出たことで、双方の対決姿勢が一層エスカレートすることは避けられない見通しとなった。《共同通信》




1月24日のできごと