平成240日目
1989/09/04
この日のできごと(何の日)
【東ドイツ】「旅行の自由を!」数百人がデモ
東ドイツのライプチヒで4日、より一層の民主化と旅行の自由を要求する数百人のデモが行われた。目撃者によると、一部のデモ参加者は警察との乱闘中に逮捕された。
デモは、西ドイツ政府がハンガリーで出国を待つ東ドイツ市民数千人の受け入れ準備を進めていることに関連して行われたが、参加者は「旅行の自由を」とか「開かれた国、自由な人民」などと叫んで行進。乱闘中に私服警官がデモ隊の旗を破るという一幕もあった。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【海部俊樹首相】メキシコ入り
米国など3カ国訪問中の海部首相は、4日昼過ぎ、日航特別機で訪問国メキシコのメキシコ市に到着。メキシコ国際空港でステートメントを発表した。この中で首相は9年ぶりの首相公式訪問を「日本とメキシコを含む中南米が連携して、世界の平和と安定と繁栄に貢献する機会」と位置づけ、サリナス大統領との会談で世界に貢献し合うことを約束したいと強調した。
首相は日墨修好通商条約の締結から101年目に当たる今年は、「両国の緊密な関係の第二世紀の始まりの年」であると指摘、教育・文化交流や科学技術交流など二国間関係を発展させる考えを表明した。特にサリナス大統領との会談で主要議題となる累積債務問題について「債権国と債務国が一致協力しなければ解決できない」と述べたほか、メキシコ市の大気汚染など環境問題についても「人類の生存をあけ全世界が一体となって取り組むべき課題だ」として強い協力姿勢で臨む考えを表明した。《共同通信》
【ダイエー】ドーム建設に向け福岡市と仮契約
ダイエー(中内功社長)が福岡市西部の埋め立て地「シーサイドももち」に計画中の日本初の開閉式ドーム球場を含む「福岡ツインドームシティ」建設で、福岡市は4日、施工主のダイエー系の開発会社ダイエー・リアル・エステート(本社福岡市)と土地売買契約と協定から成る仮契約を結んだ。《共同通信》
【福岡入国管理局】長崎上陸の「偽装難民」31人を拘束
長崎市の小江港に3日上陸した中国人31人について福岡入国管理局は4日、出稼ぎ目的の密入国者と断定、出入国管理及び難民認定法違反の疑いで同日夜、31人全員の身柄を拘束した。4日午前、長崎市内で保護され、グループの1人とみられる中国人についても、同法違反で取り調べ、中国人と断定されれば拘束する。《共同通信》