平成235日目

平成元年8月30日(水)

1989/08/30

【森山真弓官房長官】不法入国なら身柄引き渡し

守山官房長官は30日午前の記者会見で、これまで日本に漂着したベトナム難民の中に交じっていた中国人の数が計85人であることを初めて公式に発表した。この数字は難民の供述に基づくもので、法務省で引き続き調査を進める。

こうした中国人の取り扱いについて森山長官は「不法入国ということであれば、中国政府との間で身柄引き渡しについて交渉しなければいけないと思う」と述べ、この問題で中国側と交渉を行う基本方針を明らかにした。ただ、交渉開始の時期については、調査完了を待って行うため未定としている。《共同通信》




【堀江謙一さん】ヨットでの太平洋単独復路横断に成功

世界初の太平洋単独横断成功から27年ぶりに今度は超ミニヨットで復路の太平洋単独横断に挑戦していた冒険ヨットマン堀江謙一さん(50)が30日午後、豪雨と雷鳴の中、兵庫県・西宮港に無事到着、ヨット仲間の祝福を受けながらしっかりとした足取りで上陸した。《共同通信》

【天皇皇后両陛下】礼宮さまの愛車でドライブ

栃木県の那須御用邸に滞在中の天皇、皇后両陛下と礼宮さまは30日正午前、御用邸から北東に約3キロ離れた見晴らし台の「澄空亭」まで天皇陛下が運転する愛車フォルクスワーゲンで出掛けられた。両陛下と礼宮さまは青空の下で約50分間、付近の散策を楽しみ、昼のお弁当をとられた。

礼宮さまのご婚約内定について記者が「おめでとうございます」と声を掛けると、陛下は「どうも」と答え、3人ともにっこりと笑われた。

帰りは両陛下が後部座席に並んで座り、礼宮さまの運転で同じコースを戻られた。《共同通信》

【海部俊樹首相】米国へ出発

海部首相は30日夕、羽田発の日航特別機で米国、メキシコ、カナダ3カ国歴訪に出発した。首相はサンフランシスコで一泊した後ワシントン入りし、9月1日昼、ブッシュが大統領との初の日米首脳会談に臨むほか、米議会を訪問し乗員のミッチェル(民主党)、ドール(共和党)両院内総務、フォーリー下院議長の議会トップと懇談する。《共同通信》

【海部俊樹首相】米国入り

海部首相は30日午前(日本時間31日未明)サンフランシスコに到着、米国訪問の第一歩をしるした。

首相は同日夜、同市内のホテルで開かれた北カリフォルニア日本協会の主催の夕食会に出席し、日米関係の今後の在り方を中心に演説した。

首相はこの中で両国間の経済摩擦問題などに関連して「それが日米関係の根幹を揺るがすようになることは何としても避けなければならない」と指摘、双方の努力によってこれらの問題を解決していく必要性を指摘しながら、米国の一部で台頭しつつある「管理貿易」論に強く反対する考えを表明した。《共同通信》

8月30日のできごと