平成234日目

平成元年8月29日(火)

1989/08/29

【三井銀行・太陽神戸銀行】合併へ

都市銀行中位の三井銀行と太陽神戸銀行は29日、来年4月1日に合併すると発表した。合併比率は両行の資産内容などを考慮して太陽神戸銀株1株に対し三井株0.8株を割り当てる。新行名は「太陽神戸三井銀行」とし、合併後3年以内に新しい行名に替える。会長には松下康雄太陽神戸銀頭取、頭取には末松謙一・三井銀社長が就任する。

金融の本格的な自由化、国際化時代に対応、規模拡大による経営基盤の強化が狙いで、都銀の合併は1973年10月の神戸銀行と太陽銀行の以来、16年半ぶり。合併の結果、資金量では第一勧業銀行に次ぎ、世界第2位のマンモス銀行が誕生、上位行を含めた都銀各行の共同が一段と激化、金融再編への動きも加速することになろう。《共同通信》




【礼宮さま】那須御用邸入り

学習院大学院生川嶋紀子さんとの婚約が内定した礼宮さまは29日午前、JR上野駅発の東北新幹線で栃木県の那須御用邸に向かわれた。同御用邸には天皇、皇后両陛下、皇太后さまがご滞在中。9月12日に皇室会議が開かれることが決まり、礼宮さまは婚約内定後、両陛下と皇太后さまに初めてお会いになった。

御用邸には3泊の予定。9月3日帰京予定の両陛下よりひと足先の9月1日に帰京される。《共同通信》

【自民党・小沢一郎幹事長】早期解散へ備え強調

自民党の小沢幹事長は29日午前の党役員会で、衆院解散、総選挙への対応について「これからは日々戦場という決意で臨むべきだ。それを共通の認識にしていこう」と述べ、早期解散を念頭に置いて準備を進めるよう指示した。28日には自民党竹下派会長の金丸元副総理が臨時国会での解散の可能性を示唆しており、この日の幹事長の発言で早期解散に向けてさらに拍車がかかりそうだ。

これは浜田幸一広報委員長が「次の総選挙で自民党が負けたら大変なことになる。党として不退転の決意で臨まなければならない」という意見を述べたのに対し答えた。

また役員会ではこれに関連し、政府が前面に出て総選挙までの間各地で「一日内閣」を開催して国民の意見を聞くよう求める意見が出たほか、三塚政調会長も消費税見直しを行うため9月13日の山形を皮切りにブロック単位で「一日政調」を開催することを強調した。《共同通信》

8月29日のできごと