平成194日目

平成元年7月20日(木)

1989/07/20

【宇野宗佑首相】お国入り

宇野宗佑
https://www.kantei.go.jp/

参院選終盤の20日、宇野首相は就任後初めて地元滋賀県にお国入りした。地元は歓迎ムード盛り上げに躍起で、宇野首相の演説にも力が込もった。

女性スキャンダルに反発する婦人グループが「故郷の恥」と反宇野の替え歌を合唱、抗議する場面もあったが、身内の“熱烈歓迎”に首相はほっとした様子だった。《共同通信》




【宇野宗佑首相】「消費税率変えぬ」

宇野首相は20日、滋賀県内3ヶ所で政談演説などを行った。この中で消費税について「3%の税率は永久に変えない。こういう姿勢で高齢化社会に臨みたい」と述べたほか、消費税収入の使徒について「(国の収入は)すべて福祉に充てるべきだと考える」と強調した。

消費税率については、その後、別の演説会場では「(私の内閣で)3%は動かさない」と表現を弱めた。

もともと首相は「私の首相在任中は引き上げない」と就任直後の所信表明演説で明確にしているが、「永久」という表現は初めて。《共同通信》

【自民党・松田九郎衆院議員】「農民は筋肉労働者」

参院選投票を目前に控えた20日朝、テレビ朝日(東京都港区)系列で放送された「内田モーニングショー」に出演した松田九郎衆院議員(長崎二区)が農産物自由化に伴い、農民が自民党離れを見せていることに触れ「(農民は)筋肉労働者だから働くしか能がない。失業すれば転職もできない」などと発言した。

放送途中から松田氏の地元の自民党長崎県連やテレビ朝日、系列局などに「農民を侮辱している」などの抗議電話が殺到、農政批判が今参院選の動向を左右する情勢になっている中だけに、逆風の自民党は悩みのタネをまた一つ抱え込んだといえそうだ。《共同通信》

7月20日のできごと