平成193日目

1989/07/19

【ユナイテッド航空機不時着事故】

米ユナイテッド航空の国内便旅客機DC10が19日午後4時すぎ、アイオワ州スーシティの空港で緊急着陸に失敗して大破、炎上した。

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スーシティの警察当局は同夜現在、乗客279人、上院11人の計290人のうちこれまでに125人の生存と、少なくとも130人の死亡を確認したとしているが、最終的に死者は約170人に達するとみられる。日本人乗客の有無については、カンザスシティーの日本総領事館が調査している。

この旅客機はデンバー発シカゴ行きの232便。連邦航空局(FAA)の発表などによると、飛行中に3基のエンジンのうち尾翼部分のエンジンが故障、さらに翼や車輪を制御する油圧系統も故障して機能しなかったのが原因とみられる。《共同通信》



【爆風スランプ】シングル「リゾ・ラバ -Resort Lovers-」発売

【建設省】福井・越前町の岩盤崩落事故は「不可抗力」

越前町の国道305号で、通行中のマイクロバスなどが崩れてきた岩石の直撃を受け15人が死亡した事故について、建設省は19日、現地調査の結果を公表。

「崩れ落ちた岩石はロックシェッド(落石防護壁)の設計荷重のほぼ100倍の大規模なもので、岩質などから事前の崩落予想は困難だった」との見解を示し、事故は不可抗力との考え方を示唆した。《共同通信》

【社会党・土井たか子委員長】政権獲得後も安保は当面継続

社会党の土井委員長は19日夜、福島県郡山市のホテルで外国人記者団と約30分間会談し、安保・防衛や農産物自由化問題などについて見解を示した。

この中で土井氏は、日米安保条約に触れ「政権は継続性がなくてはならないから(社会党が政権を取ったとしても)即刻代わると思ったら間違いだ」と述べ、政権獲得後も当面は安保条約を継続していく意向を表明した。

社会党では山口書記長も17日の記者会見で、野党の連合政権が成立した場合、安保条約を引き継いでいく中で「危険な側面」をなくしていく考えを明らかにしていく。《共同通信》

【宇野宗佑首相】「消費税」内税方式一本化の意向

宇野首相は19日午前、参院選遊説のため訪れた大阪市内のホテルで記者会見し、選挙での最大の争点となっている消費税の見直し問題について「消費税はなじみが薄く戸惑いもあり、疑問も残っている。主婦の方々には内税だったらと考えている人がたくさんいる」と指摘、批判の強い外税方式をやめ内税方式に一本化の方向で検討する意向を表明した。

一方、自民党内で要求が出ている生鮮食料品の非課税については、政府税調での将来の検討課題とする考えを示すにとどまった。自民党の苦戦が必至と伝えられる参院選情勢に関しては「大敗するとは考えていない」と強気の見通しを示しながらも、具体的な勝敗ラインについては「(候補者)全員の当選を祈る」と言及を避け、大敗した場合の首相の責任についてもコメントを避けた。《共同通信》



7月19日のできごと