平成3346日目

1998/03/07

この日のできごと(何の日)

【サッカー・ダイナスティ杯】日本0−2中国

サッカーのダイナスティカップは日本が3年連続3度目の優勝を果たした。しかし、7日の最終戦で日本は中国に0−2と完敗。6月に開幕するワールドカップ、フランス大会に多くの課題を残した。

日本、中国、韓国はいずれも2勝1敗。得失点差で中国が2位、最終戦で香港に1−0で辛勝した韓国が3位だった。香港は3戦全敗。大会の最優秀選手には中田が選ばれた。

日本は前半9分、相手のCKからゴール前の競り合いとなったが、黎兵にゴールを許し、先制された。さらに後半5分にはGKがはじいたボールを再び、黎兵に決められた。2点リードされた後は城、岡野を投入したが、ペースはつかめなかった。

昨年10月に岡田武史監督が就任して以来、日本代表は初の黒星。《共同通信》

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【村岡兼造官房長官(橋本内閣)】「1.9%成長へ全力」

村岡兼造官房長官は7日午後、秋田県湯沢、横手両市で講演し、今後の経済運営について「1998年度の経済成長率1.9%を達成できるよう渾身の努力を込めて研究している」と述べ、景気回復に積極的に取り組む政府の姿勢を示した。

民間では97年度がマイナス成長、98年度もゼロ成長にとどまるとの悲観論が強まっていることから、政府経済見通しの1.9%成長の達成を掲げることで、政府首脳として初めて98年度予算成立後に財政出動を伴う大型補正予算を編成する考えを示したものだ。《共同通信》

【民主党】解党に抵抗感

民友連をつくる民主党、民政党、新党友愛、民主改革連合の4党は9日から、議員総会などを開き、政権戦略会議議長の細川護熙元首相が提案した新党構想について党内調整する。民主党の菅直人代表は7日の名古屋市内での記者会見で「解党して新しい勢力をつくることに党内で納得を得るのは難しい」と述べ、細川構想で民主党内をまとめるのは困難との認識を表明した。

これに対し、民政党など3党は細川構想に理解を示している。戦略会議は10日をめどに結論を出す方針だが、最大勢力の民主党のこうした姿勢から、細川氏の提案通りに決着させるのは困難な情勢だ。民主党内では、各党の解一党が前提の新党に強い抵抗感がある。

このため、「民主党」に3党が合流する案などを非公式に打診。だが、民政、友愛両党からは「吸収合併方式は民主党のわがままだ」と反発も出ている。

菅代表は会見では「(民主党の)方針から外れているとは思わない」と細川構想に一定の理解を示したものの、7日夜の京都市での講演では「新たなものはなかなかできることではないし、すべきではない。だが、(民主党が)自民党に代わるコア(核)になるには不十分だ」と揺れる心境をにじませた。《共同通信》



3月7日 その日のできごと(何の日)