平成110日目

1989/04/27

【松下幸之助さん】死去

経営の神様と言われた松下電器産業の創業者、松下幸之助氏同社相談役が27日午前10時6分、肺炎のため大阪府守口市の松下記念病院で死去した。94歳。和歌山市出身。

大正、昭和を通じて二またソケットから身を起こし、松下を世界最大の家電メーカーに育て上げ、その独特な商法によって近代産業史に大きな足跡を残した。社会事業も積極的に活動、経営者の枠を超えて社会にも多大な影響を与えた。《共同通信》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【中国・北京】学生ら10万人デモ

胡耀邦前総書記の死去を契機に起きた民主化を求める北京の学生運動は、中国共産党中央の弾圧方針にもかかわらず27日、市民を含めた10万人規模のデモを成功させ、党支配体制に大きな打撃を与えた。学生デモ隊は天安門広場での集会は開かず、そのまま長安街を通過、各大学へ戻るコースをとった。

当局側も人民解放軍部隊を待機はさせたものの、警備の警官には”丸腰”で当たらせ、双方とも正面衝突や実力行使による混乱の発生を避けた。

学生側はデモを成功させたことで意気があがっており「非合法組織による違法活動」と断定した党中央の圧力をはねのけ、今後は5月4日の「5.4運動」70周年記念日に向けて運動を強化することが確実となった。《共同通信》

【自民党・渡辺美智雄政調会長】後継政権発足「急がなくていいい」

自民党の渡辺政調会長は27日夕、竹下首相の退陣に伴う後継政権の組閣時期について「あまり急いでやる必要はないんじゃないか。(参院での)予算成立、それくらいのタイミングでいいという感じがしている」と語った。

その理由について渡辺氏は「組閣を急いでやらなければならないか考えさせられる。いいメンバーでも(リクルート関係議員が)入っていたら困る。参院選挙を控え、人気に関係する」と指摘、連休後に予想される検察のリクルート事件捜査終結を十分に見極めて組閣する必要があるとの考えを示した。《共同通信》



4月27日 その日のできごと(何の日)