平成33日目

平成元年2月9日(木)

1989/02/09

【手塚治虫さん】死去

2月9日のできごと(何の日)

「鉄腕アトム」をはじめ数々のヒット作を生み出し、戦後漫画界を代表する漫画家、手塚治虫氏が9日午前10時50分、胃がんのため東京都千代田区の半蔵門病院で死去した。60歳。大阪府出身。

手塚さんは昨年3月、腹部に痛みを訴えて同病院に入院、胃かいようと診断されて、胃の摘出手術を受けた。5月に退院したが、10月に再入院、12月に再手術を受け、療養を続けていた。

大阪大学医学部卒、医学博士という異色の経歴。昭和21年、新聞連載された「マアチャンの日記帳」でデビュー、大学在学中から漫画家として活躍、映画的手法を生かしたストーリー漫画で漫画界に新風を吹き込んだ。

26年から少年雑誌に連載した「鉄腕アトム」が爆発的人気を呼び、第一人者の地位を確立した。その後、動画にも進出。36年に「虫プロ」を設立。「鉄腕アトム」をテレビアニメ化し、米国にも輸出して人気を博したほか、劇場用長編アニメ映画「千夜一夜物語」を製作するなど日本のアニメ映画の先駆けとしての業績も残した。《共同通信》




【竹下登首相】自民党・安倍幹事長と会談

竹下首相は9日午前、首相官邸に自民党の安倍幹事長を招き、約40分間会談、10日から再開される通常国会への対応を中心に協議した。この結果、再開国会はリクルート問題などで厳しい情勢にあるとの見方で一致、今後野党側と話し合いを進めながら平成元年度予算や関連法案の早期成立を図ることを確認した。

首相は政治改革について「強い決意で臨む」との態度を改めて表明、自民党側にも全面的に協力するよう要請した。《共同通信》

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