平成4030日目

2000/01/20

この日のできごと(何の日)

【公安審査委員会】オウム真理教から意見聴取

オウム真理教(アレフに改称)対策の団体規制法に基づく観察処分請求を受け、公安審査委員会(藤田耕三委員長)は20日午前、東京・霞が関の法務省旧本館で教団から意見聴取した。公安調査庁は冒頭、改めて同法が定めた最長期限である3年間の観察処分を求めた。これに対し、「危険な団体」とする公安庁の主張に反論する意見書を提出した教団側は、「危険性」の根拠などで釈明を求めた。

意見聴取は公安庁による処分請求に対する弁明を聴く手続き。教団側は村岡達子代表代行(49)と代理人の3弁護士、福田雅章一橋大教授(刑事法)の計5人が出席。公安庁は総務課長ら5人態勢で臨んだ。

公安庁はまず、官報公示した処分請求の原因を朗読し、「本団体は麻原(松本智津夫被告)が統治する専制国家を樹立する目的で松本、地下鉄両サリン事件を行った。団体は閉鎖的、欺まん的で、活動状況を継続して明らかにする必要がある」と指摘した。

教団が18日に発表した名称変更などの「見解と改革」にも言及、「麻原を教祖とし、その教義を広める目的は変わらず、同一の団体」と主張。観察処分では信者の出家・在家の別やインターネットの教団ホームページの接続業者なども報告させるよう求めた。

続いて、教団側は公安庁が「麻原が代表者」「危険な教義『タントラ・ヴァジラヤーナ』を維持している」とした根拠や、観察処分の詳細な内容説明を求めたが、公安庁は「釈明の必要はない」などと突っぱねた。

教団の意見書は団体規制法を「基本的人権と真っ向からぶつかる」と批判した上、事件の「政治目的」を否定している。《共同通信》

団体規制法に基づく公安審査委員会(藤田耕三委員長)のオウム真理教(アレフに改称)からの意見聴取は、20日午後も東京・霞が関の法務省旧本館で続き、教団側は「現在の教団に危険性はない」として公安調査庁の観察処分請求理由をすべて否定し、処分請求の棄却を求めた。

公安庁が匿名信者の供述などを証拠としていることには「裁判では証拠にならない」と排除するように要求したが、村岡達子代表(49)は「麻原(彰晃=松本智津夫被告)前代表の教えの大部分は仏教の教え。よいと確信する部分を信仰する」と述べ、教義とは決別しない意向を示した。

公安審は教団側の続行要求を退け、意見聴取をこの日一回で終結。2月3日ごろまでに決定を出す。

午後再開された意見聴取で、教団側は「地下鉄、松本両サリン事件は松本被告の独裁国家樹立という政治的から実行されたものではない」「松本被告は活動に影響力を持っていない」「危険とされた教義は破棄した」などと主張。処分の全要件に該当するとした公安庁の請求理由には根拠がないと訴えた。

さらに「法律はそもそも一般的、抽象的な規範。特定の団体への適用を想定して要件が定められると、争うことも封じられる」として、教団を念頭に成立した団体規制法は「法の下の平等」などを定めた憲法に違反すると主張した。

証拠に対する反論では、公安庁が松本被告の絶対性を示す証拠として「住居確保のため決死隊を募集」と書かれた送信者も受信者も明らかでない電子メールを提出していることなどを例示。「極めてずさん。どうして絶対性の証拠なのかも分からない」と批判した。

村岡代表の陳述は約20分。あらためて事件の被害者に謝罪した上で、賠償を約束。破防法棄却後、活動を活発化させたことについて「事件に対する見解を示さず、集団居住すれば、誤解を抱かれるのは無理ないことだった」と反省の言葉を漏らしたが、教義だけは否定しなかった。《共同通信》

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【大相撲初場所】12日目

大相撲初場所12日目(20日・両国国技館)単独首位の横綱曙が栃乃洋に引き落としで敗れ、2敗目を喫した。1差で追っていた関脇武双山と新小結雅山が2敗を守り、平幕の旭天鵬も10勝目を挙げて、2敗に四人が並んだ。栃乃洋は6個目の金星。横綱貴乃花は関脇魁皇を寄り切り9勝3敗とした。両大関は、出島が浜ノ島に寄り切られて4敗目。千代大海は関脇貴ノ浪を突き出して給金を直した。5敗の貴ノ浪は大関復帰にもう負けられない状況となった。関脇栃東は敗れ6勝6敗。3敗には、貴乃花のほか、平幕の千代天山と隆乃若がいる。十両は小城錦が2敗で単独トップに立った。《共同通信》

【小渕恵三首相】野党攻勢「受けて立つ」

小渕恵三首相は20日、国会内で開かれた自民党両院議員総会で「衆院任期中、最後の通常国会。野党は攻勢をかけてくると思うが、われわれは十分受けて立つ」と決意を述べた。《共同通信》

【大阪府知事選】告示

強制わいせつ罪で起訴された横山ノック知事の辞職に伴う大阪府知事選は20日告示され、関西大名誉教授の鯵坂真氏(66)=共産推薦=、元通産省審議官の太田房江氏(48)=自民、民主、公明、自由、改革ク推薦=、学校法人専務理事の平岡竜人氏(59)=自由連、自民党大阪府連推薦=のいずれも無所属新人の3人ら計4人が立候補を届け出た。届け出は同日午後5時で締め切られ、2月6日投票、即日開票される。

自民党は、太田氏を推薦した党本部と平岡氏を推薦した府連が分裂。選挙戦は事実上、両氏と鰺坂氏の三つどもえの激戦となりそうだ。

年内に次期衆院選を控えた今年最初の大型選挙・危機的状況にある府財政の再建や、地盤沈下する大阪経済の活性化、府政の信頼回復などを主な争点に、約690万人の有権者が審判を下す。

太田氏が当選すれば全国初の女性知事。鰺坂氏が勝てば21年ぶりの革新府政となり、平岡氏当選の場合と同様に分裂選挙となった自民党執行部の責任問題が出てくることも予想される。《共同通信》

大阪府知事選挙が20日告示された(投票2月6日)。民主党推薦の太田房江候補の出陣式はこの冬一番の寒波を吹き飛ばすような熱気に包まれるなか、大阪市北浜の選挙事務所前で行われた。

「フウちゃん、がんばれ!」という各政党・団体をはじめ、集まった多くの支持者からの声援を受け、太田候補は「大阪府の行財政改革、景気回復を同時並行でやることが何より大事。府民のみなさんと目線を同じくした府政を展開したい」と力強く決意を述べた。民主党からは小宮山洋子参議院議員が応援にかけつけ「大阪から全国初の女性知事を誕生させましょう」と太田候補への支援を呼びかけた。出陣太鼓が鳴り響き、盛大な拍手で送られながら、太田候補は元気いっぱい、笑顔いっぱいで街頭へ飛び出した。 《民主党ニュース》

【野党】早期解散を要求

民主党の鳩山由紀夫代表、共産党の不破哲三委員長、社民党の土井たか子党首は20日午前、国会内で党首会談を開き、通常国会で①衆院比例代表定数削減法案の冒頭処理は許さず、与野党で協議を尽くすことを求める②一刻も早く国民の信を問うため早期の衆院解散・総選挙を強く要求する−ことなどで合意した。

また政治倫理問題の解明に取り組むことや、平成12年度予算案が「ばらま、借金予算」だとして小渕内閣の責任を追及していくことも確認。今後も必要に応じ、党首会談を開催することで一致した。

3党首は会談後、そろって記者会見。鳩山氏は「(7月の)沖縄サミット(主要国首脳会議)を国民の信を得た首相で行うべきだ」と述べ、早期解散に追い込む決意を強調。与党側が定数削減法案を強行採決してきた場合には、3党で審議拒否を含め一致した対応をとる考えを示した。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・民主党の鳩山由紀夫代表は20日の野党党首会談で、共産党の不破哲三委員長、社民党の土井たか子党首との握手を周辺から促されて応じたものの、表情も硬く「新党結成じゃないですよ」と一言。共産党との共闘への複雑な思いが表れてしまったと反省したのか、会談後、記者団を前に「不破さんの手は温かかったよ」と気遣いをみせたが、写真撮影について記者団から「(3党連立政権の)政府与党連絡会議みたい」と冷やかされると「そんな訳ないだろう」と不機嫌に。共産党の秋波も鳩山氏には、はた迷惑?《共同通信》

【韓国】新与党「民主党」発足

韓国の与党、新政治国民会議は20日、ソウル市内で新党「新千年民主党」(民主党)の結成大会を開き、党を正式発足させた。大会では国民会議総裁の金大中大統領が新総裁に選出され、新与党は本格的に4月13日投票の総選挙に向けた態勢に入った。

金大統領は党総裁就任演説で、選挙で民主党が安定(国会は299議席)を獲得できれば不正腐敗を一掃、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記との南北首脳会談を提案すると、あらためて言明した。

新党旗揚げは、政権周辺の相次ぐスキャンダルで政権与党に対する支持率が低下する中、国民会議を発展的に解消する形で党を刷新、新鮮なイメージを打ち出し、総選挙で安定多数を確保し、残り任期約3年の政権基盤を強化するのが狙い。

大会には代議員ら約1万3000人が出席。「民主主義と市場経済、生産的福祉」を三大理念とし、中産層と庶民の利益を代弁する国民的改革政党を目指すとの綱領を採択。「世界一流経済」の達成や「知識情報強国」の実現など189項目の基本政策を発表した。《共同通信》

【米・サマーズ財務長官】インドネシアで講演

サマーズ米財務長官は20日、訪問中のジャカルタ市内で講演し、インドネシア政府と国際通貨月金(IMF)が新たに策定した同国の経済改革プログラムを支援するため、「国際社会が今後3年間で100億ドルに上る支援を実施する用意がある」と述べ、日本などの主要援助国と協力してワヒド政権下での経済再生を支えていく重要性を強調した。

長官は「パリクラブ(主要債権国会議)での債務返済繰り延べ実現に向けて協力する」とも述べ、インドネシアが抱える700億ドル以上の公的対外債務の負担軽減を図っていく方針を示した。

講演に先立って、長官はワヒド大統領と会談。通貨危機の教訓として①健全なマクロ経済政策金融②企業のリストラ③法による支配④政治的指導力−の必要性を指摘し、改革努力を継続するよう求めた。

長官はまた、「インドネシアの繁栄なくして東南アジア地域の繁栄はあり得ない。領土保全は経済の面からも重要だ」と語り、アチェ特別区などの独立の動きは経済回復にとっても好ましくないとの認識を示した。《共同通信》

【民主党ニュース】

「国民のため、小渕政権を解散・総選挙に追い込む」~鳩山代表が両院総会で檄

現職衆議院議員にとっては最後の通常国会となる第147国会が20日、召集された。

民主党は同日両院議員総会を開き、1日も早く小渕内閣を解散に追い込み、民主党を中心とした政権をつくりあげる決意を全議員で確認しあった。

鳩山由紀夫代表はあいさつで、「自自公が最初から強硬姿勢で臨んできている以上、荒れる国会を覚悟しなくてはならない」と指摘。さらに「これからは、巨大与党が続くことが、国家や国民のためになるのかを問う闘いになる。全国各地を歩くと、民主党の演説会は人があふれんばかりで、国民の期待の高さを肌で感じる。一致団結して行動しながら、新しい千年紀に新しい政権を樹立する決意を誓い合おう」と力強く呼びかけた。

続いて羽田孜幹事長が、衆院議員定数削減をめぐる2回の与野党幹事長・書記長会談の経過について報告。議会制度に関わる問題としてこれを慎重審議するという民主党など野党側の方針を確認しながら、「連立与党の枠組づくりに定数問題を利用し、さらに国会運営に優先させようとする自自公の姿勢は許せない。こんなメチャメチャなことを許したら国会は大混乱となる」と述べ、党として今後も重大な決意で臨む姿勢を強調した。

さらに民主党の本岡昭二参議院議員会長が「衆参ともに連携して小渕内閣を解散に追い込もう!」と表明。川端達夫国会対策委員長が「予算案提出の遅れを理由に小渕首相の施政方針演説が異例にも28日となった。それまでの時間を与党は定数削減問題の強行突破のために利用しようとしている」と指摘し、大手銀行に対する自民党の献金要請疑惑、農水省構造改善局の汚職疑惑などについて各委員会での集中審議を求めていく方針を明らかにした。

最後に羽田幹事長が大阪府知事選の太田候補、熊谷幹事長代理が衆院宮城6区補選の大石正光候補への支援を呼びかけ、吉田之久両院議員会長が「鉄の結束を確認して、前進しよう」としめくくった。

衆院議員定数問題、また物別れ/20日夕の与野党幹事長・書記長会談

衆院議員定数削減をめぐり20日夕、3度目の与野党幹事長・書記長会談が開かれ、野党側は新提案を行ったが、与党側が歩み寄りの姿勢をまったく示さず、またしても物別れに終わった。

羽田孜幹事長ら野党側が行った新たな提案は、定数問題の冒頭処理を白紙に戻すなら、これまで求めてきた与野党選挙制度協議会の再開にはこだわらないというもの。羽田幹事長は会談で「野党が譲歩したのだから、冒頭処理をうたった自民と自由両党の確認書を撤回すべきだ」と要求。だが与党側は「2党間の確約だ」として譲らず、議論は平行線のままに終わった。

このため羽田幹事長は、「では本当に強行するつもりなのか。国会が大混乱になるという覚悟はあるのか」と、野党の要求を再検討する余地はないのかただした。これに対し自民党の森幹事長は、「検討するが、結論は同じ」などと述べて退席した。 終了後に会見した羽田幹事長は、「こちらはぎりぎりの譲歩をしたが、与党側に事態を打開する姿勢がまったくない。議長が要請しているから、単にポーズで話し合いを重ねているだけだ」と批判。あくまで確認書の撤回を求めていく姿勢を強調した。

中田宏衆院議員が会派入り

通常国会のスタートにあたり、神奈川県8区選出の中田宏衆議院議員(無所属の会)が20日、民主党会派入りし、国会活動をともにすることになった。

両院総会では、12月に入党した菅川健二参院議員と冨沢篤紘衆院議員とともに紹介され、それぞれ「民主党の良さを外に伝え、勢力を増やすためがんばりたい」(中田議員)「もう1つの政権政党を!という年来の夢を民主党にかける」(菅川議員)、「二大政党を民主党に託して入党した。共にがんばる」(冨沢議員)と意気込みを表明。歓迎の盛んな拍手を受けた。

本岡参議院議員会長が参院国家基本政策委員長に就任

国会の活性化をはかるため、昨年末の臨時国会から試行されてきたクエスチョンタイム(国家基本政策委員会)が通常国会から本格的にスタートする。20日の衆参両院の本会議では同委員会の委員長とメンバーを選任、参院の委員長に民主党の本岡昭次さ参議院議員会長が選ばれた。クエスチョンタイムは毎週水曜日に40分間行われ、野党党首と総理大臣が時々の重要課題をめぐって直接討論する。

家西議員らの抗議で森自民幹事長がエイズ患者への差別発言を謝罪

菅政調会長と枝野幸男政調会長代理、家西悟衆議院議員(党薬害再発防止対策プロジェクトチーム事務局長)は20日午後、首相官邸で青木幹男官房長官に会い、自民党の森幹事長が講演でエイズ患者への差別と受け取れる発言をしたことについて、小渕首相宛の「(党総裁として)公式見解としかるべき対応を求める」とする申入書を手渡した。

さらに菅政調会長と家西議員は同日夕、国会内で森幹事長に会い、幹事長としての公式見解と国民に対する明確で誠実な謝罪をするよう求めた。

これに対し、森氏は「意図的な発言ではないが、誤解を生じる発言であり謝罪したい」と非を認め、薬害HIV訴訟の原告団に対しても「機会を設けてぜひお会いしてお詫びし、誤解をときたい。そのことをマスコミを通じて報告することで、国民に対する謝罪としたい」と述べた。これを受け、家西議員は「意図的であるなしに関わらず、発言は一人歩きするもの。影響力のある政治家として十分気をつけて欲しい」と求めた。

国のあり方じっくり議論を/憲法調査会について熊谷幹事長代理

民主党の熊谷弘幹事長代理は20日の記者会見で、両院に「憲法調査会」が設置されたことにふれ、「じっくりと国のあり方を決め、論議していくべきだ」と述べながら、「米国は東アジアを火薬庫と見なしているなど、わが国を取り巻く情勢は厳しい。だからこそ、論議を通じて憲法が述べているような周辺国に尊敬される平和国家となるための戦略を築かねばならない」として、民主党として積極的に発言していく姿勢を示した。

熊谷幹事長代理はさらに、宝塚歌劇団出身の女性議員から「講演のなかで宝塚を未熟な国会議員の代名詞にした」などと抗議の公開質問状を受けたことについて、「プライドを傷つけたのならお詫びする。しかし発言の趣旨は、新人議員に、血を吐くような思いをしている国民の代表としてもっとドロまみれになってほしいということだった」と述べた。

藤波議員の議員辞職勧告決議案を再提出

民主党は20日、最高裁でリクルート事件の有罪が確定している藤波孝生議員に対する議員辞職勧告決議案を衆議院に再提出した。共産党、社民党との共同提出。いっぽう同日の衆議院本会議では、地元有権者に金品を配ったとして20日に略式起訴された自民党の小野寺五典議員(宮城県5区)の辞職が承認された。

川端国対委員長は代議士会でこの点にふれ「書類送検の人が議員を辞職し、最高裁で有罪が確定した人が議員を続けているのはおかしなこと。政治倫理の確立に向け、あくまで藤波氏に議員辞職を迫っていく」と述べた。

野党党首会談で5項目合意=結束し、自自公の数の横暴に対抗

民主党の鳩山代表、共産党の不破委員長、社民党の土井党首は20日午前、国会内で3野党党首会談を開き、通常国会に臨む対応について協議。「自自公3党の多数による横暴な国会対応を許さない」など5項目について合意した。

7 会談を終えた鳩山代表は「昨年末の臨時国会で自自公政権が成立し、横暴な国会運営が行われた。しかし、野党の結束でその横暴をかなり抑えることができた。その経験から結束を高めて、何でもありの政権に終止符を打つことが大切との思いでこの会談を開いた」と説明。「7月の沖縄サミットを成功させるには、議長国として強いリーダーシップを発揮しなければならない。そのためにはサミット前に堂々と総選挙をし、国民の信を問うべきだ」と述べ、一刻も早い解散・総選挙に追い込んでいく決意を改めて示した。 野党3党首会談の合意事項は次の通り。

1.自民党、自由党、公明党の与党3党の多数による横暴な国会対応を許さない。
2.定数削減についての与党3党の態度はきわめて党略的で、その冒頭処理は許さない。
3.金権疑惑については連絡をとりながら究セし、政治倫理を確立させる立場で臨む。
4.バラマキ・借金の2000年度予算の無責任さを追及し、財政再建を先送りすることなく、その計画と展望の提示を要求する。
5.以上を踏まえ、一刻も早く国民の信を問うため早期の解散・総選挙を強く要求する。



1月20日 その日のできごと(何の日)