カテゴリー: 平成9(1997)年

  • 1997 平成9年1月15日(水) ナホトカ号重油流出事故・ロシア大使、三国を視察

    平成2930日目

    1997/01/15

    この日のできごと(何の日)

    【ナホトカ号重油流出事故】

    ロシア大使、三国を視察

    タンカー重油流出事故で、ロシアのパノフ駐日大使は15日午後、タンカーの船首部分が座礁し、大量の重油が漂着した福井県三国町の海岸を視察し「大きな損害だ。ロシアは重油の収作業に参加する用意がある」と語った。

    これに先立ち、福井県庁で栗田幸雄知事と会談したパノフ大使は「福井県の皆さんに経済」的、精神的な損害を与え、おわびしたい」と陳謝した。

    漂着現場を約30分間視察したパノフ大使は「貝やカニへの被害はどうか」「作業はどれくらい時間がかかるか」と案内役の浜田武一・三国町助役に次々と質問。真っ黒な重油を回収していた人から「おまえも仕事をしろ」と話め寄られる一幕もあったが「その気持ちは分かる」と言葉は少はなかった。

    栗田知事との会談では「ロシア政府としても責任がある」と述べたが、日本に賠償金を拠出するかどうかについては明言しなかった。栗田知事が「船主が責任全うするよう指導し、二度とこういう事故が起きないよう徹底的な対策を取ってほしい」と述べたのに対し、パノフ大使は「日本とは協定を結び、事故が起きた場合に緊密に連携できるようにしたい」と語った。

    パノフ大使は福井県庁で記者会見し、ロシア政府の対応が遅いとの質問に「ロシアはすでに30万ドルを拠出して油回収船2隻を出したが、派遣前の準備に時間がかかった」と語り、船主に対し、ロシアの検察当局が調べを進めていることを明らかにした。《北國新聞》

    輪島〜珠洲に漂着

    島根県沖の日本海で沈没したロシア船籍タンカー「ナホトカ」(13,157トン)の重油流出事故で、能登半島北側沿岸の海域を東進していた漂流重油が15日、輪島市上大沢から珠洲市大谷にかけての海岸に漂着した。同日は石川県内灘町から高松町にかけての海岸でも油粒が確認され、重油漂着の被害は県内12市町に広がった。

    第九管区海上保安本部は、珠洲市沖を漂流中の油帯は16日には能登半島先端の禄剛崎沖を越え、富山、新潟方面に向かう可能性が大きいとみて、巡視船を10隻増強して警戒を強めている。

    輪島市上大沢の海岸では、15日午前0時45分ごろ、輪島署員が長さ5−10メートル、幅15−20センチの油塊が漂着しているのを見つけた。同日午後には千枚田で知られる景勝の白米海岸や、珠洲市の片岩町から大谷川河口にかけた約3キロの海岸線にも漂着した。同市長橋地区では長さ600メートル、幅20メートルにわたり厚さ10−20センチの油塊が打ち上げられた。

    一帯の岩場は岩ノリやカジメ、モズクなどの海藻類やサザエの宝庫として知られ、漁業被害への懸念が広がっている。同市仁江の観光地・奥能登塩田村には被害はなかった。一方、国の天然記念物「カンムリウミスズメの繁殖地がある輪島市七ツ島でも、県警ヘリによって油塊の漂着が確認された。《北國新聞》

    流出重油は5000キロリットル超

    タンカー重油流出事故で、海上保安庁は15日、座礁した船首部分の潜水調査の結果、新たにタンクに亀裂が入っていたことが確認された、と発表した。このタンクには約1280キロリットルの重油が入っており、これまでに判明した分と合わせ、流出した重油の総量は少なくとも5000キロリットルに上るという。

    船首部分が座礁した福井県三国町では、北風と約4メートルのうねりに見舞われ、重油抜き取りに向けた作業をこの日は中止した。詰め掛けたボランティアや地元漁民らによる漂着重油の回収作業も見送られた。

    一方、第八管区海上保安本部(京都府舞鶴市)によると、島根県・隠岐島沖のタンカー沈没地点近くでは、依然、船体から漏れた重油が浮上している。15日午後には、約1キロの範囲に直径5−10メートルの油膜が幾つもあり、南西方向に約20キロにわたって油の帯が続いている。八管本部は新たに測量船1隻を現場調査に派遣した。

    日本に向かっていたロシアの油回収船「ネフチェガス5」は、荒天のため予定より一日遅れて函館港に寄港。海上保安庁の通訳を乗船させ、18日にも現場海域に入る予定。《共同通信》

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    【全国大学ラグビー】明大、V2

    ラグビーの第33回全国大学選手権最終日は15日、東京・国立競技場で前回と同じ顔合わせの決勝、早大−明大を行い、明大が32−22で勝ち、2年連続優勝を飾るとともに、自らの最多優勝回数を12度に伸ばした。明大は2月11日の日本選手権(同競技場)で社会人の優勝チームと日本一を懸けて対戦する。

    明大は前半、2PGを取り合った後の20分以降に強力FWが地力を発揮、3トライを挙げるなど19点差と大きくリード。後半は動きが鈍り、早大の猛反撃に3点差まで追い上げられたが、終了間際に認定トライ(ゴール)を奪って突き放した。《共同通信》

    【大相撲初場所】4日目

    大相撲初場所4日目(15日・両国国技館)横綱貴乃花と大関貴ノ浪に土がつく波乱。初日からの横綱、大関白星そろい踏みは3日間でストップした。

    貴乃花は土佐ノ海のタイミングのいい引き落としに不覚を取った。土佐ノ海は3個目の金星。貴ノ浪は苦手の剣晃に寄り切られた。横綱曙は小結武双山を押し出して4戦全勝。横綱を目指す大関武蔵丸は貴闘力を落ち着いて送り出し、若乃花は速攻で玉春日を寄り倒してともに全勝をキープした。

    大関昇進をかける関脇魁皇は小結安芸乃島を下手投げで破り3勝目。関脇琴錦は元気なく初日から4連敗となった。幕内の全勝は曙、若乃花、武蔵丸の3人。《共同通信》

    【池田行彦外相】訪韓

    池田行彦外相は15日、日帰りで韓国を訪問、ソウル市内で金泳三大統領、柳宗夏外相と個別に会談した。韓国側は元従軍慰安婦への償い金支給を中止するよう公式に要求したほか、大統領は自民党の江藤隆美元総務庁長官の植民地支配をめぐる発言を強く批判、25日の日韓首脳会談(大分県別府)の下準備を目的とした外相訪韓は思惑違いの展開となった。

    金大統領は日本の「女性のためのアジア平和国民基金」が11日、韓国人の元従軍慰安婦7人に償い金200万円の支給を開始したことについて「韓国民に望ましくない影響を与え、遺憾だ。このような措置を再び取ることのないよう願う」と強調。柳外相も事業の中止を強く迫った。

    これに対し、池田外相は「基金の決定は(元慰安婦)当人の意思を尊重し、人道的観点から決定したもので、撤回できない」と理解を求めた上で、同問題について政府間で協議する考えを伝えた。元慰安婦問題は政府間では決着済みというのが韓国政府の立場だが、償い金支給に対する韓国内の強い反発を考慮し、日本側に強い姿勢を示したものとみられる。

    一方、江藤氏の韓国併合と町村合併を同一視した発言について、金大統領は「この発言は残念だ。このような発言が繰り返される。ことを阻止してほしい」と不快感を示した。池田外相は「日本政府の立場を表す発言ではない」と釈明した。

    池田外相は柳外相に対し、韓国との連携を維持しながら1992年11月以降中断している日朝国交正常化交渉再開を模索する意向を表明。竹島の領有権問題での歩み寄りは見られなかったが、二国間関係に悪影響を及ぼさないよう漁業協定交渉などは切り離して処理すべきだとの認識で一致した。両国の民間有識人による歴史共同研究開始を後押しすることも確認した。《共同通信》

    【イスラエル・ネタニヤフ政権】和平交渉で初の進展

    ネタニヤフ・イスラエル首相とアラファト・パレスチナ解放機構(PLO)議長は15日未明(日本時間同日午前)、パレスチナ自治区ガザのエレツ検問所で2時間近く会談し、ヨルダン川西岸ヘブロンからのイスラエル軍部分撤退交渉で最終合意した。続いて双方の実務交渉代表が、撤退協定に仮調印した。

    昨年6月に右派・ユダヤ教勢力のネタニヤフ政権が、和平推進派のペレス前政権を倒して発足して以来、和平交渉で初の大きな進展。西岸の主要都市で唯一イスラエル軍の占領が続いていたヘブロンからの部分撤退は、当初の予定より約10カ月遅れで実施されることになった。しかし、イスラエルとパレスチナの和平方針の隔たりと相互不信は大きく、今後の和平交渉は難航必至。

    共同通信が入手した撤退協定によると、協定は昨年3月のヘブロン撤退などを定めたパレスチナ自治拡大協定(1995年9月調印)の付属文書の形を取る9ページの議定書と、合意履行を米国が保証する2ページの覚書などから成り、①ユダヤ人入植地などを除くヘブロンの約80%からの軍部分撤退②西岸の大半をためる「非居住地域」からの三段階撤退―などを規定した。

    合意に伴い、クリストファー米国務長官がネタニヤフ首相にあてた手紙の中では、三段階撤退は、98年半ばまでに入植地とイスラエル軍地域を除く地域で完了することを求めている。しかし、撤退の範囲をめぐり今後も厳しい交渉が続きそうだ。また、昨年5月の開始直後に中断したエルサレムや入植地の将来などを協議する恒久的地位交渉は、ヘブロン撤退完了後、2カ月以内に再開することが決まった。《共同通信》

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】

    ゲリラ側が「保証委員会」受け入れへ

    日本大使公邸人質事件で、公邸を占拠する極左ゲリラ、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)は15日朝(日本時間15日夜)、地元のアメリカ・テレビと無線交信し、「政府の提案した直接交渉再開のための保証委員会設置を受け入れた」と伝えた。

    ゲリラ側が委員会設置で歩み寄りを見せたことで、人質の新たな解放も含め事件は直接交渉の再開に向け大きく動き出した。

    無線交信を傍受したAP通信などによると、ゲリラ側は無線で「保証委員会のメンバーとしてカトリック教会のシプリアニ司教と赤十字国際委員会の受け入れ、後に中米グアテマラと欧州の一カ国が加わることを求める」と伝えた。

    また、MRTAメンバーは無線で「人質を処刑する考えはないし、最後通告を突き付けることも考えていない」と表明した。

    MRTAは15日午前8時半(日本時間15日午後10時半)前、公邸の窓に「カーナル4(アメリカ・テレビ)、周波数144000」と大書した紙を掲げ、テレビ局側との交信を求めていた。アメリカ・テレビは直ちに無線で交信を開始、ゲリラの一人と話した。

    ペルー政府は交信の事実について確認を急いでいるが、同日朝にも交渉役のミニグ赤十字国際委員会ペルー事務所代表が公邸に入り、MRTAに直接確かめる意向だ。確認できれば、直ちに開催場所の選定作業などを開始することになる。

    政府は12日、昨年12月28日以来、中断したままのゲリラ側との直接交渉を再開するため、交渉のテーブルに着く顔触れをシプリアニ司教、赤十字国際委員会のメンバーと「対話者」(ペルー政府とゲリラ代表)と具体的に示した上、で「保証委員会」設置を提案した。《共同通信》

    ペルー政府、対応を検討

    ペルーの日本大使公邸人質事件で、極左ゲリラ、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)の武装グループが直接交渉再開に向けた「保証委員会」設置を受け入れたことで、ペルー政府は15日夜(日本時間16日午前)、緊急閣議を開き、MRTAからの回答を詳細に分析し、同意すべきかどうかなどについて検討した。

    閣議に先立ち、カスティジョ・ペルー国防相は歓迎を表明。仲介役のシプリアニ司教も「大変喜ばしい」とMRTAの歩み寄りを評価した。ゲリラ側は保証委員会構成メンバーの追加などを求めているが、政府が同意すれば直接交渉が再開され、事件は平和的解決に向け大きく踏み出す。

    ペルー政府の交渉担当者であるパレルモ教育相は同日夜、国営テレビを通じて、MRTAの回答を公表し、MRTAが保証委設置を受け入れたことを確認した。《共同通信》

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    1月15日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年1月14日(火) 長谷川滋利投手、エンゼルス入団会見

    平成2929日目

    1997/01/14

    この日のできごと(何の日)

    【長谷川滋利投手】エンゼルス入団会見

    米大リーグ、エンゼルスと大リーグ契約を交わしたオリックスの長谷川滋利投手は14日、アナハイムで記者会見に臨み「勝てるだけ勝ちたい。目標は無限大だ。日本のファンに大リーグを見る楽しみが増えたと言ってもらえるようにしたい」とあこがれの大リーグのマウンドに立つ心意気を披露した。

    長谷川は数年前から大リーグでのプレーを希望してオリックスと話し合いを重ね、ようやく夢を実現させた。今回の移籍は金銭トレニードで、オリックスへの譲渡金、長谷川との契約金、年俸は併せて200万ドル(約2億3500万円)とみられている。

    現役の日本選手大リーガーは野茂英雄投手(ドジャース)鈴木誠投手(マリナーズ)に次いで3人目で、いきなり大リーグ契約を結んだのは長谷川が初めて。大リーグでは今季からア、ナ両リーグの交流試合が実施されることになっており、リーグが違う野茂やパドレス入りが確実な伊良部秀輝投手(ロッテ)との対決も予想される。

    記者会見にはエンゼルスのバベーシ・ゼネラルマネジャー、オリックスの井箟重慶球団代表らが出席。長谷川は日米の報道陣約60人を前に、英語で自己紹介し、時々通訳の手を借りることもあったが、英語で極力答えた。

    今後は就労ビザを取得するために帰国し、2月14日のアリゾナ州テンピでのキャンプインに合わせて再渡米する予定。《共同通信》

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    【岐阜県御嵩町】住民投票条例可決

    岐阜県御嵩町の臨時町議会は14日の本会議で、町民から直接請求のあった産業廃棄物処分場建設の是非問う住民投票条例案を12対5の賛成多数で可決した、来週早々にも公布、施行される。条例は「投票は施行から6カ月以内に実施する」としており、産廃処分場をめぐって全国で初めて住民投票が行われる見通し。

    一般廃棄物を含め全国90カ所以上で処分場をめぐり紛争が続いているときれ、同様の問題を抱える自治体に少なからず影響後ぼしそうだ。産廃処分場をごる住民投票条例は高知県日高村で既に制定されているが、直接請求で制定されるのは初めて。条例は「町長は、予定地内の町有地売却などについて住民投票の結果の賛否いずれかの過半数の意思を尊重して行う」としている。

    問題の処分場は、下流域500万人の水道水源となっている木曽川沿いに計画されていることから、水源汚染の可能性を指摘する反対運動が起きた。計画に慎重姿勢をみせていた柳川吾郎町長が昨年10月、二人組の男に襲撃されたことから、住民の間に産廃問題が事件の背景にあるのではとの見方が広がり、住民投票条例制定を求める機運が高まった。

    住民グループは昨年12月、地方自治法に基づき条例制定を求める直接請求を行い、今月7日から条例案を審議する臨時町議会が開かれていた。《共同通信》

    【プロ野球】近鉄、巨人がトレード発表

    近鉄の石井浩郎内野手(32)と巨人の石毛博史投手(26)、吉岡佑弐内野手(25)の1対2の交換トレードが正式に成立し、14日、両球団から発表された。即答を避けていた石毛が、この日、東京・神田の球団事務所を訪れて受諾した。

    今回のトレードは、契約交渉がこじれて退団を希望した石井の移籍先を近鉄が検討。獲得を申し入れた6球団のうち巨人とのトレードが13日に合意に達した。しかし、3人のうち巨人から通告を受けた石毛が態度を保留したため、発表を見合わせていた。《共同通信》

    【大相撲初場所】3日目

    大相撲初場所3日目(14日・両国国技館)横綱、大関陣はこの日も安泰。出場した横綱、大関がそろって3連勝したのは平成6年夏場所以来。横綱曙は元気者の旭鷲山を問題にせず寄り切り、横綱貴乃花も危なげなく剣晃を押し出した。綱とりを目指す大関武蔵丸はもろ差しから小結安芸乃島を送り出した。大関貴ノ浪は小手投げで小城錦を下し、大関若乃花は旭豊を寄り切った。大関昇進がかかる関脇魁皇は玉春日を押し倒し連敗を免れた。小結武双山は関脇琴錦を押し倒して初白星。琴錦は3連敗となった。《共同通信》

    【ナホトカ号重油流出事故】

    志賀原発付近に油粒

    島根県沖の日本海で沈没したロシア船籍タンカー「ナホトカ」(13,157トン)の重油流出事故で、14日午後、石川県志賀町赤住の北陸電力志賀原子力発電所の取水口周辺にピンポン玉大の油粒が点在しているのが見つかった。北電は発電に支障はないとしているが、重油が二次冷却水に混入する最悪の事態を想定し、原子炉停止の対応も検討に入れた防御対策に全力を挙げている。

    14日午後には歌仙貝で知られる増穂浦(富来町)や鳴き砂で有名な琴ケ浜(門前町)をはじめ、両町の周辺45キロの海岸でも重油漂着が確認され、岩ノリ採取の最盛期を迎えた外浦地区における水産物被害への懸念も深刻さを増している。しかし、同日の県沖は大荒れで、関係各機関による洋上の重油回収は進まなかった。

    石川県災害対策本部によると、14日午後3時半ごろ、発電所から沖に突き出た物揚げ場、運搬道路の北側に油粒が点在しているのを警戒中の職員が見つけた。約1時間後には見えなくなったが、物揚げ場の西側には1平方メートル当たり1−3個程度のこぶし大の油粒が漂っているのも見つかった。

    北電によると、志賀原発では原子炉内で発生した蒸気を水に戻すための二次冷却水として海水を利用しており、取水口は物揚げ場の下部の水面下3−6メートルに設けられている。取水口から重油が流入した場合、復水器内の細管内側に付着し、二次冷却水の循環が悪くなる。この結果、最悪、タービンが止まり、原子炉が自動停止する恐れもある。

    志賀原子力総合事務所によると、志賀原発は現在、定期検査の最終段階で、同事務所は「油は少量であり、ただちに原子炉を停止する予定はないが、警戒には万全の態勢を取りたい」として、24時間態勢で職員が巡回している。取水口周辺に設置された五重のオイルフェンスは13日夜からの波浪と強風のため2カ所で破損、復旧のめどは立っていない。《共同通信》

    陸から作業道を仮設へ

    ロシア船籍タンカー「ナホトカ」の重油汚染事故で、三国町の海岸に座礁した船首について政府の対策本部は14日、現在地で油を抜き取る方法と、作業用道路を船首まで仮設する方法の二段構えで処理することを決めた。

    県、地元漁協などの了承を得て同日、作業に着手した。船首の重油抜き取りは、海洋汚染防止法に基づき、海上保安庁長官の指示で実施するもので、同法を適用しての強制作業は17年ぶり。《福井新聞》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相は14日(日本時間同)、滞在中のシンガポールのホテルで政策演説。質疑で両国の比較を求められて「シンガポールが日本に比べて小さいとは思わない。首相の背を比べてほしい」と指摘、約190センチという長身のゴー・チョクトン首相と自身を比べて聴衆の笑いを誘った。さらに「私の髪が少なくなってきたら、最初に発見するのは妻ではなく(背の高い)ゴー首相だ」と続けると会場は大爆笑。東南アジア歴訪の全日程をこなし、すっかりリラックスした表情だった。

    ○・・・新進党は同日の全議員会議で、党の基本政策案をめぐって2回目の討議をしたが、予想通りに議論百出。野田毅政審会長は「一から練り上げてきたものではないから」と述べながら「寄り合い所帯」の党運営の難しさをかみしめた様子。野田氏は政策案について「文化、スポーツ、司法、漁業について言及がない」と指摘する一方、自ちょう気味に「理念というのは哲学的なものではない」と漏らした。特に、国連多国籍軍への参加容認など党内意見が分かれるテーマが盛り込まれたこともあって、野田氏は「2月の党大会には政策を出さなくてはいけない。目指す方向については合意しておかないと」と全議員に理解と協力を懇願。《共同通信》

    【新進党】多国籍軍参加を大筋了承

    新進党は14日午後、所属国会議員による「全議員会議」を続行、国連決議に基づく多国籍軍への自衛隊の参加容認などを盛り込んだ基本政策案を大筋で了承した。これを受けて小沢一郎党首は通常国会の代表質問で新進党の基本姿勢として打ち出すとともに、具体的な法案化作業に着手する。

    小沢氏は会議後の記者会見で「反対意見はあっても、政党として最大公約数をまとめるのは当然だ」と述べ、党内のおおかたの理解は得られたとの認識を強調した。しかし異論が相次いだ18兆円減税や多国籍軍参加問題で党内の足みが乱れたまま「基本的な方向性」を確認した形となっており、来月26日の党大会に向けた運動方針案の取りまとめや法案化作業で党内調整が難航するのは必至だ。

    多国籍軍参加をめぐっては「憲法解釈上できることを総合的に勘案している」などの賛成意見に対し、細川護煕元首相が「憲法は外国での武力行使を禁じている」と反対論を展開。海部俊樹元首相も「武装部隊の派遣を初めから想定しないでほしい」と注文したほか、「時間をかけて議論すべきだ」「憲法改正を伴う重大なテーマだ」と慎重な対応を求める声が相次いだ。

    小沢氏は国会決議が多国籍軍参加の前提であることを指摘、さらに国民投票で国民の意思を問うこともあり得るとして理解を求めた。

    会議には約160人が出席し約6時間にわたって討議。小沢氏が採決を提案したのに対し、最終的に拍手で了承された。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】ASEAN歴訪終了

    東南アジア諸国連合(ASEAN)5カ国首脳会談を終えた橋本龍太郎首相は14日午前、シンガポール市内のホテルで「日・ASEAN新時代への改革より広くより深いパートナーシップ」と題してアジア太平洋政策に関する政策演説を行った。《共同通信》

    橋本龍太郎首相は14日、8日間にわたる東南アジア諸国連合(ASEAN)5カ国歴訪を終えた。ペルーの大使公邸人質事件の動きをにらみながらの訪問だったが、ASEAN重視の姿勢をアピールしたことで「首脳同士の信頼関係の構築」という目的はほぼ達成されたといえる。

    首相は、ASEANとの関係を、経済中心から政治・安保など幅広い分野に拡一大することを目指し、定期首脳協議の開催にめどをつけたい意向だったが、一部の国から「時期尚早」と慎重論も出され、実現に向けて課題を残した。また行政改革など6つの改革は、半ば国際公約になった形だ。

    一方、首相は過去の歴史認識にほとんど触れず、インドネシアのスハルト大統領との会談で「女性のためのアジア平和国民基金」を取り上げた程度。「二度と軍事大国にならない」と強調した93年の宮澤喜一首相、「反省とおわび」を基調とした94年の村山富市首相らと違いを見せ、未来志向に軸足を移した。

    政治・安保対話の拡大では、ベトナムとの間で防衛担当者交流に向け合意したり、日米安保条約を「一種一の公共財」(シンガポールでの政策演説)と位置付けて警戒を解く努力を払うなど、安保重視の姿勢が目立った。人権問題では、ミャンマー問題に関し「ASEANへの加盟が圧制の隠れ蓑になってはならない」とミャンマー軍事政権をけん制したのに対し、東ティモール問題はインドネシアの情勢を見守る姿勢に終始、腰の定まらない対応を見せた。

    首相は14日、シンガポールでの政策演説後、質問に答え「(国内改革は)地味な改革だ。長い戦いが続くかもしれないし、中央官僚から猛烈な反発があるだろう」と決意を示した。

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    1月14日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年1月13日(月) 民主党・鳩山由紀夫代表、韓国・金泳三大統領と会談

    平成2928日目

    1997/01/13

    この日のできごと(何の日)

    【民主党・鳩山由紀夫代表】韓国・金泳三大統領と会談

    鳩山由紀夫代表を団長とする民主党訪韓団は13日午前、ソウル市内の青瓦台(大統領府)で金泳三大統領と約50分間会談し、歴史認識問題や朝鮮半島情勢について意見交換した。

    金大統領は過去の戦争を中心とする歴史認識について「しっかりと過去を直視していただきたい」と述べ、これまでの日本の閣僚や政治家の「妄言」を念頭に、あらためて日本側に注文を付けた。

    これに対し、鳩山氏は元従軍慰安婦問題を念頭に置きながら「日本の植民地統治時代に傷を負わせた方々の気持ちが大事だ。法形式上は解決したとされているが、道義的、政治的立場から解決し、傷をいやしていただける状況をつくりたい」と述べた。

    鳩山氏は会談後、記者団に日本の「女性のためのアジア平和国民基金」の在り方について、「個人補償と受け取っていただけるよう元慰安婦の方々に直接一時金が渡るやり方を求めたい」として、日本政府に働き掛けていく意向を明らかにした。

    また金大統領は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の食糧問題について「厳しい状況で、予断を許さない」との認識を示した上で、「日韓両国が緊密な連携を取っていきたい」と述べ、日本に一層の連携を求めた。鳩山氏は「日朝国交正常化をにらみながら問題解決に向けて連携する。四者会談がしっかりスタートするようお手伝いしたい」と応じた。

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    【トヨタ・スパシオ】発売

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    【プロ野球・ロッテ】伊良部秀輝投手のパドレス移籍を発表

    伊良部も大リーグへ−。日本のプロ野球界で一、二の速球を誇るロッテの伊良部秀輝投手(27)の米大リーグ、サンディエゴ・パドレスへの移籍が両球団間で合意に達した。13日、ロッテの重光昭夫オーナー代行、パドレスのルキーノ球団社長が東京都内のホテルで会見して発表した。

    今後は伊良部とパドレスの間で細部までの交渉が行われるが、大リーグ契約になるものとみられ、正式契約を交わした後、2月14日からアリゾナ州ピオリアで始まるパドレスのキャンプに参加することになる。

    パドレスは野茂英雄投手のロサンゼルス・ドジャースと同じナ・リーグ西地区所属でもあり、野茂対伊良部の魅力あふれる対決が実現する可能性が出てきた。

    ロッテは昨季途中、大リーグへの移籍希望を表明した伊良部の意思が強いことから、慰留を断念。水面下でパドレスとの交渉を進め、ジェーソン・トンプソン内野手と若手左腕投手とのトレードを決断した。日米間での交換トレードは初めて。

    重光代行によると、10日に通告を受けた伊良部は、希望していたヤンキースではなかったが、大リーグへの希望がかなったことに了承したようで、同席した代理人の団野村氏も、パドレスとの入団交渉を同意したという。

    大リーグの日本選手は、野茂のほかに鈴木誠投手(マリナーズ)が昨年デビュー、前西武の前田勝宏投手(ヤンキース)もメジャ昇格が確実といわれている。このオフにはオリックスの長谷川滋利投手のエンゼルス入りも決定しており、日本選手の米球界流出が加速してきた。

    伊良部投手自分の希望であった大リーグでのプレーをする道を開いてくれたので、非常に感謝しています。今はパドレスとしか交渉できないのですか。今後は代理人と相談していきたいと思います。《共同通信》

    【大相撲初場所】2日目

    大相撲初場所2日目(13日・両国国技館)大関昇進を目指す関脇魁皇が、旭鷲山の足取りの奇襲に初黒星を喫した。旭鷲山は、初日の琴錦に続き関脇を破った。横綱、大関陣はこの日もそろって白星。横綱貴乃花は玉春日の攻めをしのいで寄り切り、曙は栃乃和歌をあっさり突き出した。3大関も持ち味を出した。横綱を狙う武蔵丸は旭豊を一方的に寄り切り、貴ノ浪は小結武双山を肩透かしで下した。若乃花は、鮮やかな巻き落としで剣晃を転がした。関脇琴錦は土佐ノ海に突き落とされて2連敗。平幕で話題の栃東、小錦は初日を出したが、新入幕の大和は2連敗となった。《共同通信》

    【自民党・江藤隆美元総務庁長官】日韓併合は正当

    自民党の江藤隆美元総務庁長官は13日、北九州市内で講演し、朝鮮半島の植民地支配について「国と国が条約を結んで決めたことのどこが侵略なのか。言葉は悪いが町村合併といかほどの差があるのか」と発言をした。さらに教科書の歴史記述に関し「侵略とは武力による占領だ。いったい日本がどこを侵略したというのか。なぜ教科書に載せなければならないのか」と批判した。

    これに関連し、江藤氏は同日夜、共同通信に対し「町村合併ですら血で血を洗うような抗争がある。一つの国がなくなり歴史が途絶える時、国を挙げて賛成するわけがない。しかし、当時の韓国政府はそういう選択をした」と述べ、当時の日韓併合条約を正当なものと主張した。

    歴史教科書の従軍慰安婦」についての記述についても「いつどこで日本の官憲が強制連行したという事実が明らかになっているのか」と疑問を示した。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】景気回復と経済運営に自信

    橋本龍太郎首相は13日、シンガポールのホテルで内外記者と会見し、日本の株価低迷に関連し「民間需要は堅調さを増しており、景気回復の基調は今後も継続するし、民間需要が軸となって経済全体を穏やかにリードする」と、今後の景気回復と経済運営に自信を示した。

    消費税率の引き上げなどが景気に与える影響に懸念を示しながらも「日本経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)は決して悪くない。平成8年度補正予算の早期成立(と9年度予算の成立)による切れ目のない予算執行など経済運営に万全を期す」と述べ、当面補正予算の早期成立に全力を挙げる考えを強調した。《共同通信》

    【ナホトカ号重油流出事故】沈没船体から湧出続く

    島根県沖の日本海で沈没したロシア船籍タンカー「ナホトカ」(13,157トン)の重油流出事故で、第八管区海上保安本部は13日、島根県隠岐島北東沖の沈没現場周辺海域の東側に、約34キロにわたる油の帯を確認、沈没船体から湧出した重油とほぼ断定した。

    一方、第九管区海上保安部は、能登半島西海を北上中の重油帯が14日夕にも北陸電力志賀原発が立地する石川県志賀町赤住付近をはじめ、輪島市七ツ島付近に漂着する恐れがあると予測しており、警戒を強めている。

    石川県沖では13日も漁船による漂流油の回収作業が行われ、14日には運輸省の回収船「清竜丸」も洋上回収に加わる。《北國新聞》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相の写真展が13日(日本時間同)、滞在先のシンガポールのホテル内で開かれた。登山好きの首相らしく、エベレストやロッキーなどの山岳写真のほか、日本情緒あふれる京都の風景など計24点が展示された。首相は外遊の際には必ず愛用のカメラを持参してきたが、今回は「ペルー人質事件に配慮してカメラを持ってこなかった」(周辺)という。しかし、同行を見合わせた久美子夫人をモデルにしたスナップ写真を3枚も出展、愛妻家ぶりをしっかりアピール。

    ○・・・衆院会派「21世紀」を離脱した船田元・前代表はこの日、自民党本部に加藤紘一幹事長を訪ね、自民復党の意思を伝えた。加藤氏は歓迎しながら太陽党結成のあいさつに訪れた羽田孜党首を引き合いに出して「そこにどっしり座って『懐かしいなあ』と言っていた」と言葉を掛けると、船田氏は「それは本音かもしれませんね」と応じ、終始和やかな雰囲気。平成5年6月、船田氏が自民党に離党届を出した時には正面玄関で車の呼び出しをしてもらえなかったというが、今回は「船田元先生」とアナウンスされ、「よかった」と安どの笑顔。《共同通信》

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】人質の解放なし

    ペルーの日本大使公邸人質事件は、極左ゲリラ、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)が人質解放交渉の再開を拒否して一夜明けた13日、仲介役となっている赤十字国際委員会ぺルー事務所のミニング代表が二度にわたり公邸を訪れた。

    同代表は政府側が提示した3項」目の提案についてゲリラ側と協議したとみられるが、同じく仲介役のシブリアニ司教も現れず、特別の進展は見られなかった。これで1月2日から11日間人質の解放はなく、政府提案に対するゲリラ側の回答が待たれている。

    MRTAは13日早朝に「提案に答えるためテレビが(邸内に)入ることを求める」と書いた紙を公邸の窓に張り出したが、テレビ側はこの申し出に応じなかった。政府側はマスコミがゲリラの宣伝に使われることを嫌っており、ゲリラ側がそれを踏まえ、政府側に受け入れ困難な条件を提示してきたとの見方もある。

    MRTAはまた「ペルー、エクアドルの国民は社会正義の伴った平和を望んでいる」と書いた紙も公邸の窓に張り出した。《共同通信》

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    1月13日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年1月12日(日) 在ペルー日本大使公邸占拠事件・外務報道官「厳しい状況変わらず」

    平成2927日目

    1997/01/12

    この日のできごと(何の日)

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】

    橋本外務報道官「厳しい状況変わらず」

    橋本外務報道官は12日夕の記者会見で、日本大使公邸人質事件の今後の見通しについて、12日(現地時間)にもパレルモ教育相とトゥパク・アマル革命運動(MRTA)の直接交渉が再開されるとの見方を示しながらも「依然として70人余の人質が残っており、具体的にどういう動きになるかは話し合いの結果による。厳しい状況に変わりはない」と述べた。

    テレビ朝日系列の記者が公邸内で取材したビデオテープについては「(日本政府が)東京まで運び、そこでテレビ朝日に手渡したい」と述べ、今週中に外務省からテレビ朝日側に渡すことを確認した。《共同通信》

    テレ朝系記者が会見

    ペルーの日本大使公邸に入って取材したことで治安当局に4日間身柄を拘束された後、釈放されたテレビ朝日系列広島ホームテレビの人見剛史記者(26)は12日、米ニューヨーク市内のホテルで記者会見し、ゲリラ側から、人質解放交渉や日本企業社員の身代金に関する手紙などは「一切受け取っていない」と否定した。

    同記者は、邸内で極左ゲリラ、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)の指導者、ネストル・セルパ容疑者や人質の三井物産現地法人の小林正己社長にインタビューした。人見記者は「セルパ容疑者は、通訳を通さず、一方的にしゃべっていたので発言内容は分からない。解決するまで人質を解放するつもりはない、と言ったのは覚えている」と述べた。小林社長は、人質の家族らに向けて「みんな元気で頑張っているので安心してください」と語ったという。

    人見記者は、公邸に入った7日は人質解放交渉がこう着状態にあり、入っても人質の生命を危険にさらすことはないと判断。公邸の玄関まで進んだ段階で「突発的に」決断したと述べた上で、「通常の取材の延長と考えているが、結果として人質のご家族や赤十字国際委員会などにご心配をかけたことを申し訳なく思っている」と語った。

    会見には、テレビ朝日のリマの現地取材責任者、玉知夫ニューヨーク支局長と同社の根津正樹外報担当部長も同席。紺色のスーツ姿の人見記者は、4日間に及ぶ拘束の疲れもみせず、質問にはメモを取りながら冷静に答えていた。 《共同通信》

    ゲリラ側、直接交渉を拒否

    日本大使公邸人質事件で、12日に再開が期待されていたペルー政府と極左ゲリラ、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)の直接交渉は、MRTAが服役中の仲間の釈放を政府が受け入れない限り応じないと、土壇場になって拒否、残る人質74人の解放、事件解決に向けた動きは再び暗礁に乗り上げた。

    政府側交渉担当のパレルモ教育相が12日夕(日本時間13日朝)、記者会見での声明で明らかにした。教育相はまた、交渉再開に向け政府がMRTAに、3項目の提案を示したことを明らかにした。提案についてのMRTAの回答、反応について、同相は触れていない。

    政府提案は①政府、MRTA双方の代表とローマ法王庁、赤十字国際委員会の代表からなる「保証委員会」の設置②双方とほかの委員が受け入れられ得る交渉場所の決定③協議項目は、これまでの接触で確認した点も含め、作業日程とともに検討する―の3点。教育相はローマ法王庁の代表として、これまでも事実上の仲介役を果たしてきたシプリアニ司教が参加することも明らかにした。

    これまでの「保証委員会」設置提案は、MRTAが人質を解放し事件が解決した際、MRTAメンバーの安全な国外脱出などを保証するのが目的だった。今回はこれとは異なった性格で、直接交渉再開のために第三者を交えて調整を図る。《共同通信》

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    【大相撲初場所】初日

    大相撲初場所初日(12日・両国国技館)横綱、大関がそろって勝つ安泰の土俵となった。休場明けの横綱貴乃花は豪快な右すくい投げで小城錦を下した。横綱曙は小結安芸乃島を押し出した。横綱昇進がかかる大関武蔵丸は右四つから肥後ノ海を寄り切り好スタートを切った。大関若乃花は右下手投げで北勝鬨を退け、大関貴ノ浪は危なげなく朝乃若を寄り切った。大関を目指す関脇魁皇は力強い相撲で栃乃和歌を押し出し。関脇琴錦は業師、旭鷲山の内無双に敗れた。《共同通信》

    【スキーW杯回転】木村公宣選手、6位入賞

    W杯スキー回転アルペンスキーのワールドカップ(W杯)男子回転第5戦は12日、フランスのシャモニーで行われ、木村公宣(ロシニョールジャパン)が1、2回の合計タイム1分58秒53で6位入賞を果たした。

    木村の6位はW杯自己最高位で、日本男子選手の6位以内入賞は1991年1月に岡部哲也がキッツビューエル(オーストリア)で5位になって以来6シーズンぶり。木村は1回目、59秒28で11位につけ、2回目に59秒25をマークして順位を上げた。優勝はトーマス・シコラ(オーストリア)で1分56秒38。《共同通信》

    【ナホトカ号重油流出事故】原発に接近

    島根県沖の日本海で沈没したロシア船籍タンカー「ナホトカ」の重油流出事故で、12日午前、福井県の若狭湾に流入した重油の一部が高浜町の関西電力高浜原発の取水口周辺に迫った。関電は当面、発電に影響ないとしているが、付近に多数の油塊があり、八管本部は警戒を強めている。

    一方、石川県内では同日、新たに美川町の海岸でも油粒が確認された。好天に恵まれ、重油が漂着した加賀市、根上町などの海岸では急ピッチで回収作業が進められたほか、県漁連は一斉に操業を休み200隻の漁船で洋上の油塊回収に当たった。

    関西電力などによると、高浜原発は沖合約200メートルの範囲で四重にオイルフェンスを設置しており、最も外側のフェンス中央部に約5メートルにわたり重油が付着していた。高浜原発は冷却水の取水量を10-20%下げたが、冬場で水温が低く冷却効率が高いため、取水量を減らしても発電に影響はないとしている。

    12日、関係機関の船舶や航空機から金沢海上保安部に入った連絡によると、石川県志賀町赤住の北陸電力志賀原発の西約10キロには大規模な油帯がある。この油帯は志賀町高浜沖から輪島市の西北西沖にかけ、南北56キロ、東西200メートルで広がり、13日には輪島市七ツ島南沖に達する見込み。

    北電は同日、志賀原発の物揚げ場から海岸まで新たに140メートルのオイルフェンスを設置し、計5カ所に増強するとともに、船による近海の警戒を始めた。《共同通信》

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    1月12日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年1月11日(土) ナホトカ号重油流出事故・敦賀にも重油接近

    平成2926日目

    1997/01/11

    この日のできごと(何の日)

    【ナホトカ号重油流出事故】敦賀にも接近

    島根県沖の日本海で沈没したロシアタンカー「ナホトカ」(13,157トン)の重油流出事故で、11日タ、金沢市金石海岸と石川県根上町加賀舞子海岸にそれぞれ直径1-7センチ程度の油粒が漂着しているのが確認された。九管本部によると、加賀市から猿山岬にかけての県沖で多数の油塊が認められ、順次、沿岸に漂着する恐れがある。

    八管保安本部は、福井県三国町沖で座礁した船首部のほか、船首の四倍の重油を搭載したまま海底に沈んだ船尾部からも重油が流出した可能性が出てきたことから被害拡大を警戒する一方、原発が集まる敦賀半島付近にも漂着の恐れがあるとみている。

    金沢市の金石海岸では11日午後3時ごろ、警戒中の市職員が500円玉大の油粒が波打ち際の長さ約100メートルにわたり、2、3メートル間隔で点在しているのを発見、金沢海上保安部職員が漂流油の漂着と確認した。

    根上町の加賀舞子海岸でも、11日午後4時16分ごろ、警戒中の消防署員が波打ち際に幅約40メートルの帯状になってこぶし大の油粒が打ち上げられているのを確認、その後、同町の海岸線全域の5.8キロにわたり多数漂着しているのが見つかった。同町は12日朝から住民の協力を得て回収に乗り出す。

    関係機関の船舶や航空機にから金沢海上保安部に入った連絡によると、11日午後6時現在、県沖26カ所で重油帯が見つかった。このうち羽咋市滝港沖から門前町猿山岬沖にかけて油膜が点在する帯は長さ41キロ、幅170メートルに及んだ。船首座礁地点に近い福井県三国町梶港付近から伸びた油帯は長さ22キロあり、小松市安宅海岸沖約2キロに達した。

    一方、加賀市塩屋から加佐ノ岬にかけての海岸では、地元住民、県、市職員のほか、新たに派遣要請を受けた航空自衛隊員やボラニンティアも加わり、総勢840人が懸命の重油回収作業を続けた。《共同通信》

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    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】

    テレビ朝日系記者を釈放

    極左ゲリラ、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)が74人の人質を取って立てこもっているペルーの日本大使公邸に、警察当局の許可なく入り取材した後、国家警察テロ対策本部に拘束されていたテレビ朝日系列広島ホームテレビの人見剛史記者(26)とペルー人通訳は11日午後7時半(日本時間12日午前9時半)ごろ、4日ぶりに釈放された。

    人見記者は12日未明(同12日午後)、リマのホルヘ・チャベス国際空港からペルーを出国、自宅があるニューヨークに同日朝(同夜)戻った。

    テレビ朝日は11日夜、リマ市内で記者会見し、会見に出席しなかった人見記者に代わって天野昌紀取締役(広報担当)らが「人質、家族、関係者に深くおわびしたい」と謝罪。「混乱を避けるため出国してほしいとの当局側の要請を受け入れ出国させた。国外追放ではない」と語った。また、検閲されたものの、返還されたビデオテープなどの取り扱いについては「おそらく放送することになる」と述べた。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】ベトナム首脳と会談

    橋本龍太郎首相は11日午後(日本時間同)、四番目の訪問国ベトナムのハノイに到着。ボー・バン・キエト首相、最高指導者のド・ムオイ共産党書記長とそれぞれ会談した。

    橋本首相はキエト首相との会談で、ベトナムの開放型経済を目指す「ドイモイ(刷新)」路線を支持し、支援していく、と表明し、対ベトナム支援国会合を今年東京で開催する用意があると伝えた。

    また両首相は安保対話強化で一致。橋本首相はベトナムの国防次官の訪日を招請した。日本からは村田直昭防衛事務次官が今月下旬にベトナムを訪問する予定だ。

    会談に先立ち、日本からベトナムに対し火力発電所建設など9事業に総額810億円の円借款供与と、使途を指定しない無償資金協力30億円供与の書簡交換をした。

    キエト首相は会談で、民間企業からの積極的な投資を要請した。橋本首相は投資環境整備のための法整備などの支援、アジア太平洋経済協力会議(APEC)へのベトナム加盟を引き続き支持すると表明した。

    ペルーの大使公邸人質事件について、橋本首相は「テロに屈せず、平和的な解決を目指す」と強調。キエト首相も「ペルーと日本の立場を支持する」と述べた。

    橋本首相は日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)との首脳会談など、対話を深めることを提案。特に安保問題で「アジア太平洋地域での平和と安定には米国のプレゼンスと、建設的なパートナーとしての中国の国際社会への参画が不可欠」との認識を表明。キエト首相は中国との関係に一ついて、南沙諸島問題を念頭に「解決しなければならない問題もある。平和的交渉によって解決されるべきだ」と説明した。《共同通信》

    【女性のためのアジア平和国民基金】韓国の元慰安婦に償い金

    元従軍慰安婦へ償い金の支給を進めている財団法人「女性のためのアジア平和国民基金」(原文兵衛理事長)は11日、韓国の元慰安婦7人に対して、一人当たり一時金200万円と医療・福祉事業として300万円分の計500万円相当を支給するとの目録をソウル市内で手渡すなど支給手続きに入った。

    これまで一時金などを受け取ったのは、フィリピンの9人だけで韓国では初めて。韓国では国家賠償を求める元慰安婦が多く、同基金の事業には批判が強かった。この日の受け渡し式は、事前に一切公表されずに行われた。同国民基金側は「非公開を望む元慰安婦の立場を尊重した」と話しているが、韓国政府側が反対する中で実行されたことから、歴史問題をめぐる日本との関係などに大きな影響を与えそうだ。

    同国民基金によると、ソウル市内で行われた受け渡し式には5人が出席し、このうち3人がチマチョゴリの正装で臨んだ。元慰安婦は「生きているうちに日本の皆さんの気持ちを受け止めることができてうれしい」「一人一人の話を聞いて真相を究明してほしい」などと話したという。目録のほか「おわびと反省の気持ちを申し上げる」との橋本龍太郎首相のおわびの手紙と日本国民からの償いのメッセージも手渡された。《共同通信》

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    1月11日 その日のできごと(何の日)

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