カテゴリー: 平成9(1997)年

  • 1997 平成9年1月20日(月) 全日空217便ハイジャック事件

    平成2935日目

    1997/01/20

    【全日空217便ハイジャック事件】

    20日午後6時40分ごろ、大阪発福岡行き全日空217便ボーイング777(乗員10人、乗客182人)の機長から、「ハイジャックされた」と運輸省福岡空港タワーに通報があった。同機は福岡空港にほぼ定刻の6時47分に着陸。容疑者の男は包丁(刃渡り約15センチ)を所持しており、約30分後に福岡県警に銃刀法違反の現行犯で逮捕された。乗客と乗員にけがはなかった。

    福岡県警の調べでは、自称福岡市南区内の男(31)で、「国外に行ける飛行機を用意しろ」などと要求した。同県警は機内に包丁を持ち込んだ経緯などを調べている。

    調べによると、男はスチュワーデスに包丁をちらつかせて操縦室に案内させ、国外に行くよう要求。機長は「福岡で飛行機を替えなければ国外には行けない」と説得した。着陸後、男は「客は降ろしてもいい」と話し、乗客は空港職員の誘導で避難を始めた。その後「スチュワーデスと一緒に降りたい」などと言って、乗客に交じって機内から出た。機内と空港内ロビー2階を結ぶ接続通路から男が降りてきたところを、付近にいた乗客が「犯人だ」と警察官に示し、取り押さえられた。

    男は精神分裂病の通院歴があり、調べに対し「米国に行く予定だった」などと供述しているという。検査の結果、酒は飲んでいなかった。全日空によると、男は紙袋とつえを機内に持ち込み、最前列に座っていた。

    福岡空港は午後6時50分に滑走路を閉鎖したが、午後7時55分、解除された。日本航空など国内航空3社によると、福岡空港が一時閉鎖された影響で、同空港へ向かっていた計6便が熊本、長崎空港などに臨時着陸し、福岡空港からの出発便でも5便が欠航。国際線にも遅れが出た。《共同通信》

    [cc id=168795 title=”コード”]
    [cc id=168777 title=”引用”]

    【大相撲初場所】9日目

    大相撲初場所9日目(20日・両国国技館)横綱曙、大関若乃花と武蔵丸が白星を重ね9連勝でトップを堅持した。曙は関脇魁皇を落ち着いて浴びせ倒し、若乃化は速攻で肥後ノ海を寄り切り、武蔵丸は土佐ノ海を豪快に押し倒し、それぞれ全勝を守った。横綱貴乃花は旭鷲山を引き落として2敗をキープし、平幕の貴闘力も7勝2敗。大関貴ノ浪は玉春日の押しに屈して5敗目。この日の結果、幕内は、全勝の曙、若乃花、武蔵丸を貴乃花と貴闘力が追う展開、十両は久島海が8勝1敗で単独トップに立った。《共同通信》

    【ナホトカ号重油流出事故】

    石川県3市6町で再漂着

    ロシア船籍タンカー「ナホトカ」の重油流出事故で、新潟県の両津海上保安署は20日、少量の油を新潟県の佐渡島南端で発見した。第九管区海上保安本部(新潟市)は、「ナホトカ」から流出した油である可能性が極めて大きいとしており、沿岸への漂着は7府県目となる。

    石川県内では20日午後5時までに、3市6町で重油の再漂着が確認されたほか、北陸電力志賀原発でも、少量の油粒がオイルフェンスを越えているのが見つかり、職員が回収した。

    能登半島東沖から富山湾を南下していた流出重油は、強い西の季節風に流され、新潟県南西部に接近し、21日夕には同県上越市北西沖数キロまで近付く見込み。油塊や油膜の一部は能登半島東側を南下、やや東に向きを変えながら富山湾にも向かっており、富山県でも回収機材を積み込んだ作業船が港に待機するなどの警戒が続いた。

    日本原子力発電の敦賀発電所(敦賀市)と動力炉・核燃料開発事業団の新型転換炉ふげん(同市)では同日午前、重油漂着の可能性が大きくなったため、三重目のオイルフェンス設置作業を開始した。

    20日は県内で3829人が6市4町で油の収作業に汗を流し、集めた漂着油の総量は8万5899キロリットルに上った。舳倉島には航空自衛隊隊員の23人が渡り、現地状況を調査したほか、ひしゃくなどの回収資機材の搬入を行った。《北國新聞》

    福井県三方町にも漂着

    ロシア船籍タンカー「ナホトカ」の重油流出事故で、三方町に20日、重油が漂着し、河野村を除く福井県沿岸11市町村に被害が拡大した。福井市では大量の重油が流れ着き、約400人が回収に追われた。

    三国町安島に座礁した船首部からの重油抜き取り作業はこの日も荒天のため再開できなかった。《福井新聞》

    【橋本龍太郎首相】施政方針演説

    第140通常国会が20日召集され、橋本龍太郎首相は同日午後の衆院本会議で施政方針演説を行った。

    首相は現在の日本の社会経済の仕組みが「活力ある発展を妨げている」と指摘、「変革と創造」の実現に向け①行政②財政構造③社会保障構造④経済構造⑤金融システム⑥教育ーの6つの改革を「一体的に断行する」と強調。

    「痛みを恐れて改革の歩みを緩めたり、先延ばしすることは許されない」とし、政治のリーダーシップでやり抜く決意を表明した。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相と自民党の加藤紘一幹事長は20日、国会内で開かれた自民党両院議員総会であいさつ。加藤氏が「当分総選挙はない。前の通常国会のような不毛の対立ではなく、与野党ががっちり対決しなければならない」とげきを飛ばした。すると首相は「今年は東京都議選もあるし、来年は参院選もある。幹事長は前言を撤回してもらいたい」と、ニヤリ。首相と幹事長の掛け合いに居並ぶ議員は爆笑となったが、野党の分裂状態をしり目にゆるみがちな自民党。「ひょっとしたら首相の頭には解散の二文字がある」との勘繰りも。

    ○・・・伊藤宗一郎衆院議長はこの日、議長室で「衆院インターネット・ホームページ」の開設式。記者団から感想を聞かれると「画期的なことです」「今は画像が国会議事堂とかハードばかりだが、国会の論戦とか、法案の審議状況などを織り交ぜ、中身のあるリアルなものにしたい」と意欲満々。しかし、入力のための職員の人繰りや議事録公開手続きの問題となると「人のことや制度の問題は一朝一夕にはいかない」。議会制度協議会で国会改革を進めている伊藤議長だが、本当の改革は機器の充実より「論戦の充実」との声も聞かれた。《共同通信》

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】動きなし

    日本大使公邸人質事件は、ペルー政府とトゥパク・アマル革命運動(MRTA)武装グループのパイプ役を担う赤十字国際委員会ペルー事務所のミニグ代表が20日夕(日本時間21日午前)、公邸に入ったものの双方の声明発表や人質解放の兆しなどはなく、直接交渉再開に向けた動きは表面上、2日連続で停止した。ミニグ代表が交渉に関する政府のメッセージなどをMRTAに渡したかどうかなどについては、同事務所、政府ともコメントを控えている。

    一方、フジモリ大統領は、同日、欧州連合(EU)とスペインの駐ペルー大使の信任状受理式で「ペルーは(中南米で投資家の)もっとも魅力的な市場の一つなった。人質事件は個別の出来事であり、平和と安定が発展の支柱であると確信するペルーの進路を変えることはない」と語り、事件がペルーに最小限の打撃しか与えないとの自信を示した。

    ペルー政府は同日夕、閣議を開催、人質事件と国会に送る各種法案について協議したとされているが、協議内容は明らかになっていない。《共同通信》

    【米・クリントン大統領】2期目スタート

    Embed from Getty Images

    クリントン米大統領(50)は20日昼、ワシントンの議事堂前で行われた就任式で宣誓し、第2期政権が正式にスタートした。大統領は就任演説で21世紀へ向け「新しい約束の地」にわれわれの照準を定めようと訴え、米国を新たな希望の地にするとの強い決意を示した。

    大統領は約20分間の演説で、建国以来3度目の世紀の変わり目を迎えた米国民が「情報化時代と全地球的社会に向けた推進力を形成すべきだ」と指摘。教育水準の向上により、すべての子供が情報化時代の恩恵を受けられるよう国づくりに力を尽くすことを強調した。

    ゴア副大統領とのコンビで2001年1月まで米国を率いる大統領は「次の世紀でわれわれを待ち受ける挑戦に目を向けなければならない」として、財政均衡や教育・福祉改革、人種対立の克服など、米社会の活性化に全力で取り組むと表明した。

    外交面では「世界で最も偉大な民主主義国家が民主主義国家の世界全体をリードしていく」と述べ、唯一の超大国の地位を堅持して一いく考えを表明した。

    一方で、上下両院で共和党が多数派を維持しており、2期目も厳しいかじ取りを迫られる大統領は「いがみ合いと分裂で時間を無駄にしてはならない」と述べ、共和党に対し、中道路線に基づいた超党派の協調を呼び掛けた。

    クリントン大統領は、不況に苦しむ米国の再生を訴えた1期目の就任演説とは対照的に、現在の米経済の活況ぶりを背景に「米国経済は再び世界最強になった」と自信を誇示した。

    議事堂前には寒波の中、大統領就任式を見ようと各地から約24万人の市民らが集まった。大統領夫妻は就任式の後、議事堂からホワイトハウスまでパレードした。《共同通信》

    [cc id=168795 title=”コード”]

    1月20日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年1月19日(日) ダカールラリー・篠塚建次郎選手が総合優勝

    平成2934日目

    1997/01/19

    この日のできごと(何の日)

    【ダカールラリー】篠塚建次郎選手が日本人初の総合優勝

    19回目を迎えた自動車のダカール・ラリーは19日、セネガルのサンルイから首都ダカールまでの最終第15ステージ(競技区間18キロ)を行い、四輪部門で篠塚建次郎(三菱パジェロ)が日本人初の総合優勝を果たした。48歳の篠塚は、パリ−ダカール・ラリー時代から12回目の出場での悲願達成だった。

    同じパジェロに乗るジャンピエール・フォントネが2位、ブルーノ・サビー(ともにフランス)が3位。

    ラリーは4日にダカールをスタート、マリ、ニジェール、モーリタニアの4カ国を通過、約8000キロを走破した。

    篠塚建次郎 ついにダカール・ラリーを制したと思うと万感迫るものがある。12回の出場でいつも優勝を狙っていたが、やっと夢が実現した。ダカール・ラーリーは日本で最もよく知られたモータースポーツのイベントだ。私にとっても三菱にとっても最高の結果。ラリー中、パジェロを運転していて本当に楽しかった。《共同通信》

    [cc id=168777 title=”引用”]

    【大相撲初場所】8日目

    大相撲初場所8日目(19日・両国国技館)横綱曙、大関の武蔵丸と若乃花が8連勝で勝ち越しを決めた。3力士がストレートで給金を直したのは平成6年秋場所以来。曙は関脇琴錦を突き、押しで圧倒し押し出した。横綱昇進を狙う武蔵丸は関脇魁皇を一方的に攻めて押し出し、通算38場所(幕内32場所)連続勝ち越しを決めた。魁皇は4敗で今場所後の大関昇進は消えた。若乃花は栃乃和歌を無難に押し出した。横綱貴乃花は肥後ノ海を寄り切って6勝目。大関貴ノ浪は連敗を4で止めた。旭鷲山は、元気のない小結武双山を破り4勝4敗の五分に戻した。この日の結果、全勝の3人を2敗で追うのは貴乃花、貴闘力と入幕2場所目の栃東の3人になった。十両は出島と久島海が7勝1敗でトップを守った。《共同通信》

    【ナホトカ号重油流出事故】

    福井県内10市町村に被害拡大

    ロシア船籍タンカー「ナホトカ」の重油汚染事故で、三国町安島に座礁した船首部からの重油抜き取り作業は19日、荒天のため再開できなかった。船首付近に新たな重油の塊や帯が漂っているのが第八管区海上保安本部などによって確認された。

    また重油は敦賀市白木など敦賀半島へ漂着。沿岸12市町村のうち、三方と河野を除く沿岸10市町村に被害が拡大した。《福井新聞》

    珠洲の塩田にも漂着

    島根県沖の日本海で沈没したロシア船籍タンカー「ナホトカ」の重油流出事故で、能登半島東沖の重油の帯は19日、分散しながら南と南東向きに進み、一部は新潟県糸魚川市・姫川河口の北西約23キロにまで接近した。

    第九管区海上保安本部(新潟市)は、20日夕にも同市から東にかけての海岸に漂着する可能性があるとみている。 富山湾方向に向かう分散した油塊や油膜はさらに南下しているのが確認された。

    石川県内では19日、観光塩田で知られる珠洲市仁江海岸などで新たな重油の漂着があったほか、志賀原発の冷却水取水口の周囲に張られたオイルフェンス内には、18日に続いて少量の油膜や油塊が見つかり、作業員が回収した。

    19日は10メートル近い強い北寄りの風にもかかわらず、県内ではこれまでで最高の1万7765人が18市町で回収作業を繰り広げ、集めた漂着油の総量は1482キロリットルに上った。珠洲市では長橋海岸を中心に約4300人で除去に取り組んだが、岩場での作業のため7人が切り傷などの軽いけがをした。

    福井県三国町沖で座礁した船首部からの重油抜き取り作業は、荒天のため17日午後以来の中断が続いた。陸上から抜き取るための仮設道路の建設は19日午後、波打ち際までの陸上部分が完成した。《北國新聞》

    民主党・鳩山由紀夫代表、政府の対応を批判

    民主党の鳩山由紀夫代表は19日、岐阜市で開かれた民主党岐阜の結成総会で講演し「沖縄の米軍基地の一坪地主の土地収用問題や日米安保のガイドラインの見直しの期限が来る。このような時に三本の矢(自社さ)がまとまって飛んで行くとは到底思えない。今年中に政局が動くかもしれない」と自社さの枠組みについて従来の考え方を重ねて語った。

    鳩山代表は、同日午後、名古屋市内のホテルでも講演し、タンカー重油流出事故について「橋本総理は重大性に気付くのが遅れた」と指摘。政府のこれまでの対応についても「(想定できる)災害について対策マニュアルができているのかどうか。それが最低限の役目だ」と批判した。《共同通信》

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】

    73人が捕らわれたままの日本大使公邸人質事件は19日、ペルー政府とトゥパク・アマル革命運動(MRTA)双方とも交渉再開に向けて新たな提案を示すことなく、大きな動きがなかった。この日の午後、シプリアニ司教が日曜のミサ用の祭服で公邸に入ったが、仲介役のミニグ赤十字国際委員会ペルー事務所代表は姿を見せず、公邸周辺に特別な動きは見られなかった。

    ゲリラ側は18日、交渉の議題にすべてのテーマを含めるよう要求、服役中の仲間の釈放を求めた当初からの立場をあらためて強調した。政府の出方をうかがいながら回答を待っているとみられる。

    同日午前には、扇山明久二等書記官ら人質2人が、相前後して公邸の建物の外に出た。数回にわたり、公邸敷地内に駐車した車からバッテリーを取り外す姿が見えた。一方、日本政府の要請で19日午後3時から15分間、地元FMラジオ局が公邸内の人質のため、日本のラジオ体操と歌謡曲を放送した。《共同通信》

    [cc id=168795 title=”コード”]

    1月19日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年1月18日(土) ナホトカ号重油流出事故・小松、羽咋にも漂着

    平成2933日目

    1997/01/18

    この日のできごと(何の日)

    【ナホトカ号重油流出事故】小松、羽咋にも漂着

    島根県沖の日本海で沈没したロシア船籍タンカー「ナホトカ」(13,157トン)の重油流出事故で18日午後、低気圧の接近による強風の影響で重油が新たに小松、松任、羽咋、押水、志雄の各市町の海岸に漂着した。これで重油漂着は加賀から珠洲までの沿岸18市町すべてに及んだが、同日は荒天のため回収作業の大部分が午後までに中止された。

    第九管区海上保安本部(新潟市)は、能登半島先端の禄剛崎沖にある油の帯が強風で分散し、富山湾や新潟県沖に向かうのは確実とみて警戒を強めている。

    石川県押水町の海岸では18日午後5時ごろ、ゼリー状の油粒が発見されたのに続き、志雄町、羽咋市までの約11キロにわたる波打ち際に最大約10センチの油粒が幅2メートル前後の帯状に打ち上げられているのが見つかった。観光名所である千里浜なぎさドライブウェー(約8キロ)のほぼ全域の砂浜が含まれており、車が油を踏みつぶすと回収が困難になることから、同ドライブウェーは同日午後8時から通行止めとなった。

    小松市の安宅海岸では18日午後2時20分ごろ、「安宅の関跡」周辺の約1400メートルに最大10センチの油粒が打ち上げられ、同市事故対策本部は約200人を動員して日没までにドラム缶7本分の重油を回収した。

    この日、北陸地方の沿岸部と海上では朝から北寄りの季節風が10メートル以上と強く、4メートル近い高波で大荒れとなった。運輸省油回収船「清龍丸」が途中で作業を打ち切ったほか、漁船も出漁、回収とも中止した。《北國新聞》

    [cc id=168777 title=”引用”]

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】ゲリラ側が政府提案に反発

    ペルーの日本大使公邸を占拠する極左ゲリラ、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)は18日、共同通信との無線交信を通じて声明を発表、17日にペルー政府が直接交渉の課題を「合法的な退去と人質全員の解放」に限定した提案に強く反発、「交渉を今すぐ開始できない」として提案の見直しを迫った。《共同通信》

    【大相撲初場所】7日目

    大相撲初場所7日目(18日・両国国技館)全勝の3人が白星を重ねた。横綱曙は玉春日を一方的に押し出し7連勝。横綱昇進をかける大関武蔵丸は剣晃を寄り切り、若乃花は土佐ノ海を引き落として依然土つかず。横綱貴乃花は旭豊を送り出して5勝2敗としたが、大関貴ノ浪は旭鷲山の豪快な左下手投げに屈し4日目から4連敗。関脇同士の一番で、魁皇は琴錦の寄りに敗れ早くも3敗目を喫し、今場所後の大関昇進は絶望的になった。琴錦は初白星を挙げた。1敗の平幕力桜が敗れ、全勝の曙、若乃花、武蔵丸を貴乃花ら5人が2敗で追う展開。十両は出島と久島海が6勝1敗でトップに並んだ。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】「野党とも政策論議を」

    自民党は18日午前、都内のホテルで第62回党大会を開いた。総裁としてあいさつした橋本龍太郎首相は20日召集の臨時国会について「社民、さきがけとの連立体制を軸に、民主、21世紀など各党と、今日の危機的状況を打開するために率直な政策論議を展開したい」と強調、野党にも積極的に協力を呼び掛け、平成9年度予算の早期成立を目指す方針を表明した。

    大会には社民党の土井たか子党首、さきがけの堂本暁子議員団座長、「21世紀」の新井将敬代表に加え、野党からも民主党の鳩山由紀夫代表が出席。豊田章一郎経団連会長らとともに、労働界から電機連合の岩山保雄会長ら9単産の代表らが初めて顔を見せ、政権基盤の安定化と新たな支持層拡大を狙う自民党の姿勢を鮮明にした。

    橋本首相はあいさつで「戦後システムと決別し新しい時代を創造する平成の改革というべき抜本的な改革を行う。これは明治維新、第二次世界大戦後の改革に匹敵する」と述べ、行政改革など六つの改革に取り組む決意を明らかにした。

    加藤紘一幹事長は党情報告で「友党との信義を重んじ、信頼関係を保ちながら新たな政治課題に取り組んでいく決意だ」と述べ、自社3党体制を維持していく考えを示した。土井氏や堂本氏は、国会運営などで自民党に協力していく姿勢を表明したが、自民党からの政権参加への呼び掛けについて鳩山氏は、「ありがたいが、要望にはこたえられない」とあいさつした。

    大会では、①友党との信義を重んじ、謙虚な姿勢で国政を運営する②労働組合との連携と交流を深める③来年の参院選で議席を持たない「空白県」すべてを奪還する−などとした9年運動方針案を採択した。《共同通信》

    [cc id=168795 title=”コード”]

    1月18日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年1月17日(金) 阪神大震災から2年

    平成2932日目

    1997/01/17

    この日のできごと(何の日)

    【阪神大震災】発生から2年

    6400人を超す犠牲者を出した阪神大震災(兵庫県南部地震)から丸2年を迎えた17日、被災地では地震発生時刻の午前5時46分、遺族や被災者らが一斉に黙とうをささげ、追悼行事が相次いだ。正午前、神戸市内で始まった県の式典は遺族ら約390人が出席、秋篠宮ご夫妻や橋本龍太郎首相、村山富市前首相らも参列した。

    橋本首相は「被災地では復旧が順調に進み、今や本格的な復興の段階を迎えた。国としてこれまで同様、全力を挙げて取り組む」と決意表明した。貝原俊民知事は慰霊碑に向かい、「被災者のみなさんに自立した生活をしてもらえるよう懸命の努力をしていく」と語った。

    遺族を代表し、13歳の長男を亡くした会社員Aさん(48)は「虚無感、脱力感は薄れてきたが、朝晩子供の遺影に手を合わす時、いまだ悲しさと悔しさで目頭が熱くなります」と思いを述べた。

    午前10時半からの神戸市主催の式典には、約5400人が参列。笹山幸俊市長が「震災の教訓を決して風化させることなく、これからも全力で復興に取り組む」とあいさつ。

    西宮市主催の追悼式には土井たか子・前衆院議長らが参列し、祖父母と弟を実った小学六年、Bさん(12)が「家族を亡くした人たちの心は震災前と同じには戻りません。でも、明るく前を向いて、生きていきたい」と決意を語った。

    この朝、児童8人が犠牲となった芦屋市の精道小など、多くの学校で追悼行事や防災訓練が行われた。

    橋本龍太郎首相 あらためて震災で亡くなられた方々と御遺族に心から哀悼の誠をささげる。阪神・淡路地域は関係者の努力により復旧は順調に進んでいる。しかし今も約4万世帯の方々が仮設住宅での生活を余儀なくされるなど一日も早く解決すべき課題が存在することも事実だ。住宅をはじめとする生活の再建、安定した雇用の場の確保と産業の復興、安全な地域づくりなど本格的復興に向けての取り組みを一層推進する。

    国は一日も早い復興に向けて全力を挙げて取り組むことを養う。被災者が一日も早く生活を再建し、この地域が安全で住み良い、魅力ある街へ再生することを心から願う。震災を教訓に総合的な防災対策を積極的に推進し、国民が安心して暮らせる社会の実現に全力を挙げる。

    貝原俊民知事 深い悲しみの大震災から2年の歳月が流れました。社会基盤の整備や大量の住宅建設も進み、いよいよ本格的な「生活復興本番の年」を迎えました。しかし、高齢被災者などにとって「自力復興」は極めて困難であり、公的支援の上に、互いに励まし、助け合っていく「協力復興」の精神が何より大切です。人の優しさやきずなの大切さを忘れることなく「こころ豊かな兵庫」を築くことが何よりの供養と心に刻み、県民が心を一つに、全力を傾けることを固く誓います。《共同通信》

    [cc id=168777 title=”引用”]

    【大相撲初場所】6日目

    大相撲初場所6日目(17日・両国国技館)横綱貴乃花は関脇琴錦を押し出し、3日ぶりの白星で4勝2敗とした。大関貴ノ浪は肥後ノ海の押しに不覚を取り3連敗。横綱曙は剣晃を一方的に突き出し、綱とりの大関武蔵丸は栃乃和歌を破り、大関若乃花は小結武双山を寄りで下し、いずれも6連勝した。大関昇進をかける関脇魁皇は旭豊の取ったりに2敗目を喫した。この日の結果、幕内の全勝は曙、若乃花、武蔵丸の3人と変わらず。1敗は平幕の力桜1人となった。十両は出島、栃乃洋、久島海の3人が5勝1敗で並んでいる。《共同通信》

    【サッカー・城彰二選手】横浜Mに移籍

    横浜マリノスは17日、ジェフ市原からの移籍を希望していたFW城彰二(21)を獲得したと発表した。横浜M、市原両球団の首脳がこの日話し合い、移籍金を含めた条件面で合意に達し、正式に移籍が決まった。同選手は「違う環境でプレーしたい」とチームに申し入れ、14日には移籍リストに記載された。その後、球団を通して移籍先を探していたが、横浜Mと市原の間で交渉がまとまった。《共同通信》

    【ジェームス三木さん】勝訴

    単行本「夫婦戦争」で女性遍歴を取り上げられ名誉を傷付けられたとして、脚本家ジェームス三木さんが、妻で著者の山下憲子さんと本の出版元の「現代書林」(東京都新宿区)に損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁の市川頼明裁判長は17日、名誉棄損を認め計200万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

    判決理由で市川裁判長は「女性べっ視と受け取られかねないもので、三木さんの人格全般に対する社会的評価を甚だしく下げた」と指摘。問題となった記述について「山下さん側が言うように、夫婦の在り方を全国の女性に問う目的などのために必要、有益だとは全く認められない。事実の真実性を判断するまでもなく違法だ」とした。《共同通信》

    【オウム真理教・松本智津夫被告】第22回公判

    オウム真理教松本智津夫被告(41)=教祖名麻原彰晃=の第22回公判は17日午後も東京地裁で続けられ、弁護側が地下鉄サリン事件の検察側証人の元幹部林郁夫被告(49)に3度目の反対尋問をした。松本被告は午前の元幹部井上嘉浩被告(27)に対する反対尋問と同様、証言中に「ばか野郎」「何言ってんだ」などと独り言を繰り返し、阿部文洋裁判長は再三注意した。

    林被告は地下鉄事件の実行犯とされ、この日の反対尋問では、松本被告に犯行を報告した経緯について「『やってきました』と言ったら『そうか』と了承した」と証言。弁護側は「『そうか』で分かるのか」とただしたが「麻原と弟子の間では分かるものがある」と述べた。また、犯行前にサリンの入った袋11個を実行犯で分けた状況について「袋は二重になっていたが、一つだけ中袋が破れていた。林泰男(被告)が『自分が引き受ける』とその袋を取った」などと証言した。

    反対尋問はこの日で終了し、昨年9月から続いた林被告の証人尋問が終わった。主尋問は約4時間、反対尋問は計約16時間半に及んだ。

    【ナホトカ号重油流出事故】

    定置網引き揚げ

    島根県沖の日本海で沈没したロシア船籍タンカー「ナホトカ」(13,157トン)の重油流出事故で、能登半島先端の珠洲市禄剛崎沖を越えた重油の帯は17日、一部が富山湾方向に流れ、能登内浦の同市寺家海岸に漂着した。同市や内浦町の各漁協、能都町の一部の漁協は最盛期の定置網を重油汚染から守るため、陸に揚げる作業に着手した。

    第九管区海上保安本部(新潟市)によると、内浦側に入り込んだ油帯は今後、さらに南下を続け、一部は能都町の海岸沿いを進む可能性も出てきた。 石川県定置網漁協や県漁連によると、17日に引き揚げられた定置網は珠洲市宝立、寺家、小泊、蛸島と内浦町松波の沖にある計8カ所。能都町宇出津沖にある定置網も18日に引き揚げる方向で検討されている。

    定置網漁は冬場が最盛期で、9月ごろ水深60−70メートルの沖合に設置され、手入れをする6月まで引き揚げないことになっている。構造上、一部が海面に出るため、各漁協では漂流油が付着する恐れがあると判断された。

    九管本部によると、17日午前に珠洲市飯田港の東沖に達した油帯の南端部は18日夕には七尾港の北東約40キロに達する。七尾湾に入り込めば、養殖カキなどへの影響も懸念される。佐渡島方向に流れる重油帯の先端は佐渡島の南西約45キロに迫る。17日午後4時現在、石川県沖の油帯は能登沖に集中し、計50カ所に上った。

    志賀町赤住の北陸電力志賀原発では物揚げ場周辺の海面で一円玉から手のひら大の油塊数個が見つかり、職員が直ちに回収した。 今後の漂流進路に当たる新潟、山形、秋田の各県でも自治体や漁協が対策を協議、新潟県柏崎市の東京電力柏崎刈羽原発では取水口付近にオイルフェンスを設置するなど警戒を強めた。

    福井県三国町沖で座礁した船首部からの重油抜き取り作業では17日、海水混じりの重油約700キロリットルの抜き取りを行ったが、午後からは低気圧の接近で取りやめられた。《北國新聞》

    水族館のイルカが疎開

    タンカー重油事故でイルカのプールに重油が混入してきた福井県三国町の越前松島水族館で17日朝から、イルカの“疎開”が始まった。飼育している14頭を2日間で4県の5水族館にトラック移送する。

    移送作業は午前8時、静岡県の下田海中水族館に預かってもらうバンドウイルカ2頭から開始。同水族館職員や民間ボランティアら約60人が作業にあたった。《福井新聞》

    【政界談話室】

    ○・・・自民党の村岡兼造国対委員長ら同党の国対メンバー11人は17日、国会近くの日枝神社に少し遅れた初もうで。村岡氏は参拝後、記者団に「(橋本龍太郎首相が目指す)六つの改革の達成と国会の円滑な運営をお願いした」と神妙な顔つき。今度の通常国会は、自民党だけでは過半数に届かない状況下で、村岡氏が「いろんな問題が山積みしている」と言うように重要法案がめじろ押し。橋本政権の「3月危機説」については「どこから出ているか分からない。そんなことにはならない」と否定したものの、前例がないという国対そろってのお参りは、国会運営も神頼みという危機感の表れ?

    ○・・・太陽党の岩国哲人政調会長代理はこの日、都内のホテルで記者団に「太陽党は総選挙後に結成された新党であるがゆえに、民意に最も近い政党だ。国民の期待にこたえたい」とぶちあげた。さらに「太陽党以外は新党ではなくなった」と、新党では先輩格の民主党や離党した新進党をばっさり。ところが民主党、衆院会派「21世紀」との政策協議に話が移ると「兄弟党の新進党に野党第一党として加わってほしい。税制、景気対策、土地問題では共通するものがある」と一転して低姿勢で参加を呼び掛け。「兄」を導く「賢弟」とでも言いたげな口ぶりだった。《共同通信》

    【イスラエル軍】ヘブロン部分撤退が完了

    ヨルダン川西岸の主要都市で唯一イスラエル軍の占領が続いていたヘブロンの軍政本部で17日午前6時(日本時間同日午後1時)すぎ、同軍からパレスチナ警察への治安権限移譲が行われ、本部に残留していた最後のイスラエル軍将兵が撤退を完了した。

    代わってパレスチナ警察官400人が、ユダヤ人入植地キリヤトアルバなどを除く区域の約80%に展開し、同本部は、パレスチナ警察をはじめとする自治政府本部となった。

    ネタニヤフ・イスラエル首相とアラファト・パレスチナ解放機構(PLO)議長が15日に合意したヘブロン撤退協定に基づく措置。首相府筋によると、イスラエルとパレスチナ自治政府の交渉代表は17日午後、エルサレムのホテルでヘブロン撤退協定に調印した。

    イスラエル軍は入植地、聖地「マクペラの洞くつ」、主要道路付近などを除く地域から、1967年の第三次中東戦争で占領して以来、30年ぶりに撤退。この地域は、ガザ地区の大半や他の西岸7都市と同様、パレスチナ自治区となった。

    アラファト議長は、撤退について「われわれが人々の前でかつてした約束がようやく実現した。今後も和平を追求していくことに変わりはない」と述べ、近く、ヘブロンを訪問することを明らかにした。《共同通信》

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】

    発生から1カ月

    リマの日本大使公邸人質事件は17日、ペルー政府とトゥパク・アマル革命運動(MRTA)武装グループの直接交渉の場となる保証委員会の構成で双方が合意に至らず、解決への動きが停滞したまま発生から1ヶ月を迎えた。

    交渉の遅れに伴い、人質74人の健康状態への心配が一層強まっている。《共同通信》

    フジモリ大統領、最大限の譲歩

    日本大使公邸人質事件でペルー政府は17日午後(日本時間18日午前)、公邸を占拠する極左ゲリラ、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)武装グループに人質全員の解放と引き換えに「合法的退去」を認めるとの提案を行い、強権的な政治手法をとってきたフジモリ大統領としては最大限の譲歩を示した。

    ペルー政府が提案した「退去」とはこれまでの交渉の流れから、刑事責任を問わずに武装グループを第三国に出国させることを意味している。フジモリ大統領はこれまで「テロリストと交渉しない」と繰り返してきたが、今回の提案でMRTAに対し「(事件を起こしたことは)許すから、厄介者は出ていけ」と早期解決を求めたと言える。

    政府は、MRTAの仲間一の服役者の釈放には一切応じない姿勢を通した。また、合法的政治勢力への変身を狙ってMRTAが要求したグアテマラ政府代表の保証委員会参加も拒絶した。

    合法政党化に向けた交渉は長引くことが必至とみられる。また合法化を認めないとしても、交渉するだけで左派政治勢力を活性化させ、軍部の反発を招く恐れがあることから、絶対に譲れない一線だった。

    それに比べれば、武装グループを国外に逃し、表面的には「(政府側が)折れた」と受け止められても、早期解決によって政権への打撃は最小限に抑えられると計算した上での譲歩と言える。《共同通信》

    [cc id=168795 title=”コード”]

    1月17日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年1月16日(木) ナホトカ号重油流出事故・船首部分の重油抜き取り開始

    平成2931日目

    1997/01/16

    この日のできごと(何の日)

    【ナホトカ号重油流出事故】船首部分の重油抜き取り開始

    島根県沖の日本海で沈没したロシア船籍タンカー「ナホトカ」(13,157トン)の重油流出事故で、福井県三国町沖で座礁した船首部からの重油抜き取り作業が16日から始まった。作業はロシアの船主側から委託を受けた民間会社が行い、順調に行けば一選間で作業を終える予定。

    第九管区海上保安本部(新潟市)によると、、能登半島沖の選流重油の東端は禄剛崎沖を越え、対馬海流に乗って速度を上げながら佐渡島方向に向かっているが、海流や風向きによっては富山湾に流入する可能性があり、同本部は警戒を強めている。

    第八管区海上保安本部(京都府舞湾市)などによると船首部からの重油装抜き取りは、7室に分かれた船首のタンクの一室ごとに約50センチ四方の穴をあけ、ボンプで順次吸い上げる方法。天候が安定しているため、徹夜態勢で作業を進めた。

    金沢市の陸上自衛隊第十四普通科連隊は16日、谷本正憲知事から新たに災害派遣要請を受け、約150人が17日朝から珠洲市大谷町に漂着した重油の除去作業を行う。航空自衛隊輪島分屯地からも16日、隊員30人が輪島市の海岸に派遣された。

    石川県志賀町赤住の北陸電力志賀原発では16日、新たに取水口のある物揚げ場に平行して設置されている防波堤の周囲で油膜の漂着が見つかり、職員が吸着マットで回収した。志賀原子力総合事務所は「油膜は海面に浮いており、海面下の取水口に入り込む可能性は小さい」とし取水制限などの措置は取らず、24時間態勢の監視を続けている。《北國新聞》

    ロシア大使、石川県知事に陳謝

    アレクサンドル・パノフ駐日ロシア大使は16日、石川県庁を訪れ、タンカー重油流出事故について谷本正憲知事と会談した。パノフ大使は、県内の沿岸各地が大きな被害を受けていることに「予想した以上に損害が大きく、おわびしたい」と陳謝するとともに、船に対しては損害賠償に万全を期すようロシア政府としても指導していく意向を示した。

    谷本知事は珠洲市長橋海岸の重油漂着現場を映し出すモニター画面や地図を示しながら、「漁協関係者や市民が総出で作業に当たっているが、岩場の漂着重油は回収が難しい。漁を休んで回収作業を続けている漁民や、多くの労力を費やしている県民の心情を十分理解してほしい」と述べ、回収作業への協力と事故の原因究明、損害賠償での船主への指導を強く求めた。

    これに対して、パノフ大使は、被害の大きさをロシア政府に報告するとした上で、賠償問題については「石川県をはじめとする各地の損害を計算してロシア側に伝えてほしい」と協力する姿勢を見せた。

    漂流重油の回収に関しては「ロシアから2隻の回収船を向かわせているが、もう1隻配置する用意がある」と述べ、事故原因の究明についてもロシア側の情報を提供する考えを明らかにした。《北國新聞》

    [cc id=168777 title=”引用”]

    【大相撲初場所】5日目

    大相撲初場所5日目(16日・両国国技館)横綱貴乃花と大関貴ノ浪が連敗する波乱。貴乃花は栃乃和歌のはたきで前に落ち、横綱になって初の連敗を喫した。栃乃和歌は4個目の金星。貴ノ浪は北勝鬨の左すくい投げに敗れた。横綱曙は旭豊を上手投げで下し、大関武蔵丸は関脇琴錦を決め出し、大関若乃花は旭鷲山を押し出し、それぞれ全勝をキープした。琴錦は5連敗。関脇魁皇は小結武双山を寄り切って4勝1敗。武双山は4敗目となった。この日の結果、幕内は全勝が曙、若乃花、武蔵丸の3人。十両は全勝が消え、出島、栃乃洋ら5人が4勝1敗で並んでいる。《共同通信》

    【梶山静六官房長官】海上ヘリポート「シュワブ沖で合意」

    梶山静六官房長官は16日夕の記者会見で、沖縄の米軍普天間飛行場返還に伴う海上ヘリポートの建設について「日米のおよその目安でキャンプ・シュワブ沖になっている」と述べ、日米両政府が同沖建設で基本合意していることを明らかにした。政府首脳が日米間のキャンプ・シュワブ沖建設合意を公式に認めたのは初めて。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・太陽党の畑英次郎幹事長は16日、鳩山邦夫民主党副代表と通常国会への対応について初協議し、開口一番「親戚以上にひとつよろしくお願いします」と笑顔で呼び掛け、握手を交わした。14日の西岡武夫新進党幹事長との会談では「新進党とは兄弟党だ。これをベースに協議を進めていきたい」ときずなをことさらに強調したばかり。「改革大連合」の実現に向けて新進、民主の橋渡し役をアピールしたい太陽党は、両党との等距離関係を築く方針だが、「親戚以上」「兄弟」と表現にも苦心の跡がありあり。

    ○・・・芦田甚之助連合会長はこの日、都内で開かれた拡大中央闘争委員会で「連合は消費税率引き上げの前提として、2兆円規模の特別減税の継続などを求めてきたが、無視され予算案が提出されようとしている」と政府を批判した。非自民連立政権の仕掛人といわれた山岸章前会長とは対照的に政治的発言を控えてきた芦田氏だが「自民党は絶対多数でなく、野党が足並みをそろえれば、予算案修正も可能。応じなければ内閣は総辞職せざるを得ない」とボルテージは上がる一方。突然の変身ぶりに会場からは、10月の会長選挙をにらんだ「再選意欲の表れ」との声も。《共同通信》

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】

    ゲリラ側、欧州亡命を希望

    日本大使公邸人質事件で、ペルー政府は16日未明(日本時間同日夕)までに、極左ゲリラ、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)武装グループのリーダー、ネストル・セルバ容疑者らが欧州への亡命を希望していることを確認、日本政府にも伝えた。複数の外交筋が明らかにした。

    日本政府の問い合わせに対し、ペルー政府は「欧州のどの国かセルパ(容疑者)自身決めていない」と回答。今後、ゲリラ側と直接対話を再開するか、赤十字国際委員会ペルー事務所のミニグ代表らを通じて複数の候補国を同容疑者に打診することになるとの見通しを示した。

    このため日本政府は、セルパ容疑者の母と息子が亡命しているフランスなどを中心に非公式に接触し、協力を事前に要請する準備に入った。このほか、同容疑者がこれまでに解放された人質に「脱出先として関心がある」と語っていたスウェーデン、デンマークなどにも接触する方針。

    セルパ容疑者は15日の声明で、保証委員会のメンバーに「ある欧州の国」とグアテマラの代表者を入れるよう要求。グアテマラは駐ペルー大使を充てる用意があることを既に表明したが、欧州については詳細が分からず注目されていた。

    ペルー政府が日本側に説明したところによると、セルパ容疑者は欧州亡命を希望しているほか、昨年12月29日に反政府ゲリラと包括的和平協定を結んだグアテマラ政府に倣い、MRTAの合法化も最終的に求めることを含んで保証委のメンバー構成を示したとみられる。《共同通信》

    ペルー政府、要求を拒否

    ペルー政府は16日午後(日本時間17日朝)、日本大使公邸で七十四人の人質を取るトゥパク・アマール革命運動(MRTA)武装グループが求めていた保証委員会へのグアテマラ政府代表の参加を拒否すると発表した。

    これに対し、邸内のMRTAリーダーのネストル・セルパ容疑者は同日夕、共同通信との無線交信で「グアテマラ政府は自らの意思で参加を表明していた。それを拒否する(ペルー)政府との合意は難しい」と態度を硬化させ、MRTA受刑者の釈放要求を繰り返した。 双方がかたくなな姿勢を崩していないことで、人質の新たな解放に結びつくと期待されている直接交渉再開がさらに遅れる見通しとなった。

    セルパ容疑者は「解決は政府の意欲次第だ。教育相と話す」と述べ、交渉が決裂していないことも表明した。《共同通信》

    [cc id=168795 title=”コード”]

    1月16日 その日のできごと(何の日)

This website stores cookies on your computer. These cookies are used to provide a more personalized experience and to track your whereabouts around our website in compliance with the European General Data Protection Regulation. If you decide to to opt-out of any future tracking, a cookie will be setup in your browser to remember this choice for one year.

Accept or Deny

PAGE TOP