平成3633日目

1998/12/19

この日のできごと(何の日)

【横浜高・松阪大輔投手】西武入りが決定

今年の春夏の甲子園大会を制した横浜高のエース、松坂大輔投手(18)のプロ野球、西武球団入りが19日、決まった。

同投手は11月20日のドラフト会議で3球団から1位指名され、西武が交渉権を獲得。19日、東京都内のホテルで交渉し、契約金1億円、出来高払い5000万円、年俸1300万円の条件提示を受け、合意した。入団発表は正式契約とともに28日に行われる。

松坂投手は当初、横浜以外の球団が交渉権獲得の場合は社会人入り、としていたが、西武との交渉で翻意。ドラフト会議から1カ月後の入団決定だった。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【ボクシング・井岡弘樹選手】引退

プロボクシングの元世界ストロー級、ジュニアフライ級王者の井岡弘樹(29)=グリーンツダ=が19日、現役引退を決めた。

井岡は同日、大阪府立体育会館で行われた徳山昌守(金沢)との10回戦で5回TKO負け。試合後に津田博明会長と話し合った結果、「当然(引退を)決めました。今後のことはゆっくり休んでから考える」と引退を表明した。

井岡は1987年10月に世界ボクシング評議会(WBC)ストロー級のタイトルを獲得し、2度防衛。91年12月に世界ボクシング協会(WBA)ジュニアフライ級王者となり、日本選手3人目の2階級制覇に成功した。その後、東洋初の3階級制覇を狙ってフライ級、ジュニアバンタム級で世界戦に挑んだが、4度ともタイトル奪取に失敗した。戦績は42戦33勝(17KO)8敗1分け。

井岡弘樹 当然(引退を)決めました。エディさんから始まって、最後にサラスと、いい指導者に巡り合えて津田会長には感謝してます。今後は会長と話し合って、休んでから考えます。《共同通信》

【甲子園ボウル】立命、4年ぶり2度目の優勝

アメリカンフットボールの東西大学王座決定戦、第53回甲子園ボウルは19日、甲子園球場で観衆2万3000人を集めて行われ、関西代表の立命が関東代表の法大を25−17で破り、4年ぶり2度目の優勝を飾った。東西の対戦成績は、関西の25勝24敗4分けとなった。

立命は来年1月3日の日本選手権、ライスボウル(東京ドーム)への出場権を獲得。初の日本一をかけ、社会人チャンピオンのリクルートと対戦する。

立命は5点を追う第4クオーター開始直後、RB杉山の1ヤードTDランで逆転。9分10秒にもQB川崎が8のTDランを決めて突き放した。年間最優秀選手に贈られるミルズ杯は、立命のRB杉山(4年)が受賞した。甲子園ボウル最優秀選手も杉山が選ばれた。《共同通信》

【石川県金沢市】「シネモンド」開館

芸術作品などミニシアター系映画を専門に上映する劇場「シネモンド」が19日、金沢市の香林坊109内にオープンし、初日から若い女性客ら大勢の映画ファンでにぎわった。

シネモンドは、4階の賃しホール「ホール109」を映画館として利用、県内の既存館とは、ひと味違った個性的な作品選定を行う。

この日のプログラムはインドの娯楽映画「ムトゥ 踊るマハラジャ」で、初回上映の30分前から若い女性のグループ連れや日印協会の関係者ら40人近くが受け付け前に列を作った。

金沢市増泉から訪れた団体職員(28)は「東京でヒットした『ムトゥ』が金沢で上映されるのを楽しみにしていた。今後も買い物のついでなどに利用したい」と話した。

シネモンドは来年1月16日からインド映画祭を開催、同23日から岩井俊二監督の邦画「四月物語」を上映する。《共同通信》

【米下院】クリントン大統領の弾劾訴追決議案を可決

クリントン米大統領の不倫もみ消し疑惑で、弾劾訴追(起訴に相当)を審議していた下院本会議は19日、元実習生との性的関係について大統領が大陪審で偽証し、捜査を妨害したとして「弾劾、罷免に相当する」と、弾劾訴追状を賛成多数で可決した。

上院の弾劾裁判は来年1月に始まる見通しだが、罷免が成立する可能性は少ない。しかし、大統領の指導力低下により、経済政策運営の需要法案などで議会工作に支障が出るのは避けられない。《共同通信》

【小渕恵三首相】自由党・小沢一郎と会談

小渕恵三首相(自民党総裁)は19日、自由党の小沢一郎党首と2回にわたって会談し、内閣改造に伴い2閣僚を削減し18閣僚とすることで合意、政権協議は決着した。これにより首相は年末か年明け早々に内閣改造を行い、1月19日からの通常国会に臨む。

首相は、自由党からの閣僚迎え入れに伴う最小限の入れ替えにとどめたい意向。自由党には1、2ポストを割り振る方向で調整する。自由党からは野田毅幹事長の入閣が有力視されている。《共同通信》

【小渕恵三首相】これからは「直牛」に

小渕恵三首相は19日夕、東京都内のホテルで開かれた大相撲の佐渡ヶ嶽部屋創立25周年記念祝賀会に出席。「みんな私を鈍牛というが(九州場所で優勝した)琴錦関の一直線の相撲を見てこれからは『直牛』に変化しようと思っている。琴錦関に内閣総理大臣杯をわたしたかったが、人気がないのが人気取りだと言われるので遠慮した」と会場を笑わせた。

同席した自民党の森喜朗幹事長は「総理は大変苦労されたが、最近ぐぐっと人気が上がり始めた」と世論調査で支持率が上昇していることを指摘。「小渕部屋のおかみさんの森からも小渕(自民党)総裁をお願いします」と述べ、首相の「女房役」をアピールした。首相は小沢一郎自由党党首との党首会談を終えて駆け付けたが、会談内容には一切触れずじまいで、連立政権樹立は「一直線」といかないようだった。《共同通信》

【米、英軍】イラク攻撃を終了

クリントン米大統領は19日夜(日本時間20日朝)、ホワイトハウスで緊急声明を発表し、米英両軍によるイラク空爆作戦が「目的を果たし完了した」と語った。ブレア英首相も攻撃終了を宣言。1991年の湾岸戦争以来、最大規模の攻撃となった「砂漠のキツネ作戦」は四次にわたる空爆の末、終了した

査察拒否に端を発したイラク問題は週明けの国連安保理に舞台が移るが、イラクのラマダン副大統領は国一連大量破壊兵器廃棄特別委員会(UNSCOM)の査察に協力しないと言明して全面対決の姿勢を崩さず、米英との緊張は続いている。《共同通信》



12月19日 その日のできごと(何の日)