平成4724日目
2001/12/14
この日のできごと(何の日)
【香川県高松市】DV法違反で初の逮捕
高松南署は14日、ドメスティックバイオレンス(DV)防止法により、妻の身辺に近づかないよう接近禁止命令が出されていたにもかかわらず、妻の避難先に押し掛けたとして、同法違反などの疑いで、高松市内に住む会社員の男(24)を逮捕した。
高松南署などによると、今年10月の同法施行依頼、接近禁止などの保護命令は全国で41件出されているが、同法違反による逮捕は全国で初めて。
同署によると、会社員は今月13日未明、妻が避難していた高松市内の妻の実家を訪ねたが、応答がなかったため、窓ガラスを割って室内に侵入した疑い。侵入した際、妻と両親らがおり、妻の父親ともめたという。
会社員は「妻の車のかぎを返しに行ったが、戸を開けてくれなかったので腹が立ってやった」と供述しており、同署では住居侵入の疑いでも調べている。
会社員は、今年に入ってから妻に対し殴るけるの暴力を日常的にふるっていたため、11月8日、高松地裁から、半年間にわたって妻の勤務先や住まいなどに近づいてはならないとする接近禁止命令を受けていた。
会社員は当時、無職で、妻から働きに行くよう言われるなどしたため、暴行したという。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【広島・金本知憲外野手】契約更改
広島の金本知憲外野手は14日、広島球場内の球団事務所で契約更改交渉し、1800万円増の年俸2億4000万円でサインした。
昨年に続いて140試合全イニング出場、4番打者として打率3割1分4厘、25本塁打、93打点をマークしベストナインにも選ばれた。しかし年俸のアップ率は少なかったため「金額が金額なので……悔しさをバネにするのもいいかな」と話した。
来季中にもフリーエージェント(FA)の権利を取得する。球団からは複数年契約の打診もあったが、1年契約にした。《共同通信》
【政界談話室】
○･･･共産党の志位和夫委員長が14日、慶応大で初めての講義。「大学時代は政府に抗議する運動をしていて講義には出たことがない」と駄じゃれも交えて始まった授業は学生の質問が相次ぎ予定時間をオーバー。「国会の質問より緊張した」と満足げだったが、共産党の置かれた立場を説明したくだりでは「市民運動の側から、共産党引っ込んでいてくれと言われることがよくある」「党首討論は(共産党は)たったの6分だ。頭論できない。しかも相手は聞かれてもいないことまで言う」と少数政党の悲哀もポロリ。《共同通信》
【小泉純一郎首相】「郵政事業民間参入」総務省案を了承
片山虎之助総務相は14日の閣議後、小泉純一郎首相と個別に会い、郵便への民間業者の「全面参入」を条件付きで認める案を提示、首相はこれを了承した。2003年の郵政公社発足に合わせ実施する予定。小泉首相が郵便の全面開放に強くこだわったため、総務省は当初の「部分開放」案から転換した。国が独占的に手掛けてきたはがきや封書の集配に、民間が参入する道が開かれる。
総務相は山間部や離島も含めた全国一律サービスを維持するため、はがきなど小型郵便に参入する業者に全国一律料金での集配など厳しい条件を課し、許可制とする考えを表明。料金が高い速達、書留などに限り、より自由な参加を認める方針を示した。《共同通信》
【アルカイダ】急速に敗退
ラムズフェルド米国防長官は14日、ウサマ・ビンラディン氏らテロ組織アルカイダ指導者が潜伏しているとされるアフガニスタン東部トラボラへの攻撃について「アルカイダの幹部を急速に敗退させた。ほぼ逃亡ルートはなくなっている」と述べ、掃討作戦の進展を強調した。
フランクス米中東軍司令官も同日の記者会見で、トラボラの二つの渓谷の間の地域を反タリバン勢力と米英特殊部隊、パキスタン軍が「封じ込めた」と述べ、同氏の潜伏場所を初めて局地的に絞り込んだことを明らかにした。
また、司令官は、トラボラの作戦では反タリバン勢力に加え「米特殊部隊も攻撃に参加している」と指摘。空爆の目標地点の誘導など連絡調整に当たってきた特殊部隊グリーンベレーに加え、対テロ攻撃を主任務とするデルタフォースの投入を強く示唆した。《共同通信》
