平成8708日目
2012/11/10
【この日の野田総理】
福岡県訪問
平成24年11月10日、野田総理は福岡県を訪問し、福岡市内の博多川端商店街を視察しました。《首相官邸》
衆院選公約にTPP明記
野田首相は10日午前、民主党の次期衆院選公約(マニフェスト)に環太平洋経済連携協定(TPP)の推進を盛り込む考えを表明した。視察先の福岡市内で記者団に「TPPは日中韓FTA(自由貿易協定)、RCEP(東アジア地域の包括的経済連携)と同時に追及するのが政府の基本的な姿勢だ。マニフェストに書くことになる」と述べた。
首相は、TPPの交渉参加を表明し、その直後に衆院解散に踏み切ることを検討している。解散時期については記者団に「時期は明示しない」と語った。《読売新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【フィギュア・小塚崇彦選手】ファイナル進出
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、ロシア杯最終日は10日、モスクワで行われ、男子は第1戦スケートアメリカ優勝の小塚崇彦が合計229・99点で2位に入り、GPシリーズ2戦の合計ポイント上位6選手で争うファイナル(12月・ソチ=ロシア)に2シーズンぶりに進出した。
小塚は4回転ジャンプが決まらず、ショートプログラム(SP)、フリーともに3位だった。世界選手権2連覇中のパトリック・チャン(カナダ)が262・35点で優勝。《共同通信》
【北京マラソン】日本人登録できず
今月25日に北京で開催される北京国際マラソンに日本国籍の選手が登録できなくなっていることが10日分かった。理由は不明だが、日本政府による沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化に反発している中国当局の対抗措置の可能性がある。同マラソンは国際陸上競技連盟認定の大会。このような大きな国際大会で特定の国籍の選手を排除するのは異例。
同マラソンは、公式ホームページから登録する形式になっているが、国籍を選ぶ欄から「日本」が削除された。組織委員会関係者は登録しようとした日本のランナーに「日本国籍の選手は申し込み資格がない」との考えを伝えたという。《共同通信》
◇
25日に開催される北京国際マラソンに日本国籍の選手が登録できなくなっていた問題で、公式ホームページからの登録が一転して可能になっていたことが11日分かった。10日深夜(日本時間同)からとみられる。
この問題で、北京の日本大使館は11日までに主催者の中国陸上競技協会に「日本人も受け入れるべきだ」と書面で要請。協会側は「関係者に伝える」とするだけで正式な回答はなかったという。《共同通信》
【民主党東京都連】舛添氏に都知事選出馬を打診
石原慎太郎氏の辞職に伴う東京都知事選で、民主党東京都連が新党改革代表の舛添要一参院議員(63)に立候補を打診していることが10日、都連関係者への取材で分かった。舛添氏は回答を保留しているが、近く判断する見通し。
都連会長の中山義活衆院議員は同日、報道陣に「本人は白紙と言っている。仮に出馬すれば勝手連的に支援し、自民、公明が応援したいのであれば一緒にやってもいい」と話した。
民主党は独自候補擁立を目指しているが、候補者選びは難航。政策面で近く、幅広い支持が得られそうな舛添氏が都連内で浮上し、本人に出馬の意向を確認した。《共同通信》
【日本維新の会・橋下徹代表】中国地方を遊説
日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は10日、広島県福山市と広島市で街頭演説し「賢く強い日本をつくるために皆さんの力をお貸しください」と訴えた。九州に続く全国遊説第2弾としての中国地方入りで、次期衆院選に向け拠点とする近畿以外の支持拡大を目指す。
演説で橋下氏は「次の大戦は今までの体制を守りたい側と、日本を変えていこうという勢力の一大決戦だ」と強調。幹事長の松井一郎大阪府知事も「この国を変える大きな戦いにぜひ参加してほしい」と呼び掛けた。《共同通信》
【田中真紀子文部科学相】原発事故の避難児童視察
田中真紀子文部科学相は10日、東京電力福島第1原発事故で避難している福島県双葉町の児童らが通う埼玉県加須市の騎西小学校を視察した。終了後、記者団に「(避難児童と地元の児童が)うまく溶け込んでいる印象を受けた」と感想を述べた。
騎西小は授業参観日で、田中氏は音楽や国語の授業を視察。児童が「早く地元に帰りたい」と訴えたのに対し、田中氏は「明日帰っていいとはなかなか言えない」などと励ましの言葉を掛けた。
双葉町は事故後、役場機能ごと加須市に集団移転し、騎西小には町の児童50人が通学している。《共同通信》
【玄葉光一郎外相】中央アジア5カ国外相と政策対話
玄葉光一郎外相は10日午前、カザフスタンやキルギスなど中央アジア5カ国外相らとの政策対話を都内で開催した。終了後発表した共同声明で、日本が貿易・投資の環境整備と、アフガニスタン情勢の安定化、防災協力などに向け計7億ドル(約550億円)規模の事業を5カ国で実施すると表明した。
対話で玄葉氏は「強靱で豊かな中央アジアを実現するため5カ国が協力し、開かれた地域として発展することが重要だ」と指摘した。今年で各国と国交樹立20年を迎えたのを受け、レアアース(希土類)や天然ガス、ウランなど鉱物資源が豊富な5カ国との関係深化を確認し、資源外交を強化する狙いがある。《共同通信》
◇
玄葉光一郎外相は10日、カザフスタンやキルギスなど中央アジア5カ国外相らとの政策対話で、沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中対立に関し「わが国は冷静に対応している。地域の繁栄、平和と安定のため責任ある民主主義国家として臨んでいる」と日本の姿勢を説明し、理解を求めた。
タジキスタンのザリフィ外相は共同記者会見で、日中の対立について「国際法にのっとり、交渉での解決を望む」と強調した。
玄葉氏は政策対話後、カザフスタンのイドリソフ外相ら4カ国の外相と個別に会談。レアアース(希土類)や原油、天然ガス、ウランなど資源の豊富な各国との連携強化策などをめぐり協議した。《共同通信》
【森光子さん】死去
舞台「放浪記」で2千回以上主演し、テレビドラマや司会などで幅広く活躍、文化勲章や国民栄誉賞を受けた俳優の森光子さんが10日午後6時37分、肺炎による心不全のため東京都内の病院で死去した。92歳。京都市出身。葬儀は近親者のみで済ませた。後日、本葬を行う。
いとこの名優嵐寛寿郎のプロダクションに入り、戦前、多くの映画に娘役として出演したほか、歌手としても活動した。1961年、芸術座で初演された菊田作・演出の「放浪記」で、主人公の作家林芙美子役に抜てきされた。《共同通信》