平成6880日目
2007/11/09
【この日の福田総理】
平成18年度決算検査報告の手交
平成19年11月9日、福田総理は総理大臣官邸で、会計検査院の大塚宗春院長から平成18年度決算検査報告の手交を受けました。
この報告では、会計経理の不正不当に関する指摘や契約の競争性・透明性に関する指摘、保険料の徴収など社会保障における適正公平性に関する指摘、構造物や災害等への安全・安心に関する指摘等、指摘金額にして約310億円、451件が掲記されています。
報告は今後国会に提出され、決算審査を行う際の重要な資料となります。《首相官邸》
公明党・太田昭宏代表と会談
福田康夫首相は9日、自民、民主両党の「大連立構想」が不調に終わったことを受け、公明党の太田昭宏代表と官邸で会談し、党首会談を頻繁に行っていくことなどで自公両党の結束をあらためて確認した。《共同通信》
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【船場吉兆】本店でも偽装
高級料亭や加工食品販売を営む「船場吉兆」による賞味・消費期限切れ商品の販売問題で、農林水産省は9日、大阪市中央区の「船場吉兆」本店でも産地を偽装した牛肉のみそ漬けや、ブロイラーが原材料のみそ漬けを「地鶏のこがねみそ漬け」と表示して販売するJAS(日本農林規格)法の加工食品品質表示に違反する販売があったと発表した。
農水省は同日、同社の湯木正徳社長(74)に対し、品質表示の管理強化などの改善を指示した。福岡市で偽装が発覚した際、同社は会社の関与を否定していたが、会社ぐるみで不正販売していた疑いが強まった。湯木社長らは同日夕、大阪市内で記者会見。「お客様や社会の信頼を深く傷つけた」として、社長と湯木尚治・九州担当取締役(38)の辞任を表明した。しかし産地偽装は「現場の担当者だけが知っていた」と述べ、他の偽装も「組織的関与は一切ない」と強調した。《毎日新聞》
【西武・和田一浩外野手】FA宣言
今季フリーエージェント(FA)権を取得した西武の和田一浩外野手(35)が9日、埼玉県所沢市の球団事務所を訪れ、権利行使の意向を伝えた。和田は西武残留の可能性を残しながらも「違う環境で挑戦したい気持ちもある」とし、国内他球団への移籍を視野に入れていることを明らかにした。
決断の理由については「年齢的に最後のチャンス。最初で最後の気持ちだったので、宣言しようという気持ちになった」と語った。北京五輪予選日本代表候補のため、去就の最終決断はアジア予選終了後の12月中になる見通し。西武の小林信次球団社長は「絶対に必要な選手。残ってもらえるよう努力する」とし、15日に交渉を行う。《読売新聞》
【この日の民主党】
法案成立は国民の皆さんが多数を与えてくれた大きな結果 小沢代表
小沢一郎代表は9日、衆議院本会議後に国会内で記者団に答え、衆参両院本会議でともに全会一致で可決・成立した被災者生活再建支援法改正、参議院本会議で民主党など野党の賛成多数で可決・衆院に送付された民主党の農業者戸別所得補償法案等に関して語った。
被災者生活再建支援法改正案については、「自民党は最初反対していた。それがこの間の参議院選挙で、過半数を野党が与えられた結果、自民党もやむなしと折れてきた」と分析。「これも国民の皆さんが多数を与えてくれた、それによって生まれた大きな結果だと思う」と語り、国民の一票が政治を動かした結果だとの見方を示した。
また、農業者戸別所得補償法案については、結果として大土地所有制度、大地主制度につながる、地域社会、小規模農家を切り捨てる政府の品目横断的経営安定対策とは相反して、「地域社会を守り、今の耕作形態を維持しながら、安定して生活できるようにという意図でわれわれは提案したもの」だと説明。同時に、「特に、地域社会・農村部ではわれわれのこうした考え方に共鳴して、先の参院選で多くの票を入れてくれたのだと思う」と述べた。そのうえで、国民の皆さんに示した民主党の主張を実行に移した結果、「参議院で通過したことは大変うれしいことだ」と強調。今後は、それに対して、衆議院で多数を占める政府自民党がどういう態度を見せるか、「そのことにぜひ、全農家の皆さんと、地域社会、地方の皆さんは注目していただきたい」と求め、そうした民主党と自民党のそれぞれの行動を見定めることによって、「いずれくる衆議院選挙で判断してもらいたい」とも述べた。
延長となった今後の国会については、「我々の主張に基づいた法案をさらに出して、そして衆議院で政府与党にイエスかノーか判断を迫る」国会になると宣言した。また、「解散を睨みながらの国会になるか」との問いには、解散がいつになるかに動じる必要はないとの考えを示し、従来通り、「国民の皆さんと約束した主張を最大限に実現すること」「日常活動を一生懸命行い、国民の皆さんとの信頼関係を構築すること」に力を注ぐことが重要であることに変わりはないとした。《民主党ニュース》