平成9407日目

2014/10/10

この日のできごと(何の日)

【民主党沖縄県連】代表辞任を決定

民主党沖縄県連は10日午前の常任幹事会で、11月の知事選に出馬表明している喜納昌吉元参院議員の県連代表辞任を全会一致で決定した。党本部は立候補を取りやめるよう指示していたが、喜納氏が明確に回答しなかったため、代表交代を県連に求めていた。

喜納氏は常任幹事会後、記者団に「代表を辞めて知事選に出馬する。自分からは離党しない」と語った。民主党は10日午後の役員会で、喜納氏を除名処分とする方針を決めた。近く常任幹事会で正式決定する。

知事選は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非が争点。喜納氏は辺野古反対を訴え、県連が支援する構えを見せていた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【報道ステーション】BPO審議入り

放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は10日、テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」の九州電力川内原子力発電所に関する事実誤認報道について「再稼働の審査基準は国民の関心事であり、小さい事案ではない」として審議入りすることを決めた。

同日の委員会後、川端和治委員長は記者団に、同局が事実誤認の原因に分業体制の複雑化などを挙げていることについて「各局に共通しており、問題点を指摘することには意味がある」と述べた。《共同通信》

【松島みどり法相】うちわ配布や宿舎問題「迷惑掛けた」

松島みどり法相は10日の記者会見で、自身の選挙区内でうちわを配り公選法違反の疑いを指摘されたことや、警備上の理由で衆院赤坂議員宿舎へ入居しながら週末は東京都墨田区内の自宅に泊まっていた問題について陳謝した。「迷惑を掛けた」と述べた。

東京23区内に家がある議員は基本的に宿舎に入居できないが、松島氏は就任後の9月下旬に特例で入居していた。松島氏は今後の対応について「閣僚在任中は宿舎で生活する」と強調した。

過去のツイッターで赤坂宿舎の家賃の低さを批判したことについては「在任中だけ住むという特殊な状況なので、それほどの矛盾は感じていない」と説明した。《共同通信》

【兵庫県】県議の不適切支出490万円

兵庫県議会(定数89)は10日、野々村竜太郎元県議による政務活動費の不自然な支出を受け、全議員を対象に実施した過去3年度分の政務費の調査結果を公表、議員24人と1会派の支出計約490万円を不適切と認定した。このうち20人と1会派に約460万円の返還を求める。

報告書によると、岩谷英雄議員は、私用のガソリン代や集会での茶菓子代など計約169万円分を「説明できない」として返還。加茂忍議員は、夫人同伴だった熊本など個人視察の全費用や、運転手代の一部など計約100万円を返還する。2人は市民オンブズマン兵庫に詐欺容疑などで刑事告発されている。《共同通信》

【麻生太郎財務相】韓国・崔炅煥経済副首相と会談

麻生太郎副総理兼財務相は10日、韓国の崔炅煥・経済副首相兼企画財政相とワシントン市内で会談し、日韓首脳会談の実現に向けて双方が検討を続けることで一致した。また2013年以降開かれていない「財務対話」の早期再開で合意した。

日韓財務相会談は約2年ぶり。両国間では、朴槿恵大統領に関する記事をめぐり産経新聞の前ソウル支局長が在宅起訴されたことを受け、日本政府が韓国側に抗議し新たな摩擦となっている。

両閣僚は、日韓の財政当局間で定期開催していた財務対話の早期再開に向け日程を調整することとした。《共同通信》

【この日の安倍総理】

故アベベ氏子息と面会

安倍晋三首相は10日、1960年ローマ五輪と64年東京五輪の男子マラソンで2連覇したエチオピアの故アベベ・ビキラ選手の息子イエトナイエトさんと官邸で面会した。50年前の10月10日に東京五輪の開会式があったことに触れ「その日に、官邸にお迎えできて、うれしく思う」と話した。


https://www.kantei.go.jp/

首相は1月のエチオピア訪問時にイエトナイエトさんと面会。イエトナイエトさんは「2回目ということで、非常にうれしい」と応じた。

首相はアベベ選手の当時の活躍を振り返り「私は当時10歳だった。今でもアベベ選手がさっそうと駆け抜けていくのを覚えている」と語った。《共同通信》

すべての女性が輝く社会づくり本部

政府は10日、女性の活躍推進策を検討する「すべての女性が輝く社会づくり本部」(本部長・安倍晋三首相)の初会合を官邸で開き、来年春ごろまでに実施する子育てや就労への支援策などを盛り込んだ「政策パッケージ」をとりまとめた。


https://www.kantei.go.jp/

正社員への転換を促進する処遇改善プランを年内に策定し、女性がそれぞれの希望に応じて職場や家庭、地域で能力を発揮できるよう、施策の具体化を進め、できるだけ早く実行に移す。《共同通信》

【ノーベル平和賞】マララ・ユスフザイさん

ノルウェーのノーベル賞委員会は10日、2014年のノーベル平和賞を、パキスタンで女子教育の権利を求め、12年に銃撃されたマララ・ユスフザイさん(17)と、児童労働根絶に取り組むインドの活動家の男性、カイラシュ・サトヤルティさん(60)の2人に授与すると発表した。

17歳での受賞は1901年に始まったノーベル賞で全6部門を通じて史上最年少となる。女性の平和賞受賞は16人目。委員会は2人への授賞理由を「子どもや若者の抑圧への抵抗、全ての子どもが教育を受ける権利に向けた努力」と説明した。

マララさんは10日、英中部バーミンガムで記者団に対し「(受賞決定を)とても名誉に思う。前進する励みになる。全ての子どもが学校に行ける日が来ることを望む」と述べた。パキスタンのシャリフ首相は「パキスタンの誇り」とたたえた。《共同通信》

【サッカー・国際親善試合】

サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップの日本―ジャマイカは10日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行われ、日本が1-0で勝った。ワールドカップ(W杯)ブラジル大会後に就任したアギーレ監督の3試合目で初白星を手にした。

日本は前半16分にオウンゴールで先制。その後もW杯以来の復帰を果たした香川(ドルトムント)や、9月のベネズエラ戦で初ゴールを決めた武藤(FC東京)らが何度も好機を迎えたが決定力を欠いた。

国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が48位、ジャマイカは100位。通算の対戦成績は日本の2勝1分け1敗となった。(時間は非公式)《共同通信》

【フィギュア・ジュニアGP】

フィギュアスケートのジュニア・グランプリ(GP)シリーズ第7戦、クロアチア大会は10日、ザグレブで行われ、男子はショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)がフリーでもトップの152.69点をマークし、合計227.51点で優勝した。鎌田英嗣(シチズンク)は合計152.22点で15位だった。

ペアの古賀亜美(オリオンク)フランシス・ブドローオデ(カナダ)組は合計134.07点の6位に終わった。《共同通信》

【プロ野球・阪神】和田豊監督の続投を発表

プロ野球阪神は10日、今季で3年契約が切れる和田豊監督(52)が来季も指揮を執ることを発表した。坂井信也オーナーが兵庫県西宮市の甲子園球場で続投を要請し、受諾を得た。

2012年に就任し、1年目は5位に終わったが、2年目の昨季に続いて今季も2位に導いた。坂井オーナーは「来季もことしの実績にプラスアルファすれば、必ず(好)結果が期待できるやろうとお願いした」と語った。

和田監督は1985年にドラフト3位で阪神入りし、巧打の内野手として活躍。01年限りで現役引退した後もチーム一筋で指導者を務めている。《共同通信》

来季続投が発表された阪神の和田豊監督(52)は10日、「(坂井信也オーナーから)来年は必ず優勝してくれと言われた。新たな一歩が始まるという気持ちがしている」と就任4年目へ抱負を述べた。契約年数は未定。

2005年以来のリーグ優勝を目指した今季は2年連続の2位だった。「覚悟を持って臨んだシーズン。優勝を逃した責任を感じている」と話した上で「勝負どころで勝ち切れなかったが、去年とは違ってその後に踏ん張りが利いた。両面がある中で話を頂いて、もう一度という気持ち」と話した。《共同通信》

【北朝鮮】朝鮮労働党創建記念日

北朝鮮は10日、朝鮮労働党の創建記念日を迎えた。動静が1カ月以上途絶えている金正恩第1書記は2011年末に北朝鮮の最高指導者となって以降、昨年と一昨年のこの日は故金日成主席、故金正日総書記の遺体が安置された宮殿の訪問が未明から伝えられたが、今年はこうした報道は出ていない。

首都平壌は例年通り祝賀ムード。金主席、金総書記の銅像が立つ市中心部の「万寿台の丘」では早朝から人々が献花に並んだ。市内の通りにはお祝いのスローガンが多数取り付けられた。《共同通信》

【産経新聞・加藤達也前ソウル支局長】検事、大統領の所在は「タブー」

韓国検察が朴槿恵大統領の名誉を毀損したとして在宅起訴した産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(48)は、10日付の同紙が掲載した手記で、今月2日の取り調べの際に検事が、旅客船セウォル号が沈没した4月16日の朴氏の所在問題が韓国内で「タブー視されている」と明言したと明らかにした。

手記によれば、検事は、タブー視されている朴氏の所在問題を書いたことを「どう考えるか」と尋ねた。加藤氏は強い違和感を覚えたとし「禁忌に触れた者は絶対に許さないという政権の意思を如実に示す発言だった」と記した。《共同通信》

韓国の朴槿恵大統領の名誉を毀損したとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(48)は10日、「検察は権力の意向に逆らい私を不起訴にすることはできなかったと思う」と述べ、起訴決定は大統領府の意向が反映されたと受け止めていることを明らかにした。

ソウルで共同通信などの取材に応じた。加藤氏は、事情聴取での主張をまったく聞き入られなかったと検察の捜査を批判し「裁判で無罪を勝ち取りたい」と強調した。

産経新聞ソウル支局が入居するビルのそばでは10日、抗議集会を開いた保守団体のメンバーらが警備の警察官に暴行し連行される騒ぎも起きた。《共同通信》

韓国の朴槿恵大統領の名誉を毀損したとして産経新聞の前ソウル支局長が在宅起訴された問題で、産経新聞社は10日、韓国最高検察庁の金鎮太検事総長とソウル中央地検の金秀南検事正に宛てた抗議文をそれぞれ提出した。11日付の同紙が報じた。

抗議文では、朴氏の動静に関する前支局長の記事は名誉毀損に当たらないと非難し、前支局長に対する出国禁止処分についても報道の自由への侵害だとして処分の撤回を求めたという。

同社は柳興洙駐日韓国大使にも同様の抗議文を送っている。《共同通信》

【韓国、北朝鮮】南北軍事境界線付近で銃撃の応酬

韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は10日午後3時55分(日本時間同)ごろ、南北軍事境界線に近い京畿道漣川郡から韓国の民間団体が飛ばした北朝鮮の非難ビラに向け十数発の銃撃を加え、一部の銃弾が韓国側に落下した。韓国軍は同5時半、警告放送を行った上で、機関銃で約40発を応射した。韓国側で被害は確認されていない。

北朝鮮はビラ散布に対して度々反発、攻撃も辞さないと威嚇してきたが、実際に攻撃を加えたのは初めて。ビラ散布を実力で阻止する姿勢を示し、韓国側に圧力を加える狙いがありそうだ。《共同通信》



10月10日 その日のできごと(何の日)