平成9406日目

2014/10/09

この日のできごと(何の日)

【プロ野球志望届】164人が提出

日本高野連と全日本大学野球連盟は9日、プロ入りを希望する選手に義務付けた「プロ野球志望届」の提出を締め切り、同日午後5時時点で164人(高校94人、大学70人)が届け出た。提出した選手が23日のドラフト会議で指名対象となる。

高校生では、昨春の選抜大会で準優勝し最速157キロを誇る安楽智大(愛媛・済美)、昨夏の甲子園大会で優勝投手となった高橋光成(群馬・前橋育英)の両大型右腕が届け出た。

投打にレベルが高い松本裕樹投手(岩手・盛岡大付)は9日に提出した。高校通算73本塁打のスラッガー岡本和真内野手(奈良・智弁学園)、今年のU-18(18歳以下)アジア選手権で日本の主将を務めた強肩強打の栗原陵矢捕手(福井・春江工)も出した。

大学生は、人材豊富な投手勢の中でもナンバーワンの呼び声が高い有原航平(早大)、亜大のエース山崎康晃、沖縄・興南高時代に春夏の甲子園大会を連覇した左腕の島袋洋奨(中大)らに加え、最速149キロの田中英祐は京大初のプロ野球選手を目指す。野手では走攻守を兼ね備えた中村奨吾内野手(早大)らが出した。《共同通信》

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【体操・世界選手権】第7日

体操の世界選手権第7日は9日、中国の南寧で男子個人総合決勝が行われ、ロンドン五輪金メダリストの内村航平(コナミ)が6種目合計91・965点で自身の史上最多記録を塗り替える5連覇を成し遂げた。田中佑典(コナミ)も90・449点で3位に入り、3大会連続で日本選手2人が表彰台に立った。

予選1位で通過した内村は2種目目でトップに立つと全種目でただ一人高得点の15点台を並べる総合力の高さを見せ、2位のマックス・ウィットロック(英国)に1・492点差をつけた。予選6位の田中はあん馬でミスが出たが、得意の平行棒、鉄棒で巻き返した。

内村は世界選手権で通算15個目(金7、銀4、銅4)のメダル獲得となり、日本選手で歴代最多の監物永三(金7、銀5、銅3)と並んだ。《共同通信》

【オリックス・平井正史投手】引退会見

快速球を武器に救援投手としてオリックスの1995、96年のリーグ連覇に貢献した平井正史投手(39)が9日、京セラドーム大阪で引退会見に臨み「長いシーズンで、100パーセントのパフォーマンスを出せる期間が短くなった」と決断の理由を説明した。オリックス在籍の選手で唯一、96年の日本一を知るベテランは来季、2軍投手コーチに就任する。

印象に残る場面に94年9月の近鉄戦の九回無死満塁で登場し、サヨナラ犠飛を許したプロ初登板を挙げ「あの登板があったから、ここまで来られた」。愛媛・宇和島東高時代は上甲正典氏から指導を受け、プロ入り時の監督は仰木彬氏だった。《共同通信》

【民主党、みんなの党】共闘強化

民主党の海江田万里代表と、みんなの党の浅尾慶一郎代表は9日午前、国会内で会談し、臨時国会対応での連携を強化する方針で一致、両党の幹事長・国対委員長会談や、政調会長会談の定例化に合意した。


https://www.dpfp.or.jp/

会談では、海江田氏が政府提出の労働派遣法改正案の成立阻止に協力を要請。浅尾氏は「賛否が決まっていないが、民主党にとって重要な法案だと理解した」と応じた。

浅尾氏は次期衆院選の候補者調整に、民主党が主導して取り組むよう求め、民主党側も検討を約束した。

民主党の枝野幸男、みんなの党の水野賢一両幹事長らも同席した。《共同通信》

【東京地裁】グーグルに検索結果削除命令

インターネットの検索サイト「グーグル」で自分の名前を検索すると、過去に犯罪行為をしたかのように連想させる投稿記事が多数表示され人格権が侵害されているとして、日本人の男性が米グーグルに検索結果を削除するよう求めた仮処分で、東京地裁は9日、検索結果の一部を削除するよう命じる決定をした。

関述之裁判官は「検索結果の一部はプライバシーとして保護されるべきで、人格権を侵害している。検索サイトを管理するグーグルに削除義務がある」と認定した。

男性側弁護士によると、検索結果の削除を命じた司法判断は国内で初めてとみられる。

日本人男性は「名前を検索すると10年以上前の情報が数百件表示され、生活を脅かされた」とし、人格権が侵害されているとして、6月に仮処分を申し立てた。《共同通信》

【自民党】安保法制の整備を推進

自民党安全保障法制整備推進本部は9日午前、関係部会との合同会議で、日米防衛協力指針(ガイドライン)改定に向けた中間報告を受け、新指針の取りまとめと並行して安保法制の整備を推進する方針を確認した。中谷元・本部長は与野党協議の開催も視野に置く考えを示した。

中谷氏は会議後記者団に、法整備の党内議論を先行させた上で「日米同盟について与野党とも共通の認識が必要だ。積極的に協議して、野党の理解と協力をもらわないといけない」と述べた。

会議の冒頭、中谷氏は「法整備に向け、政府とも緊密な協議を重ねたい」とあいさつした。《共同通信》

【松島みどり法相】警備上の約束破り自宅泊

松島みどり法相は9日、警備上の問題があるとして就任後、特例で国会近くの衆院赤坂議員宿舎へ入居したにもかかわらず、約束を破り都内の自宅に泊まった週末があったと記者団に明らかにした。

同日の衆院議院運営委員会理事会で、野党が「週末に帰るのでは『警備上』の筋が通らない」と問題視。松島氏は「今後は議員宿舎で生活する」と述べた。

衆院事務局によると、東京23区内に家がある議員は特別の事情がない限り宿舎に入居できない。墨田区に自宅マンションがある松島氏は「法相には脅迫めいた手紙も来るため、マンションの居住者を巻き込んではいけない」と、許可を得た上で9月末に入居した。《共同通信》

【福島県知事選】告示

9日告示された福島県知事選は同日午後5時で届け出が締め切られ、過去最多となる無所属6新人が争う構図となった。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、初めての知事選で、早期の復興にどう取り組むかが主な争点。26日に投開票される。

立候補したのは前副知事の内堀雅雄氏(50)、元福島県双葉町長の井戸川克隆氏(68)、牧師の五十嵐義隆氏(36)、元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)、コンビニ店長の伊関明子氏(59)、建設会社社長の金子芳尚氏(58)。

自民や民主などが相乗りし、現職佐藤雄平知事の後継となる内堀氏は「一日も早い福島の復興に全力を尽くす」と訴えた。《共同通信》

【スシロー】「回らない」寿司店を出店へ

回転ずしチェーン最大手のあきんどスシロー(大阪府吹田市)は9日、「回らない」すし店を来年出すと発表した。1月に1号店を東京・中目黒にオープンさせるのを皮切りに、東京や大阪などの都市部に出していく計画だ。1皿108円の低価格を売りに全国展開してきたが、家賃の高い都市部での出店を増やすため、客単価が高い新業態を始めることにした。《朝日新聞》

【滋賀県警】8歳の長男を鎖で縛り放置、両親逮捕

小学2年の長男(8)を鎖でしばり、自宅居間の柱に8時間にわたってつないでいたとして、滋賀県警長浜署は9日、逮捕監禁容疑で滋賀県長浜市千草町の無職、A容疑者(32)と妻、B容疑者(27)を逮捕した。同署によると、2人は容疑を認めている。長男に大きなけがはなかったが、衰弱していたため病院に搬送された後、施設に保護された。《産経新聞》

【米・トルコ】 対「イスラム国」軍事作戦で協力

過激派「イスラム国」に対抗する有志国連合の調整を担当するアレン米大統領特使が9日、トルコの首都アンカラでダウトオール首相らと会談、イスラム国の壊滅に向けた軍事作戦で協力を進める方針で一致した。米国務省によると、米軍の作戦立案チームが来週初めにトルコを訪問し、具体的な協力策を詰める。

双方は軍事協力にとどまらず、外国人戦闘員の流入阻止や資金の遮断、難民の人道支援など多面的な連携を深めることで合意、穏健なシリア反体制派の強化が必要との認識でも一致した。米側はシリアやイラクと国境を接するトルコに、積極的な貢献を求めた。

イスラム国が3分の1以上を制圧したとされるシリア北部の少数民族クルド人の町、アインアルアラブ(クルド名コバニ)情勢も議題になったとみられる。

アレン氏はシリア反体制派の指導部とも会い、軍事訓練や武器供与で支援する方針を説明。シリアのアサド政権とは連携しないと強調した。《共同通信》

【オーストラリア】イスラム国施設に対し空爆

オーストラリア国防省は9日、中東に派遣しているFA18戦闘機が、過激派イスラム国に対する空爆をイラクで実施したと発表した。オーストラリア軍が空爆を行ったのは初めて。

国防省によると、空爆はイスラム国に関連する施設を標的に2回行われた。《共同通信》

【ベトナム】中国の滑走路建設を違反と批判

南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島の最大の島である永興(同ウッディー、ベトナム名フーラム)島に中国が長さ2キロの滑走路を建設したと中国メディアが伝え、ベトナム外務省のレ・ハイ・ビン報道官は9日、ベトナムの主権を侵害していると批判した。国営ベトナム通信が伝えた。

西沙諸島は両国が領有権を主張しているが、中国が全域を実効支配している。報道官は、中国の行動は国際法に違反し、南シナ海情勢を一段と複雑化させ、両国関係の発展を傷つけると指摘、強く抗議すると述べた。

中国は西沙諸島の周辺海域で5~7月に石油掘削作業を行い、両国の公船が衝突した。《共同通信》

【香港】民主派内からもデモ批判

香港の大規模デモは香港島中心部アドミラリティ(金鐘)などの幹線道を占拠してから9日で12日目となった。長期化による市民生活への影響から、学生を支持してきた民主派内部からも批判の声が上がり始めた。

9日付の香港紙、明報によると、デモ隊内部でも日中に幹線道の占拠を一部解除して、渋滞を緩和する案が検討され始めた。だが「政府が要求に応えていないのに、容易に妥協すべきでない」との意見も根強い。

カトリック教会香港教区の前司教で民主派の重鎮、陳日君枢機卿はテレビインタビューで、学生団体に「消耗しているだけで、政府には全く効果がない」と撤退を呼び掛けた。《共同通信》

香港大規模デモで、政府ナンバー2の林鄭月娥政務官は9日夜、10日に予定されていた学生側との正式対話の開催を見送ると発表した。これに先立ち、デモを主導する学生団体などは、政府側が対話に誠意を持って応じなければ幹線道などの占拠をさらに拡大すると警告し、政府がこれに反発した。

政務官は、学生側が次期行政長官選をめぐる中国の決定撤回を議題とするよう求めたことを先送りの理由と指摘。議題をめぐる対立激化で、事態収拾の鍵を握る正式対話開催の見通しが立たなくなり、デモがさらに拡大する懸念が出てきた。《共同通信》

【ノーベル文学賞】パトリック・モディアノ氏

スウェーデン・アカデミーは9日、2014年のノーベル文学賞を、フランスを代表する作家の一人であるパトリック・モディアノ氏(69)に授与すると発表した。

フランス人作家の同賞受賞は、08年のジャン・マリ・ギュスターブ・ル・クレジオ氏以来となる。

モディアノ氏は1945年、パリ近郊生まれ。「パリ環状通り」がフランスで権威のあるアカデミー・フランセーズのグランプリを獲得、文壇での地位を確立した。

代表作にフランスで最高の文学賞とされるゴンクール賞を受賞した「暗いブティック通り」。《共同通信》



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