平成4411日目

2001/02/04

この日のできごと(何の日)

【別府大分毎日マラソン】

世界陸上選手権(8月・エドモントン=カナダ)の代表選考レースの一つとなる別府大分毎日マラソンは4日、大分市営陸上競技場発着コースで行われ、23歳でマラソン3度目の西田隆維(エスビー食品)が日本歴代11位の2時間8分45秒で初優勝した。日本勢最上位で2時間10分を切る条件をクリアし、世界選手権の代表に決まった。

2位はバンデルレイ・デ・リマ(ブラジル)で2時間10分2秒、3位はシドニー五輪代表の川嶋伸次(旭化成)で2時間10分36秒だった。終始先頭集団につけた西田は、32キロすぎに抜け出し、そのまま逃げ切った。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【丸亀ハーフマラソン】

陸上の香川・丸亀ハーフマラソンは4日、香川県立丸亀競技場を発着点に行われ、シドニー五輪女子マラソン金メダリストで今回が五輪後初の公式レースとなる高橋尚子(積水化学)は1時間12分40秒で8位だった。優勝は永山育美(デンソー)で1時間9分28秒の大会新をマークした。

男子は野口英盛(順大)が1時間2分28秒で制した。日本最高記録を持つ高橋健一(富士通)は1秒差の2位だった。

女子で、高橋は6キロ付近で先頭集団から脱落。永山が5人の先頭集団から12キロすぎに抜け出し、逃げ切った。男子は12キロすぎに高橋と野口の2人の争いとなったが、競技場の最後の直線で野口がリードした。《共同通信》

【東レ・PP・テニス】最終日

女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン最終日は4日、東京体育館で行われ、シングルス決勝は、第2シードのリンゼイ・ダベンポート(米国)が6−7、6−4、4−2で第1シードのマルチナ・ヒンギス(スイス)を破り、3年ぶり2度目の優勝を果たした。優勝賞金は17万5000ドル(約2000万円)。世界ランク1位のヒンギスと2位のダベンポートの対戦は、フルセットの熱戦。第1セットをタイブレークの末に落としたダベンポートは、第2セットも2ゲームを先取されたが、ここから盛り返した。第3セットは力のあるサーブ、リターンでヒンギスを圧倒し、逆転勝ちした。ダベンポートは今季ツアー初勝利で通算31勝目。

【スピードスケート・W杯】ヘーレンフェイン大会最終日

スピードスケートのワールドカップ(W杯)ヘーレンフェイン大会最終日は4日、ヘーレンフェイン(オランダ)で行われ、女子1000メートルで三宮恵利子(富士急)が1分16秒60で2位になった。

外ノ池亜希(アルピコ)は1分16秒96の5位。世界スプリント選手権覇者のモニク・ガルブレヒト・エンフェルト(ドイツ)が1分16秒38で制し、今季この種目W杯3勝目を挙げた。

男子1000メートルの日本勢は武田豊樹(SHI)の1分10秒90で10位が最高と振るわず、3日の500メートルで優勝した清水宏保(NEC)は1分11秒33の14位。エルベン・ベンネマルス(オランダ)が1分10秒06で優勝した。《共同通信》

【インド西部地震】自衛隊など約100人派遣

政府は4日、インド西部大地震で、国際緊急援助隊派遣法に基づき、被災者用テントなどの輸送と設営のため、自衛隊部隊など約100人を派遣することを決めた。派遣されるのは陸上自衛隊員16人、航空自衛隊C130輸送機6機の要員78人で、一部は既に調査隊としてインド入りしている。外務省職員ら数人も参加する。

C130輸送機は成田空港で国際協力事業団のテント約450張と毛布約4500枚を積み込み、5日に同空港からインドに向けて出発する。陸自隊員も輸送機に同乗、現地で設営指導などをする。いずれも今月10日ごろ帰国予定。《共同通信》

【米・パウエル国務長官】NMDで日本とも協議

パウエル米国務長官は4日、米本土ミサイル防衛(NMD)構想で、米政府は日本とも協議の上で配備の是非を決定すると語った。NMD配備をめぐる米政府高官が日本との協議の方針を示したのは初めて。

日本はNMD構想についてこれまで明解な賛否を示しておらず、今後対応を迫られる事態が予想される。長官は米ABCテレビとのインタビューで語った。

長官は、ブッシュ大統領がNMD配備を公約としてきたためロシアや欧州の同盟国に不安が広がっている点に関して「同盟国やロシアとの十分な協議なしの配備決定はあり得ない」と説明。さらに「アジアで(NMDに)関心を持つ日本、韓国、中国との協議なしの配備はない」と明言した。《共同通信》



2月4日 その日のできごと(何の日)