平成4402日目

2001/01/26

【新大久保駅乗客転落事故】

26日午後7時15分ごろ、東京都新宿区百人町1丁目のJR新大久保駅の山手線内回りホームで、「3人が電車にはねられた」と119番通報があった。3人は男性で、ホームから線路に落ちた1人を別の2人が助けようとして降りたところ、ホームに入ってきた電車にはねられ、3人とも死亡した。1987年のJR東日本の発足以来、ホームからの転落事故で複数が死亡したのは初めてという。警視庁新宿署は、3人の身元確認を急ぐとともに原因を調べている。《朝日新聞》

東京都新宿区のJR新大久保駅の山手線内回りホームで26日夜、電車にはねられて死亡した男性3人の身元がわかった。最初に線路に転落したのは埼玉県朝霞市、左官Aさん(37)で、これを助けようと線路に下りた2人のうち1人は横浜市緑区のカメラマンSさん(47)だった。別の1人は東京都台東区に住む韓国からの留学生Rさん(26)とみられる。

これまでの調べでは、Aさんは同僚と2人でホームで酒を飲んで酔っていた。ふらついて線路に落ちたのを見たSさんら2人が飛び降り、助けようとしたらしい。同署は、AさんとSさんらは面識がなかったとみている。《朝日新聞》

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【全豪テニス】第12日

テニスの全豪オープン第12日は26日、メルボルン・パーク・テニスセンターで行われ、女子ダブルス決勝はビーナス、セリーナのウイリアムズ姉妹組(米国)が6-2、4-6、6-4でリンゼイ・ダペンポート、コリーナ・モラリュー組(米国)を破り初優勝した。四大大会では各大会一度ずつの通算4勝目。

フランス勢対決になった男子シングルス準決勝の残り1試合は、第15シードのアルノー・クレマーが5-7、2-6、7-6、7-5、6-2でセバスチャン・グロスジャンに逆転勝ち。この種目、フランス勢73年ぶりの決勝進出で、28日の決勝では2連覇を狙うアンドレ・アガシ(米国)と対戦する。《共同通信》

【マリナーズ・佐々木主浩投手】渡米

米大リーグ・マリナーズの佐々木主浩投手が26日、成田発の日航機で渡米した。

バッテリーのキャンプ開始まで約3週間。沖縄、名護などでの自主トレーニングも順調にいったようで「どこも悪くないし、いい感じですね」と話した。2月2日にはキャンプ地のアリゾナ州ビオリアに入る。昨季のア・リーグ新人王は「去年と違ってやることも分かっている。キャンプ前にはしっかり身体をつくっておきたい」と、余裕たっぷりの表情だった。

今季からイチロー外野手が同僚に。「彼は奥さんと一緒だけど、何度か食事に行けるかな」と米国での対面を楽しみにしている。《共同通信》

【仙台筋弛緩剤点滴事件】殺人容疑で再逮捕

仙台の筋弛緩剤点滴事件で宮城県警泉署捜査本部は26日夜、北陵クリニックで点滴後急死した無職A子さん=当時(89)=に対する殺人容疑で、元同クリニック准看護士の守大助容疑者(29)を再逮捕した。仙台地検は同日夕、小学六年の女児(11)への殺人未遂罪で守容疑者を起訴した。

捜査本部は、昨年11月に機能的電気刺激(FES)治療の手術後に点滴を受け、脳死に陥る危険もあった男児(その後回復)の急変も殺人未遂容疑で立件する方針。

小六女児、A子さんとこの男児の血液から筋弛緩剤の成分を検出。重要な物的証拠と位置付けており、捜査本部はこの3件を軸に被害者が20人前後に上るとみられる医療現場での前例のない犯罪の全容解明を急ぐ。《共同通信》

【日米外相会談】

河野洋平外相は26日午前(日本時間27日未明)、米国務省で約2時間、パウエル国務長官と、ブッジュ新政権発足後初の外相会談を行った。国務長官は日本をより重視する姿勢を表明。両外相は、アジア太平洋地域と世界の平和と安定のため、幅広い分野で政策対話を拡充し、日米関係を強化することで一致した。

沖縄基地問題では、1996年の日米安保共同宣言に基づき、在日米軍の兵力構成を含む軍事態勢をハイレベルで協議していくことを確認。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対しては、日米韓の連携を維持することで合意した。

【政界談話室】

○…外務省の機密費(報償費)流用に関連し、注目が集まる内閣官房機密費について、福田康夫官房長官は26日も記者会見で追及を受けた。長官経験者の一人が「国会議員の海外視察時にせんべつで渡した」などと話していることに質問が集中。福田氏は歴代内閣でどういうことをしていたか私から言うことはできない。分からないから」と防戦に躍起となったが、「長官は渡したことがあるか」と問われると「使途については言えない」と口を閉ざした。そのろうばいぶりは、言葉より雄弁に事実を物語っている?《共同通信》

【民主党】政策論争で勝負

民主党は26日の役員会で、通常国会の代表質問や予算委員会の審議で、政策論争を積極的に挑む方針を決めた。KSD事件や外務省機密費流用の追及だけでなく、同党の政権担当能力をアピールするのが狙い。

具体的には代表質問一番手の鳩山由紀夫代表が(1)5年で公共事業の3割削減(2)5年後の基礎的収支均衡―など民主党の参院選政策を「施政方針演説」の形で訴え、二番目の上田清司氏が役割分担で疑惑を徹底追及する。予算委員会では菅直人幹事長が政策面で政府を追い込む構えだ。

役員会では「スキャンダル追及だけでは駄目だ」「自民党は国民に見放されているが、かといって民主党に政権を任せられるのかという疑問もある。国民から見れば、政権政党かどうかはまだ若葉マークだ」との意見が続出。菅幹事長が「今度の国会は、民主党が政権を担当したらどういう改革を行うかを明らかにする場としたい」と集約した。《共同通信》

【森喜朗首相】機密費流用再発防止を指示

森喜朗首相は26日午前の閣僚懇談会で、外務省元室長による機密費流用に関して「こういう不祥事が起こらないよう各省庁とも十分注意していただきたい」と指示した。その上で「首相としても責任を感じている。(再発防止は)内閣全体として取り組む課題だ」と述べた。《共同通信》

【森喜朗首相】中央防災会議に出席

1月26日のできごと(何の日)【森喜朗首相】中央防災会議に出席
https://www.kantei.go.jp/

1月26日、官邸において中央防災会議が開催された。席上、森首相は「災害発生直後には、国、地方公共 団体、関係機関等の様々な災害情報を迅速に収集・集約し、これを全体で共有し、その中から的確な情報を意思決定者に伝達し、果断な意思決定を行えるようにすることが、被害の軽減を図る上で何よりも重要であることから、政府の防災情報体制を中心に新省庁の体制の下でのわが国の防災体制について改めて点検し、充実させること」などを指示した。《首相官邸》

【インド】西部で大地震

インド西部を中心に隣接するパキスタン、ネパールなど広範な地域で26日午前8時46分、強い地震があった。米地質調査所はマグニチュード(M)7.9としており、同国では約50年ぶりの規模の大地震となった。

民間テレビによると、パキスタンとの国境に近いグジャラート州で800人以上が死亡。さらに数百人の住人が負傷したり、がれきに挟まれたりしたままで、現地を視察したアドバニ・インド内相は、死者が最終的に1000人を上回る可能性もあると述べた。《共同通信》

【この日の民主党】

26日発売の『日刊ゲンダイ』『夕刊フジ』に「再び、村上正邦殿」の意見広告

民主党は26日、「再び、村上正邦殿国会で真実をお話しください」をメインキャッチにした意見広告を『日刊ゲンダイ』『夕刊フジ』の2紙(26日発売、27日付)に掲載した。

民主党では昨年10月19日付の夕刊2紙に「村上正邦殿あなたは一体何なのですか。」という意見広告を出したが、今回の意見広告は続編。通常国会の開会を目前にしてKSD疑惑を徹底究明する姿勢を示したもの。

特に『日刊ゲンダイ』では村上正邦参議院議員が民主党の鳩山由紀夫代表に当てた抗議文をそっくり掲載。「しかし、事実は、その(抗議文の)内容とはまったく正反対であることが次々に明らかにされています」とし、KSD疑惑の徹底究明に向け、国会で村上議員・関係者の証人喚問を強く求めていくことをアピールした。《民主党ニュース》



1月26日 その日のできごと(何の日)