平成2463日目

1995/10/06

この日のできごと(何の日)

【田沢智治法相】裏取引を否定

村山富市首相は6日午前、田沢智治法相(自民党)が新進党などで構成する参院平成会に対し、宗教法人法改正反対の考えを示し、参院本会議代表質問で自らの立正佼成会からの2億円借り入れ問題を取り上げないよう働き掛け裏取引したとする一部報道を重視、橋本龍太郎通産相(自民党総裁)、武村正義蔵相(さきがけ代表)と国会内で与党党首会談を開き対応を協議、橋本氏に事実関係を早急に調査、報告するよう求めた。

加藤紘一自民党幹事長や与党幹部は進退問題は避けられないとの見通しを示唆。党役員連絡会の後の記者会見で加藤幹事長は、法相が宗教法人法改正に慎重なことを指摘、裏取引の有無にかかわらず閣僚としてふさわしくないとの認識を示唆した。

村山首相は6日午前の3党首会談で、橋本氏に「田沢法相から事情を聴くなど事実関係を把握し、速やかに報告してほしいと要請。橋本氏は迅速な対応を約束した。《共同通信》

田沢智治法相は6日の記者会見で、2億円の借り入れ問題をめぐり新進党と代表質問での裏取引があったと一部で報道されたことについて「そういうことは一切ない」と否定した。

法相は「国会での公正さを保つため、28日に残高の1億8000万円を自分の土地と建物を担保に銀行から借り入れ、立正佼成会に返済した」と述べ、「(代表質問で)石井一二委員(新進党)に聞かれても答えられるように準備していた。質問自体単純なので、それをやめさせる必要がない」と裏取引をする理由がないことを強調した。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【国民参政105周年・普選70周年・婦人参政50周年記念式典】

戦後に女性の選挙権が認められてから50年などの節目を記念する「国民参政105周年・普選70周年・婦人参政50周年記念式典」(政府主催)が6日午前、天皇陛下を迎えて東京の日比谷公会堂で開かれた。

村山富市首相はあいさつで「今日の礎には明治の目由民権運動や大正デモクラシー、軍部の統制が強まる中での先人の苦労があった。民主主義の根幹は国民の国政への自由な参加だ。国民参政の意義を再確認したい」と述べた。式典には土井たか子衆院議長、斎藤十朗参院議長ら約2000人が出席した。

【政界談話室】

○・・・村山富市首相は6日、ドジャースがプレーオフで連敗し、後がないことを聞かれると「3戦は野茂投手が投げるからな。勝つよ」と笑顔。しかし、記者団が、田沢智治法相が代表質問で野党と裏取引をしたとの報道に絡め「村山内閣もピンチか」と水を向けると一転、険しい表情で「全然そんなことはない」。「首相が監督ならピンチヒッターを起用するか」としつこく食い下がられ「野球とは違うんだからそんなことは聞くな」と怒気を含ませ、記者団をにらみつけた。内閣が野球並みに扱われては、さすがに怒り心頭。

○…自民党の亀井静香組織広報本部長はこの日の党役員連絡会で、臨時国会に入って自民党席から村山富市首相にヤジが出ていることを批判。「内閣が一丸となって支援する気迫が必要だ。首相など政府側の発言中に与党席からヤジが出るのはおかしい」と注文をつけた。ヤジ将軍の異名を取る村上正邦参院幹事長が「私のことか」とかみつくと亀井氏は「そこが問題になっているとは知らなかった」とかわしながらも、にらみ合い。加藤紘一幹事長が「ヤジは議会の華だが、品性下劣なのは駄目」ととりなしたが、衆参両院議員の確執は根深い。《共同通信》

【HIV訴訟】東京、大阪地裁が和解勧告

輸入血液製剤でエイズウイルス(HIV)に感染した血友病患者らが国と製薬会社5社に損害賠償を求めた「HIV訴訟」で、東京地裁(魚住庸夫裁判長)と大阪地裁(中路義彦裁判長)は6日、国と製薬会社の救済責任を指摘し、正式に和解を勧告した。

和解案は、原告被害者一人当たり4500万円の一時金の支給が柱。この額は集団薬害訴訟の和解時金としては最高額。また、国の対策の遅れを重視。和解した過去の楽害訴訟でも国に最も重い負担を科し、国4割、製薬会社6割の負担を求めた。

国はテーブルに着く姿勢を見せており、勧告をたたき台に近く協議を始め、今月20日をめどに裁判所に回答したい、としている。

国内初の血友病患者のエイズ症例が昭和60年5月に発表されて10年、約1800人の血友病患者が被害を受けた薬害は、解決に向けて大きなヤマ場を迎えた。

和解案はエイズ発症の恐怖や社会の偏見に対する苦痛を重くみて、死者も未発症者も一律同額とした。未提訴者や恒久的対策については継続協議を提案した。

東京地裁は勧告に当たっての所見で「原告らには何らの落ち度もないのに、悲惨な死に至る苦痛を甘んじて受けざるを得ないのは、社会的、人道的に決して容認できない」と指摘した。《共同通信》

【世界体操・男子団体】日本、銀メダル獲得

世界体操選手権第5日は6日、福井県鯖江市のサンドーム福井で男女団体総合後半の自由演技を行い、男子の日本は563.558点で2位に入り、1981年モスクワ大以来、14年ぶりに銀メダルを手にした。メダル獲得は83年ブダペスト大会の銅以来。

中国が566.619点で昨年のドルトムント大会に続いて連覇を達成し、3位はルーマニア。旧ソ連勢はロシアの4位が最高で、54年ローマ大会に旧ソ連が優勝して以来3位以下に落ちたことがなかった旧ソ連勢が初めてメダルを逃した。

前半の規定演技でトップの日本は最初の床運動でつまずいて中国に首位を奪われたが、2種目目のあん馬で畠田好章(紀陽銀行)が9.712点、田中光(紀陽銀行)が9.600点の高得点を出して持ち直した。

日本はさらに、5種目目の平行棒でも田中が9.787点をマークし、追い上げてきたルーマニアを突き放した。《共同通信》

【パ・リーグ】全日程が終了

プロ野球、パ・リーグは、6日、今季の全日程を終了した。7年目で初優勝を飾ったオリックスは82勝を挙げ、2位ロッテに12ゲーム差をつける独走だった。バレンタイン監督を迎えたロッテは10年ぶりの2位と躍進。近鉄は8年ぶりの最下位に転落した。

個人タイトルはオリックスのイチローが打率3割4分2厘で2年連続首位打者、打点(80)、最多盗塁(49)、最多安打(179)、最高出塁率(4割3分2厘)と5部門を独占した。

打点は初芝(ロッテ)田中(日本ハム)も80で並び、本塁打王には28本の小久保(ダイエー)が輝いた。20本台での本塁打王は61年以来、34年ぶり。

投手では伊良部(ロッテ)が防御率(2.53)、三振奪取(239)でトップとなり、オリックスの救援エースの平井が勝率7割5分、42セーブポイントで2タイトルを獲得。また日本ハムのグロスは16勝をマーク、外国人としてはリーグ初の最多勝利投手となった。

観客動員数は史上最多の964万6000人。また平均試合時間は2時間59分と、8年ぶりに3時間を切った。《共同通信》

【MLB・ドジャース】地区シリーズ敗退

米大リーグでトルネード旋風を巻き起こした野茂の素晴らしい一年が終わった。

米大リーグのプレーオフ、地区シリーズのレッズ−ドジャース第3戦6日(日本時間7日)は行われ、先発した野茂英雄党首(27)は六回途中まで5失点で降板した。ドジャースは1−10で大敗して3連敗、リーグ優勝決定戦への出場を果たせずシーズンを終えた。

日本人として初出場の野茂は最後の力を振り絞って元巨人のジョンソン監督率いるレッズに立ち向かった。だが速球、フォークボールとも本来の威力にほど遠く、四回まで2本塁打で3失点。六回、連打と暴投の無死一、三塁でマウンドを降りた。その直後、救援のガスリーが満塁本塁打を浴び、敗戦が決定的となった。

野茂は5月2日にサンフランシスコでのジャイアンツ戦でデビュー、30年ぶりの日本人大リーガーになった。6月2日の初勝利から2完封含む7連勝。9月30日のパドレス戦で地区優勝を決める13勝目を挙げた。236奪三振はナ・リーグ最多。防御率2.54は同2位。

独特な投法が全米の注目を集め、オールスター戦では先発投手を務めた。ストライキ後遺症に苦しむ米球界のイメージ回復に貢献し、大リーグの救世主と評価された。ナ・リーグ新人王の有力候補になっている。《共同通信》

【富山県魚津市】「アップルヒル」オープン

オスカーホーム(富山市)の関連会社、グリーンモール(同)がデベロッパーとなって建設していた魚津市上村木の大型ショッピングセンター(SC)「アップルヒル」が6日、オープンした。車で5分間の範囲を商圏に設定し、近隣購買型SCを目指している。オープンセレモニーは午前10時から始まり、岡本文彦新川興産社長らがくす玉を割った。この後、約2000人の買い物客が店内に殺到した。

地元がリンゴの産地であることから名付けたアップルヒルは、店舗が鉄骨一部2階建て(延べ面積1万2054平方メートル)で、売り場面積は3600平方メートルの広さ。関連会社の「オスカーJマート」などが核店舗となり、27店がテナントとして入居、衣食住の商品ががそろい、ワンストップ店が特徴となっている。営業時間は午前10時から午後8時まで。年間約50億円の売り上げを目指す。《北國新聞》



10月6日 その日のできごと(何の日)