平成9028日目
2013/09/26
【この日の安倍総理】
国連本部で演説
安倍晋三首相は26日午後(日本時間27日未明)、米ニューヨークの国連本部で演説し、国連憲章に基づく集団安全保障措置への積極的な参加に意欲を示した。
女性の社会進出や保健医療を支援するため今後3年間に30億ドル(約3千億円)超の政府開発援助(ODA)を拠出するほか、シリア難民への新たな人道支援として約6千万ドル(約60億円)を追加実施する方針を正式表明した。
首相としては国連平和維持活動(PKO)に加え、将来的には国連決議に基づく多国籍軍や国連軍参加なども念頭にあるとみられる。《共同通信》
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【パ・リーグ】楽天、初のリーグ優勝
プロ野球パ・リーグは26日、首位・楽天が創設9年目で初の優勝を飾った。優勝へのマジックナンバーを「2」としていた楽天は西武に4―3で勝ち、2位のロッテが日本ハムに5―6で敗れたため優勝が決まった。
楽天は2点を追う七回2死満塁からジョーンズの3点二塁打で逆転。エースの田中が九回から登板し、最後を締めた。
楽天は2004年のプロ野球再編問題を経て、同年秋に50年ぶりの新規球団として誕生した。1年目の05年は38勝97敗1分けに終わるなど苦難の船出となったが、星野監督就任3年目の今季は田中がプロ野球新記録の開幕22連勝を記録するなどチームをけん引。創設9年目で悲願を達成した。
日本シリーズ進出を争うクライマックスシリーズは10月12日から始まり、楽天は17日からのファイナルステージで第1ステージの勝者と対戦する。《日経新聞》
【経産省】ブログに「復興不要」官僚を停職処分
経済産業省の男性官僚(51)が自身のブログに2011年、「復興は不要だと正論を言わない政治家は死ねばいいのに」などと不適切な書き込みをしていたことが26日、分かった。同省は男性を停職2カ月の懲戒処分とした。
経産省によると、男性は同省で課長を務め、6月から日本貿易振興機構(ジェトロ)に出向。同省の聞き取りに「日記のつもりで軽い気持ちで書いた。軽率だった」と話したという。同省は25日付で出向を解いた。
ブログの記述から閲覧した人が身元を割り出したとみられ、インターネット上に実名や肩書が広まった。ブログは閉鎖されたが、複数の別サイトで転載された内容が閲覧可能になっている。《日経新聞》
【社民党首選】
吉田政審会長が出馬表明
社民党の吉田忠智政審会長(57)=参院比例=は26日の党両院議員懇談会で、福島瑞穂前党首の辞任に伴う27日告示の党首選に立候補すると表明した。福島氏ら党所属国会議員の残り4人が推薦する。党首選に意欲を示している地方議員の立候補は困難とみられ、無投票で吉田氏が党首に就任する公算が大きい。
吉田氏は両院議員懇談会後、党本部で記者団に「国政の経験は乏しいが党再建に微力を尽くしたい。党員の力を結集するコーディネーターの役割を果たせればいい」と決意を示した。又市征治党首代行は記者会見で「党の総合力を発揮する観点から吉田氏は(党首に)最もふさわしい」と強調した。《共同通信》
社民都連、初の党首選に区議推薦
社民党の東京都連合は26日夜の常任幹事会で、27日告示の党首選への立候補に意欲を示す豊島区議の石川大我氏(39)を推薦することを決めた。吉田忠智政審会長(57)=参院比例=も立候補を表明しており、1996年に旧社会党から党名を変更後、初めての選挙戦となる方向となった。
都連合幹部は当初、推薦を見送る意向だったが、若手の区議らから「党活性化のために党首選を実現させるべきだ」などの意見が相次いだため方針変更した。
常任幹事会後、都連合の北川雄重代表は記者会見し「多方面から検討した結果、推薦することにした。地方からも党首選を求める声が強かった」と説明した。《共同通信》
【韓国・朴槿恵大統領】年金公約後退を謝罪
韓国の朴槿恵大統領は26日、昨年12月の大統領選で目玉公約として掲げた年金改革案を閣議決定した。公約では65歳以上に毎月、一律20万ウォン(約1万8千円)を支給するとしていたが、財源不足のため高所得者を対象から除外するなど後退した内容。朴氏は事実上謝罪したが、野党は「公約破棄だ」と批判している。
「お年寄り全員に支給できない結果となり、申し訳ない気持ちだ」。朴氏は年金改革案を盛り込んだ2014年予算案を決定した閣議で「過去に例のない税収不足のためやむを得なかった」と釈明しつつ、事実上の謝罪を表明した。《共同通信》
【独・検察当局】アウシュビッツ看守だった男起訴
ドイツ南西部シュツットガルトの検察当局は26日、ナチスのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の舞台・アウシュビッツ強制収容所で看守を務めていたとされる男(93)を殺人ほう助罪で起訴したと発表した。DPA通信が報じた。
DPAによると、男はハンス・リプシス被告。検察当局は被告が看守として、1941~43年に「収容所で大量虐殺に加担した」と指摘した。被告は56年に米国に渡ったが、ナチス関係者だったことが分かり、83年、当時の西ドイツに送還された。
アウシュビッツは現在のポーランド南部にあり、ユダヤ人を中心に約150万人が犠牲になったとされる。《共同通信》