平成8291日目

2011/09/20

【この日の野田総理】

東日本大震災復興対策本部

平成23年9月20日、野田総理は総理大臣官邸で、第8回となる東日本大震災復興対策本部を開催しました。

本日の会議では、復旧・復興に係る財源措置及び平成23年度第三次補正予算について話し合われました。《首相官邸》

野田首相は20日、首相官邸で開いた東日本大震災復興対策本部の会合で、復興財源に充てる臨時増税について、与野党協議を早急に行い、本格的な復興に向けた2011年度第3次補正予算案の国会提出を急ぐよう指示した。《読売新聞》

ニューヨークへ出発

野田佳彦首相は国連総会など一連の国際会議に出席するため20日夜、羽田空港発の政府専用機でニューヨークへ出発した。滞在中、オバマ米大統領らとの初の首脳会談にも臨む。就任後初の海外訪問で、外交手腕が試されることになりそうだ。

出発に先立ち、首相は官邸で記者団に「東日本大震災からの復興に向けた取り組みを説明し、グローバルな課題に貢献していくメッセージを発信したい」と述べた。《共同通信》




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【和歌山県田辺市】土砂ダムが越流

国土交通省近畿地方整備局は20日、紀伊半島豪雨でできた和歌山県田辺市熊野の土砂ダムで、前日からの降雨により、午前8時時点での満水地点との水位差がゼロとなったと発表した。平野達男防災担当相は同日の記者会見で「越流が徐々に始まっている」と述べた。

同整備局は越流でダムの決壊や土石流発生の可能性が高くなったとして、警戒を強めている。奈良県のほかの2カ所の土砂ダムでも20日夜以降、越流の可能性があるという。藤村修官房長官は同日午前の記者会見で、田辺市熊野の土砂ダムについて「いつ決壊してもおかしくない状況だ」と述べた。《共同通信》

【台風15号】名古屋市、8万人に避難指示

九州から四国の南海上を北上する強い台風15号の影響で20日、東海以西で大雨となった。名古屋市で庄内川が氾濫するなどし、同市は約8万人に避難を指示、避難勧告の対象は100万人を超えた。

会社事務所や介護施設が水没し入居者らが取り残される被害が相次いだ。岐阜県多治見市では小学4年男児(9)が増水した用水路に流され、白川町では男性(84)が川に流され行方不明に。

気象庁によると、台風は21日の日中にかけて西日本か東日本に上陸、風速25メートル以上の暴風域を伴ったまま列島を縦断する可能性が高い。台風12号の豪雨で大きな被害が出た紀伊半島も大雨が降りやすい状態。《共同通信》

【米軍】同性愛者の入隊規制を撤廃

米国防総省は20日、兵士が同性愛者であると公言することを禁じた米軍規定を18年ぶりに撤廃した。同性愛を隠すことなく入隊できるようになり、過去に除隊処分となった同性愛者にも再入隊の道が開かれる。

オバマ大統領は「今日から米軍は素晴らしい能力や戦闘経験を持つ多くのゲイやレズビアンの兵士を失わずにすむようになる」と歓迎する声明を出した。

米軍はクリントン政権時代の1993年に導入した規定に基づき、同性愛者かどうかを問わず、本人も公言しないことを条件に入隊を容認してきた。しかし実際には他の兵士による通報などで1万4千人以上が除隊処分となった。

パネッタ国防長官は同日の記者会見で「歴史的な日だ」と評価。女性の役割拡大などにも取り組む姿勢を示した。《日経新聞》



9月20日 その日のできごと(何の日)