令和277日目

令和2年2月1日(土)

2020/02/01

【新型肺炎】

中国、感染者1万1791人に

中国政府の国家衛生健康委員会は1日午前、湖北省を中心に広がる新型コロナウイルスによる肺炎について、中国本土での感染者数が1万1791人に達したと発表した。このうち死者は259人となった。感染が疑われる人は1万7988人に上っており、感染者の増加は確実な状況だ。

中国中央テレビ(電子版)によると、湖北省では1月31日に新たに1347人の感染と45人の死亡が確認された。広東省でも新たに127人の感染が確認された。

中国中央テレビなどによると、日本に滞在していた湖北省の旅行客111人が2月1日未明、中国政府が手配した民間チャーター機で東京の羽田空港を出発し、帰国の途に就いた。1日午前に湖北省武漢市の国際空港に到着した。中国政府は1月31日、タイやマレーシアからもチャーター機で湖北省の旅行客を帰国させた。他地域からの中国人旅行客が航空機で帰国する際、湖北省出身者の同乗を拒否して乗客同士が口論になるなどのトラブルが起きており、帰国支援が必要だと判断した。

一方、米政府は1月31日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、公衆衛生に関する緊急事態を宣言した。国内での拡大を防ぐため、過去2週間以内に中国に滞在経験がある外国人について、一部を除き2月2日から入国を拒否する。過去2週間以内に中国湖北省に滞在歴のある米国人が帰国した場合は、2週間隔離して感染の有無を確認する。

米航空大手アメリカン航空は1月31日、米国と中国本土を結ぶ全便の運航を3月27日まで停止すると発表した。米デルタ航空と米ユナイテッド航空も2月6日から、それぞれ4月30日、3月28日まで運航停止する。《読売新聞》

感染阻止が本格始動

政府による新型コロナウイルス感染による肺炎の拡大防止策が1日、本格的に始動した。指定感染症の政令施行によって患者の強制入院や就業制限が可能となった。水際対策として、入国申請前の14日以内に中国湖北省に滞在した外国人の入国を拒否する。任意の申し出に頼る対応が多く、ウイルス検査や入国審査が混乱なく運用されるかどうかが課題となりそうだ。

安倍晋三首相は第4回対策本部会合で「まさに緊急事態だ。強い危機感を持って対応してほしい」と関係省庁に改めて指示。入国制限措置については「まずは現場の混乱防止に努めてほしい」とした上で、厳格で適切な運用を求めた。《共同通信》

国内感染20人に

厚生労働省は1日、中国湖北省武漢市から政府のチャーター機で帰国した邦人のうち、新たに3人が肺炎を引き起こす新型コロナウイルスに感染していたと発表した。3人のうち1人は1月29日到着の第1便で帰国し、当初の検査では陰性だったが、1日に陽性と判明した。ほかの2人は1月31日に到着した第3便で帰国し、うち1人は症状がなかった。国内での感染者は、無症状の5人を含め計20人となった。

当初陰性だったのは40代男性で、帰国後に発熱とせきの症状があり入院した。その際の検査は陰性だったが、追加検査の結果、感染が確認された。症状は改善の方向という。《産経新聞》



【プロ野球】キャンプイン

プロ野球12球団が1日、宮崎と沖縄の両県でキャンプインした。好天に恵まれ、3月20日のセ、パ両リーグ開幕へ向け本格的な調整が始まった。

4年連続日本一を狙うソフトバンク、セ・リーグ連覇と8年ぶりの日本シリーズ制覇を目指す巨人は宮崎市で始動した。昨季まで米国でキャンプを始めていた日本ハムは、5年ぶりに沖縄県名護市でキャンプインした。中日は同県北谷町で、1月に死去した高木守道元監督へ黙とうをささげてから練習を始めた。

新監督では、佐々岡監督が率いる広島が宮崎県日南市、高津監督のヤクルトは沖縄県浦添市、三木監督の楽天は同県久米島町でキャンプに入った。《共同通信》

【全豪テニス】ソフィア・ケニン選手が初優勝

テニスの四大大会第1戦、全豪オープン第13日は1日、メルボルンで行われ、女子シングルス決勝で第14シードのソフィア・ケニン(米国)が元世界ランキング1位で現在32位のガルビネ・ムグルサ(スペイン)に4―6、6―2、6―2で逆転勝ちし、四大大会初制覇を果たした。

21歳のケニンは優勝賞金412万豪ドル(約3億円)を獲得し、大会後の世界ランキングで15位から米国勢トップの自己最高7位に浮上する。

26歳のムグルサは全豪でスペイン女子初の頂点に届かず、四大大会で2016年全仏オープン、17年ウィンブルドン選手権に次ぐ3勝目はならなかった。《共同通信》

【大相撲・元関脇豪風】断髪式

昨年の大相撲初場所で現役を引退した元関脇豪風(40)(秋田県出身、尾車部屋)の引退、年寄「押尾川」襲名披露大相撲が1日、両国国技館で行われた。断髪式では元横綱稀勢の里の荒磯親方や白鵬のほか、自民党の谷垣禎一・前総裁らがはさみを入れ、師匠の尾車親方(元大関琴風)が大銀杏を切り落とした。

学生相撲出身で、1メートル72と小柄ながら押し相撲で活躍、昭和以降新入幕で最年長となる35歳で初金星を挙げた。幕内優勝は果たせなかったが、最後のあいさつは優勝インタビューを模して土俵下で行われ、「ここから見える光景を忘れることなく、感謝の気持ちを持っていきたい。けがに強い力士、礼儀を重んじる力士、勝負強い力士を育てたい」と語った。《読売新聞》

【昭和基地】越冬交代式

昭和基地の運営を1年間担ってきた第60次越冬隊から第61次隊に引き継ぐ「越冬交代式」が1日、基地であった。両隊のメンバーは握手をしたり抱き合ったりして、お互いの労をねぎらい、激励した。

約30人を率いてきた第60次越冬隊長の堤雅基さん(52)は「本当によく働いてくれた。ありがとう」とあいさつ。第61次越冬隊長の青山雄一さん(49)は「60次の後を受けて、61次が観測と設備を維持しないといけない。がんばりましょう」と呼び掛けた。《共同通信》

【台湾】立法院が招集

台湾の立法院(国会に相当、定数113)は1日招集され、1月11日投開票の立法委員選で過半数を占めた民主進歩党の游錫堃氏(71)が立法院長(国会議長)に選出された。

游氏は73票を獲得した。民進党(61議席)のほか、台湾民衆党(5議席)や時代力量(3議席)、無所属議員も游氏に投票したとみられる。

游氏は1986年の民進党結党メンバーの一人。宜蘭県長(知事)や行政院長(首相)、総統府秘書長(官房長官)などを務め、1月の立法委員選では比例区で当選した。《産経新聞》



2月1日のできごと