平成8649日目

2012/09/12

【この日の野田総理】

星出彰彦宇宙飛行士と交信

平成24年9月12日夜、野田総理は総理大臣官邸で、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟に滞在中の星出彰彦宇宙飛行士と交信を行いました。

星出宇宙飛行士は、7月に打ち上げられたロシアのソユーズTMA-05M宇宙船に搭乗し、フライトエンジニアとしてISSに約4ヶ月滞在することとなっており、「きぼう」日本実験棟での実験運用やISSの運用・維持管理を行います。

野田総理は、進行役を務めた古川聡宇宙飛行士、茨城県の茗溪学園高校、茗溪学園中学校の生徒たち及び東京都世田谷区立二子玉川小学校の児童たちと一緒に、星出宇宙飛行士と約20分間交信を行いました。《首相官邸》

国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の星出彰彦宇宙飛行士と野田佳彦首相が12日夜、衛星回線で交信した。星出さんは初めて船外活動した際、「目の前は地球と暗黒の宇宙だけという時間を数分過ごした。『感動』のひと言でした」と様子を紹介した。

首相は、中国や韓国との外交関係が頭をよぎったのか、「アメリカ、ロシアのクルーとも一緒だと思うが、長期間、狭い空間で仲良くやっていく秘訣(ひけつ)はあるんですか」と質問。星出さんは「それぞれ違うキャラクターを持っていますが、尊重しあうことと、互いに助け合うこと」とアドバイスした。《朝日新聞》




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【阪神・金本知憲外野手】現役引退を表明

阪神の金本知憲外野手(44)が12日、今季限りでの現役引退を表明した。同日午後、兵庫県西宮市で会見した金本は「よく頑張ったなという思いはあるが、この3年間は惨めで、こんな苦しい人生あるのかなという気持ちだった」と胸中を明かした。

21年の選手生活を振り返り、涙を浮かべた金本は「いろいろな悔いがある。若いとき、もっと練習しておけば、もっといい結果が出ただろうし…。また来年もチャレンジしたいという悔いもあります」とユニホームを脱ぐ寂しさを口にした。

近年は右肩のケガと闘いながらプレーした金本。今季も4番をはじめ主にクリーンアップを務めたが、チームが5位低迷を受けて来季に向けた選手育成にシフトする中、最近は出場機会が代打に限られていた。《スポニチ》

【秋葉原無差別殺傷事件】二審も死刑判決

東京・秋葉原で2008年6月、7人が死亡、10人が重軽傷を負った無差別殺傷事件で殺人罪などに問われた元派遣社員加藤智大被告(29)の控訴審判決で、東京高裁は12日、死刑とした一審東京地裁判決を支持、弁護側の控訴を棄却した。本人は出廷しなかった。控訴審公判は6月に始まったが被告は一度も出廷せず2回で結審した。

飯田喜信裁判長は、昨年3月の一審判決同様、捜査段階の精神鑑定の結果から「精神障害はなく、完全責任能力があった」と認定した。 孤立感を深め、インターネットの掲示板に没頭していた被告が、掲示板で嫌がらせを受けたと動機を指摘した。《共同通信》

【奇跡の一本松】保存のため切断

東日本大震災の大津波に耐えた岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」が12日、保存のため根元から切断された。景勝地、高田松原の約7万本の中で唯一残った「震災復興のシンボル」。市は防腐処理し、来年2月には元の場所に戻し、立ち姿のまま保存する計画だ。

この日は地元住民らが見守る中、午前9時半前に作業を開始。作業員15人ほどが、切った枝が落下しないようクレーンのワイヤを枝に取り付け、高さ約27メートルの松を支えた。この後、すべての枝を切り落とし、高さ約19メートルより上の部分と根元をチェーンソーで切断した。《共同通信》

【森本敏防衛相】オスプレイの本格運用「10月中旬以降」

森本敏防衛相は12日、10月初旬とされてきた米軍新型輸送機オスプレイの普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)での本格運用が、中旬以降にずれ込むとの見解を明らかにした。ただ、米側は早期の運用を強く求めており、10月中の運用開始は動かない方向で、「日程優先」の姿勢に、配備に反対する沖縄県内の反発は必至だ。

米海兵隊は、普天間に配備予定のオスプレイ12機を岩国基地(山口県岩国市)に一時駐機させている。日本政府の“安全宣言”が出た時点で試験飛行を開始できるよう、機体の整備を進めている。《共同通信》

【日本維新の会】橋下徹大阪市長が結党を正式に宣言

地域政党「大阪維新の会」の橋下徹代表(大阪市長)は12日、大阪市内のホテルで開いた政治資金パーティーで、新党「日本維新の会」の結党を正式に宣言、「日本全国で大戦をやって国の形を変えようとずっと言ってきた。今日、そのスタートを切る」と述べた。

大阪府・市を再編統合する大阪都構想の実現を目指して大阪維新の会が発足して約2年半。新党は次期衆院選の台風の目となりそうだ。《日経新聞》

【自民党・安倍晋三元首相】総裁選への立候補を表明

自民党の安倍晋三元首相(57)は12日午後、党本部で記者会見し、総裁選への立候補を正式表明した。橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」との連携を視野に、党運営や政権枠組みの在り方を総裁選の争点にしたい考えだ。総裁選には既に町村信孝元外相(67)、石破茂前政調会長(55)、石原伸晃幹事長(55)が立候補を表明。林芳正政調会長代理(51)も13日に出馬会見を行う方針で、5氏の争いが確定的となった。

会見で安倍氏は「全身をなげうって同志の声に応える決断をした。日本人の命を断固として守ると宣言する」と決意を示した。《共同通信》

【民主党・前原誠司政調会長】中国の海洋進出を懸念

民主党の前原誠司政調会長は12日夜(日本時間13日午前)、米ワシントンで講演し、中国の海洋進出について「理解しがたい独自の論理や主張に基づいて行動し、地域の不安定化要因になっている。国際秩序や価値観への挑戦を恐れないようになってきた」と述べ、強い懸念を示した。

韓国の李明博大統領が天皇陛下の訪韓に絡み謝罪を求めた発言に関し「日本国民の琴線に触れる発言で、極めて遺憾だ。日本の国民感情や日韓関係に大きなマイナスを及ぼした」と批判した。《共同通信》



9月12日 その日のできごと(何の日)