平成7178日目

2008/09/02

【この日の民主党】

国民の審判受けずして首相は続けられず 菅代行、すとう・神奈川7区総支部長と街宣で

菅直人代表代行は2日夕、横浜市港北区の日吉駅前で、すとう信彦・神奈川県第7区総支部長らと街頭演説を行い、徹底した分権と行政のムダの透明化を進める民主党の政策への理解を求めた。

すとう総支部長は、福田首相の辞任劇について、安倍前首相のように体調不良ということもなく、まだいくらでも頑張れる状態にもかかわらず政権を放り出すのは、税金を払っている国民への裏切りになると指摘。地域を代表している民主党の仲間とともに、すべての人たちの未来のためにたたかい、政官業の癒着を断ち切り、新しい政治を作ると語った。応援に駆けつけた千葉景子参議院議員は、責任ある立場にいながら政権を投げ出した首相の無責任ぶりを指摘。政権を野党に譲り渡すのが民主主義の本来の姿だとした上、政権を変えて「国民の生活が第一。」の政治を実現するため頑張りたいと述べた。

菅代表代行は、自公政権について、国民の皆さんの支持を背景にして政策を実行できない状況にあるとの考えを示し、「国民の皆さんの審判を受けないで総理大臣が続けられるとは思わない」として、みたび党内で次の首相を決めようとする自民党のやり方を批判。いったん野党に政権を渡し、その選挙管理内閣のもとで解散することが筋であるとした。

また、2005年の衆院選について「あのときの熱狂のような風がいったい、皆さん方の生活に、日本の将来に、本当にプラスのものをもたらしたのか」と提起し、これまでの行動・結果、これからの展望を見届けた選択を求めた。2007年の参院選の勝利の後、道路特定財源のムダ遣い問題をはじめとした民主党の追及によって、長い長い官僚政権の姿、その問題点がはっきりしてきていると指摘した。

菅代表代行はその上で「そろそろ自民党中心の政権を少なくとも一回は止めてもらい、民主党に任せてほしい」と、更なる改革のための党への支持を訴え、聴衆から盛んな拍手を浴びた。民主党政権で進めたい二つの改革として、財源や権限を基礎自治体に移す徹底した分権化と、国民の皆さんが払った税金の使途透明化の構造作りを挙げ、それらにより社会に活力を呼び起こす中で日本の再建を目指すと主張、党への支持を訴えて演説を締めくくった。《民主党ニュース》




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【警視庁】北の湖部屋を捜索

警視庁は2日、大麻取締法違反の疑いで、大麻の陽性反応が出た東十両6枚目の白露山(26) が所属する北の湖部屋(東京都江東区)の 家宅捜索を始めた。西前頭3枚目露鵬(28)が 所属する大嶽部屋(同)も捜索する。

2人はこれまでの警視庁の聴取に大麻使用を否定している。相撲協会に対しても「身に覚えが ない」と吸引を強く否定し、精密な検査を希望した。2人の尿サンプルは、ドーピング検査機関に 送致され、3日から48時間以内に正式な判定が下る。警視庁は精密鑑定の結果についても 協会から提供を受ける。《産経新聞》

【自民党・麻生太郎幹事長】自民総裁選出馬を表明

自民党は2日午後、総裁選挙管理委員会を開き、退陣表明した福田康夫首相の後継を決める総裁選を10日告示、22日投開票の日程で行うことを決めた。与党は24日に臨時国会を招集し、同日中に首相指名選挙を行う方向。後継に本命視される麻生太郎幹事長は出馬の意向を事実上表明した。

一方、中川秀直元幹事長は「小泉構造改革の継続」を掲げるグループから対抗馬擁立を目指す考えを表明、小池百合子元防衛相らの擁立を模索している。山本一太参院議員らのグループは2日夜の会合で「若い世代からの擁立」を確認した。

麻生氏は記者会見で「(総裁を)受ける資格はあると思う。自分なりの考えを実行したい」と明言。出馬に必要な20人の推薦人を党内から幅広く集めるため、麻生派が他派閥にも要請を始めるなど、立候補に向けた調整をスタートした。《共同通信》



9月2日 その日のできごと(何の日)