平成9366日目
2014/08/30
この日のできごと(何の日)
【楽天・横山貴明投手】プロ初登板1球勝利
楽天のドラフト6位新人の横山貴明投手(23)が30日、コボスタ宮城でのソフトバンク19回戦に3番手で登板し、プロ野球史上初となるプロ初登板での1球勝利を手にした。1球でのプロ初勝利は、パ・リーグでは2007年のニコースキー(ソフトバンク)以来4人目、両リーグ合わせて6人目となった。
横山は1―1の七回2死二塁から3番手で登板。今宮に初球を中前打されたが、送球間に進塁を狙った今宮が二塁でアウト。その裏の攻撃で打線が勝ち越した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【第59回全国高校軟式野球選手権】準決勝
兵庫県明石市で30日あった第59回全国高校軟式野球選手権大会の中京(東海・岐阜)と崇徳(西中国・広島)の準決勝は、延長四十五回計9時間18分戦っても0-0で勝負がつかず、28日から3日連続のサスペンデッドゲーム(一時停止試合)となった。
31日は四十六回から始まり、大会規定で最長五十四回まで実施される。それでも決着しない場合は打ち切りとなって抽選で決勝進出を決める。
軟式は硬式に比べて打球が飛ばず、点が入りにくいとされる。中京は四十五回で計19安打、崇徳は24安打したが、ともにチャンスで決定打が出なかった。球数は3日間で中京の松井大河投手が635、崇徳の石岡樹輝弥投手が617に上った。
全日本軟式野球連盟によると、軟式ではこれまで1983年9月の全日本大会決勝、ライト工業(東京)―田中病院(宮崎)の延長四十五回、8時間19分が最長。
試合後、中京の平中亮太監督は「負けない野球を貫いているが、1点をもぎ取るのが難しい」と疲れ切った様子で話し、崇徳の中河和也監督は「いまひとつ押し込めなかった」と悔しさをにじませた。《共同通信》
【蓮池薫さん】拉致被害者帰国「一日も早く」
北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(56)が30日、さいたま市大宮区の市民会館で講演し、北朝鮮側が実施している拉致被害者の安否再調査に関連して、「残されている人たちの(帰国を)一日も早く実現させなければいけない。日朝協議が何の進展もなく終わった場合、どれだけ精神的ダメージが大きいか」と述べた。
蓮池さんは、北朝鮮当局が日本人に帰国の意思確認をしているようだとも指摘。子供がいる場合などは、自由な意思の表明は難しいため、交渉において日本側は「向こう(北朝鮮)で意思確認をしてはいけない」とくぎを刺した。
さらに「拉致よりも核問題を重視している米国などの国々にも、日本が拉致優先で動くことを説得してほしい。被害者の一人として切に思う」と訴えた。《共同通信》
【自民党・高市早苗政調会長】石破幹事長をけん制
自民党の高市早苗政調会長は30日の読売テレビ番組で、安全保障政策をめぐる安倍晋三首相との隔たりを理由に、内閣改造での安保法制担当相就任を辞退した石破茂幹事長をけん制した。集団的自衛権行使を容認する7月の閣議決定などについて「党内で議論して決めた。公明党とも議論した。決めたことに従うのは鉄則だ」と述べた。
自民党の平沢勝栄政調会長代理はTBS番組で、石破氏が安保相以外での入閣を受諾する意向であることに関し「人事権は首相の専権だから、石破氏が従うと言ったのはよかった」と評価した。《共同通信》
【警視庁】中学生を自宅に泊めた会社員を「誘拐容疑」で逮捕
中学1年の女子生徒(12)を自宅に連れ込んだとして、警視庁捜査1課は30日、未成年者誘拐容疑で、東京都中野区、会社員、A容疑者(24)を逮捕した。
捜査1課によると、容疑を認めている。女子生徒は23日から都内の自宅を家出して家族から捜索願が出されており、捜査1課が詳しい経緯や動機を調べている。
逮捕容疑は27日午後9時ごろ、中野区中野のJR中野駅前の路上で、女子生徒に「泊まっていくか。着替えを買ってやろう」と声をかけ、自宅に連れ込んだとしている。
捜査1課によると、女子生徒がインターネットの出会い系サイトに「誰か泊めて」と書き込んだところ、A容疑者が同7時ごろに「会ってみますか」と応じて待ち合わせたという。
29日午後3時ごろ、女子生徒から通学先の中学校に「安全な場所にいる。ご飯やお風呂の世話もしてもらっている」と連絡があり、携帯電話の番号などからA容疑者の関与が浮上。同8時半ごろ、A容疑者宅に1人でいた女子生徒を保護した。A容疑者は仕事で外出していた。《産経新聞》
【民主党・北沢俊美元防衛相】民主幹事長の交代求める
民主党の北沢俊美元防衛相は30日、大分市内で講演し、秋の臨時国会に向けた挙党態勢構築のため、大畠章宏幹事長を含む党役員の交代が必要だとの認識を示した。「海江田万里代表を支えるには、今の執行部の態勢では駄目だ」と述べた。
大畠氏については「党再生のために身を引く覚悟を決めていると思う」と指摘。「海江田氏がそれに応えなかったら、民主党の夜は長くなる」と語り、大畠氏が辞意を表明した場合は慰留しないよう求めた。《共同通信》
【インド・モディ首相】来日
インドのモディ首相が30日、専用機で関西空港に到着した。5月に首相就任後、主要国単独訪問としては初めて。9月3日まで京都、東京に滞在する日程で、1日の安倍晋三首相との首脳会談で、両国は安全保障、経済協力で関係を一層進展させる考えだ。
モディ氏は前職の西部グジャラート州首相時代から、日本政府や企業と協力し州内の経済発展で実績を積み上げたことから、親日家として知られる。
モディ氏は30日夜、京都で安倍首相との私的な夕食会に出席。31日は京都の東寺を安倍首相とともに見学する。9月1日に東京で安倍首相と首脳会談、2日は天皇陛下と会見する予定。《共同通信》
【柔道・世界選手権】
柔道の世界選手権第6日は30日、ロシアのチェリャビンスクで行われ、男子100キロ超級で世界ランキング8位の25歳、七戸龍(九州電力)は決勝でテディ・リネール(フランス)に敗れ、同級の日本勢で2003年大会の棟田康幸以来の優勝はならなかった。銀メダルは05年の棟田以来。リネールは連覇を6に伸ばした。
女子78キロ超級で世界ランキング3位の25歳、田知本愛(ALSOK)は準決勝で敗れたが、3位決定戦でヤスミン・キュールブス(ドイツ)に一本勝ちして銅メダルを獲得。初出場の山部佳苗(ミキハウス)は準々決勝、敗者復活戦と連敗した。イダリス・オルティス(キューバ)が2連覇し、日本はこの階級で3大会続けて優勝を逃した。《共同通信》
【アントニオ猪木参院議員】北朝鮮高官と会談
北朝鮮側とプロレス大会を共催するために訪朝しているアントニオ猪木参院議員は30日、北朝鮮で対外的に国家元首の役割を担っている金永南最高人民会議常任委員長と平壌で会談した。北朝鮮側が実施している拉致被害者再調査や、日朝間のスポーツ交流などについて幅広く意見交換したとみられる。
猪木氏が今回の訪朝で北朝鮮指導部の要人と会談するのは、朝鮮労働党の姜錫柱書記に続き2人目。北朝鮮側は猪木氏に手厚く対応することで、日朝関係改善に向けた積極姿勢をアピールしている。《共同通信》
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日本と北朝鮮のスポーツ関係者が共催するプロレス大会が30日、平壌で開幕した。日朝関係に与える影響などに関心が集まっているが、金正恩第1書記は観戦に現れず、メッセージなどもなかった。大会は30、31日の2日間。
この日は1万人以上収容できる平壌の「柳京鄭周永体育館」が満席となり、市民らが激しい戦いに大歓声を上げ、拍手を送った。
元プロレスラーのアントニオ猪木参院議員と、北朝鮮の張雄国際オリンピック委員会委員が実行委員長を務め、日本や米国、フランスなどから21人の選手が参加。日本からは50人以上の観客が平壌に入るなど大型ツアーが組まれた。《共同通信》