平成1325日目

1992/08/24

この日のできごと(何の日)

【中国、韓国】国交樹立

中韓関係正常化のため中国を公式訪問している韓国の李相玉外相は北京の釣魚台迎賓館で24日午前、銭其琛中国外相と国交樹立の共同声明に署名し、中国と韓国の間に正式の国交が樹立された。李外相は同日午後、中国の李鵬首相、楊尚昆国家主席と相次いで会見し、両国関係の発展などについて話し合った。

両外相が署名した共同声明は6項目からなり、(1)大使級外交関係樹立(2)恒久的善隣友好協力関係の発展(3)韓国は中国が唯一の合法政府との中国の立場を尊重(4)両国の修好が朝鮮半島とアジアの安定に寄与(5)中国は朝鮮半島の平和的統一を支持(6)早期に大使を相互交換–などを盛り込んでいる。《共同通信》

台湾は24日、中韓国交樹立と同時に韓国との外交関係を断絶、金樹基駐韓台湾大使の帰国など具体的対応に入った。ソウルの台湾大使館では華僑約1000人が抗議集会をもち、台湾旗がおろされた。

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は同日夜現在、依然として沈黙を守り、公式論評などを控えている。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【浅香航大さん】誕生日

【第74回全国高校野球】第14日

決勝は拓大紅陵(千葉)と西日本短大付(福岡)の東西対決—準決勝2試合が行われ、拓大紅陵と西日本短大付がともに初の決勝進出を果たした。千葉県勢と福岡県勢の決勝戦は第47回(昭和40年)の銚子商—三池工以来。

拓大紅陵は四回に先行されたが、すぐ逆転。冨樫が投打にわたって活躍し、尽誠学園(香川)の追撃を振り切った。西日本短大付—東邦(愛知)は、途中から激しい雨に見舞われたが、西日本短大付はエース森尾が3安打に抑える力投で、今大会3度目の完封勝ち。《読売新聞》

【政界メモ】

◯…宮澤首相は24日昼、大型夏休みを終えて静養先の長野県軽井沢町から帰京、13日ぶりに公務に戻った。久しぶりの東京の暑さに「これはやむを得ないなあ」とうんざりした様子を見せながらも、ゴルフですっかり日に焼けた顔は終始にこやか。

○…が、景気対策の要望のため、官邸を訪れた石川六郎・日商会頭に、「きょうは何ですか」と尋ねるなど、「生活大国」率先垂範が効きすぎたせいが、休みボケ(?)も。私邸に引き揚げる際には、「いやあ、たくさん勉強しました。(公務のペースに)なれました」と勉強ぶりも強調。計16日間の充電が、対ロ外交、政治改革、景気対策などで発揮されるか―。《読売新聞》

【宮澤喜一首相】赤字国債「考えていない」

宮澤首相は24日昼、今月末にまとめる追加的経済対策の財源として渡辺外相が赤字国債を容認する発言をしたことに関連して、首相官邸での記者団の質問に答え「僕は考えていない。今の問題じゃないと思う」と述べ、補正予算の財源として赤字国債発行は考慮していないことを強調した。

平成5年度予算についても「これからの財政措置によるんだろうが、一度(発行を)止めたものは。止めた方がいいんじゃないか。いろんな人がいるんだろうが」と赤字国債発行には消極的な姿勢を示した。《共同通信》



8月24日 その日のできごと(何の日)