平成3137日目
1997/08/10
この日のできごと(何の日)
【改革会議】細川氏は当面不参加
鳩山由紀夫民主党代表と羽田孜太陽党党首は10日夕、新進党を離党した細川護熙元首相を交えて静養先の長野県軽井沢町のホテルで会談し、秋の政局に向けて連携を強化することで一致した。しかし、細川氏は野党結集を目指して新進、民主、太陽各党などの有志議員が設立準備を進めている勉強会「改革会議」には参加しないと言明、新進党を離党した樽床伸二衆院議員ら側近議員の参加については容認する考えを示した。
細川氏は今後の政治行動に関連して「野党結集や非自民では意味がない。保守・中道路線を明確にしたい」と自民党との連携も視野に入れる考えを表明、鳩山、羽田両氏とは一線を画した。
会談は鳩山、羽田両氏が呼び掛けた。鳩山氏が改革会議は非自民、反保保連合を旗印にすると結成の趣旨を説明、細川氏に参加を求めたが、細川氏は「会議の性格が明確ではない」と答えた。改革会議は今月25日に発足する見通しだ。3氏は政界再編は「単なる数合わせではできない」との認識で一致。今後、外交・安保政策や憲法など具体的政策について随時、意見交換を行うことを確認した。
鳩山氏は会談後、記者団に「(細川氏の)保守・中道路線が、われわれのリベラルという考え方とどこまで方向性が共有できるのか見極めたい」と述べた。《共同通信》
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【第79回全国高校野球選手権大会】第2日
第79回全国高校野球選手権大会第2日は9日、甲子園球場で1回戦を行い、徳島商(徳島)が新湊(富山)を7−5で下したほか、佐賀商(佐賀)浜松工(静岡)報徳学園(兵庫)が2回戦に進んだ。徳島商は米津の本塁打などで効率よく得点。新湊の終盤の猛攻をかわし逃げ切った。富山県勢は夏の甲子園大会で10年連続の初戦敗退を喫した。佐賀商は10−9で光星学院(青森)に逆転サヨナラ勝ちした。浜松工は力投の伊藤が鹿児島実(鹿児島)の反撃を抑えた。第4試合は途中から大会初の点灯試合となり、6−6で初の延長戦へ。報徳学園は十回、粘る日大東北(福島)を振り切った。《共同通信》
【世界陸上・男子棒高跳び】セルゲイ・ブブカ選手が6連覇
陸上の第6回世界選手権最終日は10日、アテネのオリンピックスタジアムで行われ、男子棒高跳び決勝で世界記録保持者のセルゲイ・ブブカ(ウクライナ)が6メートル01で優勝し、1983年の第1回ヘルシンキ大会からの連勝を6に伸ばした。《共同通信》
【梶山静六官房長官】「辞めたい」
梶山官房長官は10日、フジテレビの報道番組に出演し、橋本首相の自民党総裁選後にも行われる党役員人事・内閣改造に関連して、「個人的には辞めたいと、表では言っている。(沖縄振興のため)沖縄会でも作って、政府を離れて政治的な役割を果たしていきたい」と述べ、官房長官を辞め、閣外に去りたいとの考えを明らかにした。
梶山氏が辞任の意向を公言したのは初めてで、今後の人事をめぐる動きに影響を与えそうだ。《読売新聞》