平成9342日目

2014/08/06

この日のできごと(何の日)

【広島原爆の日】

被爆から69年の広島原爆の日を迎えた6日、広島市中区の平和記念公園では雨の中、午前8時から「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が営まれた。松井一実市長は平和宣言で、政府に「名実ともに平和国家の道」を歩み続けるように求め、被爆地として核兵器廃絶への積極的な取り組みをあらためて世界に訴えた。

大きな議論を巻き起こした集団的自衛権行使容認には直接言及せず「日本国憲法の崇高な平和主義の下で69年間戦争をしなかった事実を重く受け止める必要がある」とだけ指摘した。被爆者や市民団体からは反対の主張を盛り込むべきだとの批判も上がった。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【東北、中国地方】大雨

東北や中国地方を中心に各地では6日、前線や南からの暖かく湿った空気の影響で大雨となった。山口県岩国市は明け方に、地点として観測史上最多となる1時間71ミリの非常に激しい雨を観測。レーダー解析でも局地的に1時間で120ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を出した。

山口県警岩国署によると、6日午前、岩国市内の民家が土砂崩れでほぼ全壊。住人の20代の男性と連絡が取れず、周辺を捜索している。広島県三次市の消防によると、市内の水路で80代の男性が見つかり心肺停止の状態。大雨で増水していた可能性がある。

東北では、青森県の五所川原市や鰺ケ沢町、深浦町で5日の降り始めからの雨量が140ミリ前後に上った。

青森、広島、山口の各県では一部に避難指示や避難勧告が出された。交通も山陽新幹線が新岩国―徳山間で一時運転を見合わせ、各県のJRなどの運行にも影響した。

北日本、西日本の各地は6日夜にかけても雷を伴った大雨の恐れがあり、東北、中国、九州北部では局地的に1時間に50ミリ以上の雨量が予想される。気象庁は、土砂災害や河川の増水に警戒を呼び掛けている。

一方、強い台風11号は6日も勢力を保ち、沖縄の南の海上を時速約15キロで北上した。午前9時現在の中心気圧は955ヘクトパスカルで、最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心の半径150キロ以内が風速25メートル以上の暴風域。7日以降、沖縄県の大東島や鹿児島県の奄美地方に接近の恐れがある。《共同通信》

【東京都議会】自公都議の「会費」大半は新年会

東京都議会が公開した2013年度の政務活動費のうち、自民、公明の議員が支出した「会費」の大半が、業界団体や地元商店会との飲食を伴う1~2月の「新年会」を対象としたものだったことが6日、分かった。1日のうちに複数の会合への支出を計上した議員もおり、6枚の領収書が添付された事例もあった。

これらの議員は「年初めに意見が聞ける機会は貴重」と説明するが、全国市民オンブズマン連絡会議事務局長の新海聡弁護士は「自身の票固めが目的の可能性もあり、政務活動費本来の趣旨から外れる」と指摘。元兵庫県議の不自然な支出問題などが出る中、政務活動費の使途が議論を呼びそうだ。《共同通信》

【この日の安倍総理】

広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式

平成26年8月6日、安倍総理は広島市中区の平和記念公園で開催された広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に参列しました。


https://www.kantei.go.jp/

69回目の「原爆の日」に行われたこの式典には、被爆者や遺族ら約4万5000人が参列するとともに、国連等国際機関、外国68カ国と欧州連合(EU)の代表らも出席し、犠牲者の冥福と世界の平和を祈念しました。

広島市の松井一實市長と遺族代表が、今年1年間に新たに死亡が確認された原爆死没者名簿を慰霊碑に奉納し、遺族、被爆者の代表や安倍総理らが献花した後、原爆が投下された午前8時15分、「平和の鐘」が鳴らされ、参列者全員が1分間の黙とうを捧げました。

続いて、松井市長の「平和宣言」、子ども代表二人による「平和への誓い」が述べられた後、安倍総理が哀悼の意を表し、挨拶を述べました。

式典後、市内のホテルに場所を移し、「被爆者代表から要望を聞く会」に出席、7団体の代表者らから要望を受けた後、記者会見を行いました。《首相官邸》

安倍晋三首相は6日、広島市で記者会見し、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に向けて「日中間にはさまざまな懸案がある。APECでは日中首脳会談ができればよい」と重ねて意欲を示した。

9月第1週に断行する内閣改造・自民党役員人事に関し「具体的な人事の話については今の段階では全く白紙だ」と強調。終戦記念日に靖国神社を参拝する可能性について「参拝するかしないかを申し上げることは差し控える」と述べるにとどめた。《共同通信》

安倍晋三首相は6日、自民党の大島理森、公明党の井上義久両東日本大震災復興加速化本部長と官邸で会い、第4次復興加速化提言を受け取った。首相は「岩手、宮城両県は復興が進んでいるが、福島県は復旧の段階にある。将来自立し、希望が持てるように提言をしっかりと進めていきたい」と強調した。

提言は東京電力福島第1原発事故を踏まえ、大地震や原発事故などが重なる複合災害の初動対応に当たる「緊急事態管理庁」設置を求めた。首相は「政府内で研究させる」と述べた。

大島氏は首相に「除染廃棄物の中間貯蔵施設設置に全力を挙げなければいけない」と指摘した。《共同通信》

【トヨタ自動車】米デトロイト市に1億円寄付

トヨタ自動車は6日、財政破綻した米デトロイト市(ミシガン州)を支援するため、100万ドル(約1億円)の寄付を決めたと発表した。

ゴッホの名画「自画像」などを所蔵するデトロイト美術館は同市の立て直しに1億ドルを拠出する計画で、トヨタの寄付もその一環という。《共同通信》

【ゼンショー】初の赤字転落へ

ゼンショーホールディングスは6日、牛丼チェーンの「すき家」で人手不足による休業が相次いだことなどから、2015年3月期の連結純損益が、従来予想の41億円の黒字から13億円の赤字に転落する見通しだと発表した。赤字転落は初めてとなる。労働の過酷さや防犯面の問題が指摘されてきた、深夜の1人勤務を9月末までに解消することも明らかにした。

赤字転落は一時休業ですき家の合計の営業時間が短くなったことに加えて1人勤務をなくすことに伴う今後の人件費増加などが響くという。ゼンショーは、15年3月期の連結売上高予想も従来の5379億円から、5250億円に引き下げた。《共同通信》

【魯甸地震】発生から72時間

中国雲南省昭通市魯甸県で起きた地震は6日午後4時半(日本時間同5時半)、生き埋めになった人の生存率が急激に下がるとされる発生から72時間を超えた。救難隊の現地入りが遅れた奥地の村では今も村人たちが埋まっている可能性があり、必死の救出活動が続いている。

当局は被災者支援にも力を入れ始めたが、土砂崩れで道路はたびたび寸断し、物資の輸送は難航。衛生状態の悪化による疫病の恐れも出ている。

中国メディアによると、魯甸県で生き埋めになっていた84歳の高齢者が6日、67時間ぶりに救出された。地震の死者は6日までに589人、負傷者は2400人を超えた。《共同通信》

【ロシア】農産物輸入を1年制限

ロシアのプーチン大統領は6日、ウクライナ危機で対ロシア経済制裁を発動した国からの農産物などの輸入を1年間禁止あるいは制限する大統領令に署名した。日本も含まれているとみられる。

「禁止もしくは制限」としており、あらゆる農産物を対象とする全面的な禁輸ではなく、ロシア国内の農産物価格に影響を与えないように品目などによって規制内容を調整するとみられる。

相手国に経済的な打撃を加えることよりも、欧米などの対ロ制裁への報復措置を取っていると国内向けにアピールすることに重きが置かれている可能性がある。《共同通信》

【米アフリカ首脳会議】閉幕

オバマ米大統領は6日、米アフリカ首脳会議を終え、首都ワシントンで記者会見、アフリカ諸国が自ら紛争などの危機に対処するため平和維持部隊を即時派遣する能力の強化に協力する方針を表明した。米政府によると最大で5億5千万ドル(約560億円)を支援する。

オバマ氏はまた、西アフリカで拡大するエボラ出血熱を封じ込めるために、国際社会と協力して現地の医療体制の整備を進めていくと強調。首脳会議はエボラ熱対応への努力を「さらに倍増」させることで合意した。《共同通信》

【タイ】乳幼児9人保護、代理出産か

タイ政府当局者は6日、首都バンコクのマンションで、身元不明の生後1カ月~2歳の乳幼児計9人を5日に保護したと明らかにした。乳幼児の父親の代理人によると、父親は1人の日本人男性で、9人全員が代理出産で生まれたという。

タイの警察は、児童保護に関する法律に違反している可能性もあるとみて、捜査を始めた。人身売買の可能性についても調べる方針。代理出産の規則を定める医療評議会も事態を問題視している。

乳幼児の保護施設によると、9人のうち男児が6人で女児が3人。健康状態は良好で、それぞれ1人ずつベビーシッターがついていた。出生届はないという。《共同通信》

【豪・パース】乗客らが車両傾け男性救出

オーストラリア西部パースの駅で6日朝、男性(29)が足を滑らせ、電車の車両とホームの隙間に左脚を挟まれ動けなくなる事故があった。居合わせた乗客らが横一列になって車両を押して傾け、隙間を広げて救出した。地元メディアが報じた。

男性に大きなけがはないとみられる。男性は7日、同国のテレビ局に「脚を失うこともあり得た」と話し、救出に感謝した。交通当局は、大勢の乗客らが懸命に車両を押している映像を公開、世界中で反響を呼んだ。

パースの交通当局によると、男性はドア付近に立っていて足を滑らせた。駅員らが近くにいた乗客らに協力を呼び掛けたという。《共同通信》



8月6日 その日のできごと(何の日)