平成6735日目

2007/06/17

この日のできごと(何の日)

【全日本大学野球】早稲田、33年ぶり3度目の優勝

大学日本一を決める第56回全日本大学野球選手権は17日、神宮球場で決勝が行われ、早稲田大(東京六大学)が4-1で東海大(首都大学)を降し、33年ぶり3度目の優勝を果たした。東京六大学代表校の優勝は1995年の法大以来、12年ぶり。東海大は01年以来、6年ぶり4回目の優勝を逃がした。

先発の新人、斎藤佑樹投手(1年・早稲田実)が勝利投手になり、今大会の最高殊勲選手(MVP)に選ばれた。50回大会(01年)に個人表彰が始まってから1年生としては初めての受賞。最優秀投手は松下(2年・明徳義塾)、首位打者(5割8分3厘)は上本(3年・広陵)とともに早大勢が獲得した。

早大は一回に田中幸(4年・宇和島東)の犠飛で先制し、四回には小野塚(4年・早稲田実)の中越え2ランで加点。六回途中まで7安打1失点と好投した斎藤から松下への磐石の継投でリードを守り切った。

今大会最多となった準決勝(1万8000人)には及ばなかったが、1万6000人の観客が詰めかけた。《毎日新聞》

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【この日の民主党】

鳩山幹事長、徳島訪問

鳩山由紀夫幹事長は17日午前、徳島県鳴門市を訪れ、農業視察では地元農家の指導のもと、レンコン堀りを体験。地元の農林漁業関係者らとレンコン、さつまいも、すだち、鳴門鯛といった地元特産品満載の昼食をともにした後、農林漁業関係者との車座集会に参加した。

鳩山幹事長は「レンコン1本作るのにどれだけ精魂込められているかがわかったし、掘ることがいかに大変かを勉強させてもらった」とレンコン堀りの感想を述べ、「心をこめて作られている農作物と海外から輸入される安い農作物と比較され、日本の農家の方々が苦しい状況にあるのはどう考えても理不尽である」と言明。「農業こそが日本の底力である」との認識を示し、「底力が十分発揮できる農業政策を進めていく」と、民主党農業政策による日本農業立て直しへの決意を語った。地元のご婦人たちが腕をふるったごちそうには笑みがこぼれ、新鮮で安全な食材が人々にもたらす意義も実感、人々との交流を満喫した。

車座集会ではまた、農業者のみならず、林業、漁業関係者からも意見が出され、自公政権による政策の弊害等について指摘する声が相次いだ。全国規模で栽培される米などとは違い、特殊な作物ともいえるレンコンの場合、農薬使用の許可を受ける際に行わなければならない薬品会社による高額な検査費負担を、地域で担わなければならない実態や、林業予算はあるはずなのに独立行政法人などの食いものにされて現場まで届かず、実際に仕事に当たる林業従事者は、年金生活者の暮らしぶりにも届かない、低賃金で働いている切迫した実態が明かされ、「一刻もはやく独立行政法人の解体を」と悲痛な叫びもあった。

農業自給率については、農業関係者のみならず食の安全の問題として都会の人々にも関心を持ってもらえるように、との提言がなされた。鳩山幹事長は、民主党は「地域こそが命」との方針のもと政治を行っていることを強調。農林漁業関係者の声に応えられるよう尽力する意向を示すとともに、「政治を転換させるためには政権交代しかない、そのための大きな戦いが参議院選挙である」として、参院選に賭ける思いを述べるとともに民主党へのさらなる支持を訴えた。

最後に、中谷智司徳島県参議院選挙区第1総支部長が挨拶。地元産のごちそうを前に「改めて地元のよさを実感、徳島に生まれてよかった」と感想を述べ、「それを支えているのが農家であり漁師の方である」として、美味しく健康で安全なものを食べていくためにも第一次産業を復活させていく必要性を明示。「一生懸命働けば生活ができるという、当たり前の環境を第一次産業で作っていかなければならない」との思いを語り、「第一産業をよくしていくために頑張っていきたい」と、強い決意を表明した。

集会後記者からの質問に答えて鳩山幹事長は、「たくましさと民主党への期待感を感じた」と述べ、「農業の未来を民主党が切り拓いていかなければならない」と語った。

なお、今回の視察、集会には高井美穂衆議院議員も同行した。

日本に必要な女性と生活者の視点をもつ政治家を香川から 幹事長

鳩山由紀夫幹事長は17日午後、香川県を訪れ、東かがわ市内で行われた「政局を語る演説会」で講演、民主党の政策への理解と支援を訴えた。

鳩山幹事長は冒頭、「祖父の鳩山一郎にとって最も大切な人物が三木武吉氏である」と述べ、その三木氏の故郷である香川県に、日本をかえていこうとするこの時期に、小川淳也衆議院議員はじめ、うえまつ恵美子香川県参院選挙区第1総支部長、たまき雄一郎香川県第2区総支部長といった「若くてたくましく知性的な政治家が香川から誕生しようとしていることについて喜びと誇りを感じている」と讃した。

そのうえで、今国会における安倍政権の横暴な運営に言及し、「委員長職権で開かれた委員会が40回、委員会での強行採決が19回、職権による本会議開催が6回にのぼるなど、強引な国会運営を行っている」と指摘。安倍政権が自らの手柄作りのため、重要法案を強行に通すその政治手法を批判した。小泉元首相と安倍首相の違いについては「心の余裕の問題である」との見解を示し、年金問題に象徴される後手後手の政策に奔走する安倍首相に対して「心の余裕のない政治家だ」として、この国の舵取りを任せるのはまずいとの危機感をあらわにした。そのうえで、農業政策を例に、弱者切捨て型の自公政権と民主との政策の違いを明快に示し、「未来を安全なものにしていくためにも力を貸していただきたい」と民主党への支持を訴えた。

鳩山幹事長はまた、「女性の視点が日本の政治の中には薄い」と述べ、うえまつ氏のような地域の実情を知り尽くした女性ならではの提言が不可欠だとの見方を示し、「香川県初の女性国会議員を誕生させましょう」と呼びかけた。さらに、29ある1人区で過半数の勝利の重要性を説き、自公過半数割れに追い込む勢いをつけるためにも香川県での勝利が必要であると訴えた。

続いて登壇したうえまつ総支部長は、前回の参議院選挙での惜敗から3年、県内各地域を訪れてきた活動を報告。3年間10万人の人々の生の声を聞いてきた結果、(1)年金問題(2)農業再生政策(3)子育て支援(4)中小企業対策――を重点政策4本柱としていくと説明した。鳩山幹事長から指摘のあった女性の視点に加え、「今の国会には金銭感覚、生活観が足りない」と指摘し、「10円、100円を大切にして一生懸命生活していることを恥ずかしがらずに伝えていきたい」との姿勢を表明した。《民主党ニュース》



6月17日 その日のできごと(何の日)