平成7460日目
2009/06/11
この日のできごと(何の日)
【この日の麻生総理】
「G8サミットに向けた共同声明」手交
平成21年6月11日、麻生総理は総理大臣官邸で、日本学術会議の金澤一郎会長から「G8サミットに向けた共同声明」の手交を受けました。
この共同声明は、7月にイタリアで開催されるG8サミットに参加するG8各国及び関係5カ国(ブラジル、中国、インド、メキシコ、南アフリカ)のアカデミー(学術会議)が、サミット参加国指導者に対する提言を共同声明として取りまとめたもので、我が国において、金澤会長から麻生総理に手交するとともに、世界で同日に公表されたものです。
今回の声明では、G8サミットにおいて、「気候変動と低炭素社会に向けたエネルギー技術への転換」に関する科学者の意見が反映されることを目的に、G8各国と関係5カ国の政府に対し、2050年までに概ね50%のCO2排出を削減することに合意し、気候変動や低炭素技術に関する基礎的、国際的な研究を一層進め、低炭素社会に向けた技術(グリーン・テクノロジー)の開発・導入の戦略を定め、その導入のため協力していくよう提言しています。《首相官邸》
民主党・鳩山代表との党首討論は17日
衆参両院の国家基本政策委員会合同幹事会は11日、麻生太郎首相と鳩山由紀夫民主党代表による今国会2度目の党首討論を6月17日午後3時から開くことを正式に決めた。党首討論中のやじなど不規則発言をしないよう要請する文書の傍聴議員への配布も了承された。《共同通信》
株価一時1万円台「景気対策が効果をあげた」
麻生太郎首相は11日昼、自民党本部で開かれた党神奈川県連女性局の中央研修会であいさつし、日経平均株価が約8カ月ぶりに一時1万円台を回復したことについて「瞬間風速とはいえ、明るいニュースだ。先行指標は良くなっており、鉱工業生産指数も7月から上がった。一つの流れとしてはいいものがある」と述べた。また「今回の景気対策がそれなりの効果をあげたと思う」とも強調した。《産経新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【聴覚障害偽装事件】北海道警、医師らを逮捕
札幌市の開業医の診断で聴覚障害の身体障害者手帳が不正取得されたとされる事件で、道警は11日、障害年金を詐取したなどとして、詐欺と虚偽診断書作成、同行使の疑いで医師A容疑者(74)=札幌市=、社会保険労務士B容疑者(67)=同市=ら計3人を逮捕した。
捜査関係者によると、A容疑者らは共謀し、患者の障害程度を実際より重く診断して虚偽の診断書を作成、障害年金を詐取した疑いが持たれている。道警は昨年9月、虚偽診断書作成容疑で札幌市のA容疑者の診療所などを家宅捜索していた。《北海道新聞》
【この日の民主党】
衆院定数は80減 参院は選挙制度等改革検討委員会の決定踏まえる 鳩山代表
鳩山由紀夫代表は11日夕、党本部で記者団の質問に答えた。
民主党・参議院において参院選挙制度等改革検討委員会(座長:岡田克也幹事長)の初会合が開かれ、議員定数削減問題などの議論が始まったことを踏まえ、次期衆院選マニフェストにはどう盛りこむかとの問いには、「衆議院に関してはすでに80減と決めているから、それをベースに基本的にできあがっている」と回答。そのうえで参議院に関しては「岡田座長のもとでようやく議論が始まったばかり。そこに任せたい」と語った。数値まで入れるかどうかについても「彼らが議論して決める話」と述べるとともに、「基本的には衆議院の解散・総選挙であるから、衆議院の方が大きなテーマになると思う」との見通しを示した。
国連安全保障理事会で北朝鮮船舶への貨物検査(臨検)を要請する制裁決議案が採択される見通しとなったことに関連し、政府が公海上での貨物検査を実施するため、新法の提出に踏み切る構えを見せている点について「なぜ海上保安庁でなく海上自衛隊なのかという議論もあるが」として民主党の対応を問われたのに対しては、「法整備の必要があるかどうかも含め、まずは党として考え方をまとめる必要がある」と表明。
「北朝鮮に対してきびしく制裁を課すことは当然必要だと思うが、そのためには日米韓がしっかりとした協力関係をつくることが基本的に大事である。そのなかで、今回の安保理決議をふまえてどういう法整備が必要かどうかを考えていかなければならない」と述べ、党の外務防衛部門会議での議論を通じて結論を出すことになるとした。
また、同日午後の衆院本会議で、衆院憲法審査会の運営手続きを定める規程を、野党が反対するなか自民、公明の強行採決で可決、制定したのについては、「私どもは憲法の議論をするなというつもりはない。憲法の議論は大いにやるべきだ」と改めて表明。そのうえで、「ただ、いわゆるパフォーマンス的に、国会会期が延期をされたなか、形だけこのようなことを行うのはいかがなものか」と疑問を呈し、「その意味で反対した」と語った。
都議会議員選挙について麻生首相が躍起になって応援に入っている事態を受けて民主党としての取り組みを問われたのに対しては、「麻生総理は都議選に力をいれておいでのようだが、麻生総理の行動ぶりを見れば、解散・総選挙よりも前に都議会の選挙があるという状況と理解する」と分析。そのうえで「候補者のさらなる擁立も含め、まずは麻生総理に勝つ。すなわち都議会においても第一党になるということを目標、勝敗ラインとして頑張っていきたい」と強調した。
静岡県知事選の候補者一本化に関しては「小沢代表代行が努力していただいているところ」と述べるとともに、「静岡県連などとよく相談し、党本部としての対応を最終的に結論を出す。小沢代表代行の努力が実ることを期待している」と語った。《民主党ニュース》