平成7804日目

2010/05/21

【この日の鳩山総理】

クリントン国務長官の表敬

平成22年5月21日、鳩山総理は総理大臣官邸でアメリカ合衆国のヒラリー・クリントン国務長官の表敬を受けました。

会談では日米関係のほか、韓国哨戒艦沈没事案への対応について意見交換を行いました。《首相官邸》

クリントン米国務長官が21日来日し、鳩山由紀夫首相、岡田克也外相とそれぞれ会談した。両外相は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、鳩山政権が掲げる5月末の決着に向けて努力することを確認。岡田氏は会談後の共同記者会見で、「日米間で大きな方向性を見いだしたい」と述べた。

鳩山首相は官邸で約20分間クリントン氏と会い、「5月末までにしっかりとした合意をするということで最終的な調整を行っている」と説明。会談後、記者団に「私はもともと『5月末までに合意に至るために全力を尽くす』と言ってきた。長官も、その考えのもとで努力していただいている」と述べた。

一方、クリントン氏は共同会見で「運用上有効で、政治的に持続可能な解決を両政府は追求している」などと繰り返し、日米合意には地元の理解が不可欠との従来の米政府の立場を強調した。ただ、日本政府の調整が難航する地元に配慮し、「基地のある地域社会へのインパクト(影響)を最小限にとどめたい」とも述べた。

これに対し、岡田氏は日米間で方向性についての合意が得られれば、「その方向性について沖縄の皆様に理解が得られるように政府としてしっかり努力したい」とした。また、その後の定例会見では「現状を見ると、沖縄県民の皆さんの理解が直ちに得られる状況にないということははっきりしている」との認識を示した。

一方、韓国軍哨戒艦の沈没事件では、北朝鮮の魚雷が原因とする国際調査の結果を受けて日米の連携を確認。クリントン氏は会見で「日本国民も北朝鮮の攻撃の脅威にさらされている」と指摘した。イランの核疑惑では、イランがウラン濃縮を継続していることから「懸念すべき状況に変わりがない」との認識で一致した。《朝日新聞》

口蹄疫対策での殺処分「つらい話だが協力を」

鳩山由紀夫首相は21日夜、宮崎県内で発生した口蹄疫の感染拡大を防ぐため、政府が発生地から10キロ圏内の家畜を全頭殺処分する方針を打ち出したことについて、「農家の皆さんにはつらい話だが、感染を拡大させないとの思いで政府が決めた。できる限り、政府として応えていくので、農家のみなさんにも協力頂きたい」と述べた。首相官邸で記者団に語った。

全頭殺処分に対しては、地元首長から「農家に対する補償内容が十分でない」などの異論が出ていた。《朝日新聞》

記者ぶら下がり

鳩山由紀夫総理(代表)は、21日夜官邸で記者の質問に答えた。

ヒラリー・クリントン米国務長官との会談について鳩山総理は、「北東アジアに大変緊張感が漂っている時に、日米同盟は重要で、それを深化をさせる年だという認識で一致をし、非常によかった」との感想を語った。

また、鳩山総理は、「今、大事なことは、国民のみなさまの生命・生活を守る法案を一つ一つ真剣に国会で議論して、成立させることに全力を尽くすことだ」と民主党の目指す「国民の生活が第一。」の政策実現に向けて強い意志を示した。《民主党ニュース》




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【メッツ・高橋尚成投手】メジャー初登板

メッツの高橋尚成投手が大リーグ移籍後初めて先発登板し、ジーターから2三振を奪うなど6回を投げて5安打無失点と好投した。メッツは1-2で敗れ、高橋に勝ち負けはつかなかった。高橋は味方の援護には恵まれなかったものの、6回101球を投げて5安打無失点、5三振を奪う見せ場十分のマウンドとなった。試合は七回にメッツの2番手・デセンスがルッソに2点適時打を許し、これが決勝点となりサブウェーシリーズの初戦を落とした。《サンスポ》

【金星探査機・あかつき】打ち上げ

5月21日のできごと【金星探査機・あかつき】打ち上げ
https://www.youtube.com/

日本初の金星探査機「あかつき」を載せた大型国産ロケットH2A17号機が、21日午前6時58分22秒、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。約27分後、高度約420キロであかつきを分離し、金星に向かう軌道投入に成功した。H2Aの打ち上げ成功は11回連続、通算で16回。相乗りしていた小型衛星5基も正常に分離された。

あかつきは縦横約1.4メートル、高さ約1メートルの箱形で重さ約500キロ。宇宙航空研究開発機構が17号機に搭載したカメラ画像で、正常な切り離しを確認した。順調にいけば12月上旬に金星のそばに到達し、金星の周回軌道に移る。その後約4年間、特殊なカメラで大気などを観測。上空で吹いている強風のなぞなど、金星の気候の成り立ちを解明する計画だ。《朝日新聞》

【岡田克也外相】米・クリントン国務長官と会談

クリントン米国務長官は21日来日し、岡田克也外相と会談した。岡田氏は会談後の共同会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、「日米間で大きな方向性を見いだしたい。その方向性について沖縄の皆様の理解が得られるよう努力したい」と述べた。日米間で大枠の合意をまとめた上で、沖縄側の理解を求める考えを示したものだ。

これに対し、クリントン氏は「(米軍の)運用上、政治上持続可能な解決策」を求める従来の米政府の立場を繰り返し、移設先の地元の理解が不可欠との考えを示した。

韓国哨戒艦沈没事件をめぐっては、両外相は日米韓の緊密な連携が重要との考えで一致。イラン核問題などについても意見交換した。《朝日新聞》

【参院本会議】鳩山首相に「ルーピー」

21日午前の参院本会議で、鳩山由紀夫首相が地球温暖化対策基本法案の答弁に立った際、野党議員とみられる女性の大声で「ルーピー」とヤジを飛ばされる場面があった。「ルーピー」とは、米紙ワシントン・ポストが4月に首相を酷評する際に使用した言葉で、「愚か」「気が変な」などと訳される。首相をルーピーと書いた同紙記者は「現実と変に遊離した」という意味だと解説している。

すでに、首相夫妻をモデルにしたルーピーTシャツなども発売されており、今回、とうとう国会のヤジでも登場した。国会では、普段からさまざまなヤジが飛び交うが、ルーピーは前代未聞だ。さすがに与党議員からは「失礼だ」との声が出ていた。《産経新聞》



5月21日 その日のできごと(何の日)