平成7814日目

2010/05/31

【この日の鳩山総理】

日中首脳会談

平成22年5月31日、鳩山総理は総理大臣官邸で中華人民共和国の温家宝国務院総理を出迎え、南庭にて歓迎行事を開催しました。

その後、首脳会談を行い、日中関係、人的交流・文化的交流、日中経済・貿易関係の協力の拡大、日中間の諸問題と協力等について協議しました。

会談後、「日中食品安全推進イニシアティブ」、「省エネルギー・環境総合フォーラムの定例化に関する覚書」、「省エネルギー人材育成に関する覚書」、「電子商取引政策協議会の設置に関する覚書」への署名が両首脳立ち会いの下行われました。《首相官邸》

鳩山由紀夫首相は31日、中国の温家宝首相と首相官邸で会談し、東シナ海ガス田共同開発に向けた条約締結交渉の早期開始を目指す考えで一致した。両政府は6月にも外務省局長級レベルの初会合を開く方向で調整に入った。中国海軍の艦載ヘリコプター接近問題などあつれきが生じている東シナ海情勢を踏まえ、日中首脳間の「ホットライン」開設を目指すとともに、防衛当局間でも連絡体制を強化する方針で合意した。

ガス田開発への対応をめぐり、温氏は共同開発を明記した2008年の日中合意に触れ「実現を目指したい」と強調。これまで難色を示していた条約締結交渉の開始に意欲を示し、鳩山氏がこれに応じた。

共同開発の対象は、日本が排他的経済水域(EEZ)境界線と位置付け、従来共同開発を提案してきた北部海域で、ガス田「白樺」への日本企業の出資についても実現に向け調整を急ぐ。《共同通信》

千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式

平成22年5月31日、寛仁親王殿下の御臨席を仰ぎ、鳩山総理は東京都千代田区の千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行われた拝礼式に出席しました。

今回の式典においては、政府が派遣した戦没者遺骨収集団等により、フィリピン、ビスマーク・ソロモン諸島等において収集した戦没者の御遺骨のうち、遺族に引き渡すことができない3,937柱が同墓苑に納骨されました。

式典では、鳩山総理をはじめ、関係閣僚、関係国駐日大使、関係団体の代表、遺族の方々等が参列し、戦没者に対して哀悼の誠を捧げました。《首相官邸》

社民党連立離脱「大変残念」

鳩山由紀夫首相は31日朝、社民党が連立政権離脱を決めたことについて「安全保障に関する基本的な考えが、残念ながら(鳩山政権の方針と)合わないということで、大変残念に思っている」と述べた。首相公邸前で記者団の質問に答えた。

鳩山内閣の支持率は、朝日新聞の世論調査で17%に落ち込むなど下落し続けているが、首相は「信念を持って乗り切っていくしかない。国民の皆さんのために、しっかりとした政治を取り戻していくということで頑張る。この一点だ」と語り、続投に改めて意欲を示した。《朝日新聞》

鳩山由紀夫総理(代表)は31日夕、官邸で記者の質問に答え、「厳しい局面だが、国民のみなさんの命を大切にする政治をしっかりと頑張る」と、改めて「国民の生活が第一。」の政治を行う決意を示した。

また、明日、家畜伝染病の口蹄疫で深刻な被害を受けている宮崎県を訪問することに関しては、「政府としてやれることは何でもやる、その思いを伝えてくる」と答えた。《民主党ニュース》




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【松屋浅草】屋上遊園地「プレイランド」閉園

老舗百貨店、松屋の浅草店(東京都台東区)は31日、屋上にある遊園地「プレイランド」を閉鎖し、約80年の歴史に幕を下ろした。百貨店に併設する遊園地の先駆けとされていたが、浅草店の業績不振に伴い閉園を決めた。

松屋によると、屋上遊園地は、1931年の開業と同時にオープン。ドイツの動物園や米国の遊園地を参考にしてつくられ、かつては飛行塔や豆電車などの乗り物があり、子どもを連れた客の憩いの場となっていたという。最近では、建設中の東京スカイツリー(東京都墨田区)を眺められる場所として人気を集めていた。

松屋は、個人消費の低迷で赤字経営が続く浅草店の売り場面積を大幅に縮小。5月31日までに、屋上遊園地と店舗の4~7階の営業を終えた。地下1階から3階の営業は続け、取扱商品を土産物向けの食料品や雑貨類などに限定する。《共同通信》

【社民党・辻元清美氏】国土交通副大臣を辞任

5月31日のできごと(何の日)
https://www.youtube.com/

所属する社民党が連立政権を離脱するのに伴い、前原誠司国土交通相に正式に辞表を提出した辻元清美・国交副大臣は31日の登庁時、記者団に「国交省は利権の巣窟(そうくつ)みたいなイメージがあったが、そうではなかった」などと述べ、号泣しながら在任8カ月余を振り返った。

辻元氏は「不安いっぱいでここに入ってきたが、多くの職員が『変えていこう』という私たちの思いに賛同してくれた。辞めるのはさみしいし、つらい」と、突然の辞任に無念の思いをにじませた。辞表を受け取った前原国交相は「連立離脱は大変残念だが、一緒にまとめてきたことをやり抜くことで恩返しにしたい」とねぎらった。《朝日新聞》

【安倍晋三元首相】福島氏に同情

自民党の安倍晋三元首相は31日、大阪市内のホテルで講演し、社民党が連立政権から離脱したことについて「(社民党党首の)福島瑞穂さんとは99%考えが違うが、今度のことでは同情する。結婚詐欺に遭ったようなものだ」と話し、福島氏を閣僚から罷免した鳩山由紀夫首相を批判した。

安倍氏は民主、社民両党を男女関係になぞらえ、「(鳩山氏は福島氏に)『君しかいない』と言い、今度は米国から来た人に『君しかいない』と言う。みんなにこう言っている人は破綻(はたん)する」と指摘。両党の参院選での選挙協力が今後の検討課題となっていることについても、「鳩山さんは(社民党を)家からたたき出したが、結婚生活は続けるという。こんな人はおかしい」とたたみかけた。《朝日新聞》

【民主党・参院執行部】鳩山首相に「退陣勧告」

民主党の参院執行部は鳩山内閣や党支持率の低落を受け、夏の参院選前の鳩山由紀夫首相(党代表)の辞任もやむを得ないとの判断を固めた。高嶋良充参院幹事長が31日午後、参院選で改選される議員から首相の辞任を求める声が「圧倒的に寄せられている」と表明。輿石東参院議員会長は首相に会い、参院選情勢が厳しいとの認識を伝えた。

党内では事実上の「退陣勧告」と受け止められている。首相は続投の意向を示したが、参院側で首相辞任への圧力が強まるのは必至で、鳩山政権は重大な局面を迎えた。《共同通信》



5月31日 その日のできごと(何の日)