平成4487日目
2001/04/21
この日のできごと(何の日)
【森喜朗首相】｢桜を見る会」開催
森喜朗首相主催の「桜を見る会」は21日午前、東京・新宿御苑で開かれた。肝心の桜はほぼ散り終えた後だったが、各国の駐日大使や政財界、スポーツ界、地元支援者ら招待客約8000人が出席し、退陣間近の首相とのひとときを名残惜しむように過ごした。
くもり空で肌寒さが戻る中、首相は智恵子夫人とともに午前9時ごろ御苑内に姿を現した。首相としてもてなす最後の機会とあって、予定を大幅にオーバーして招待客と歓談。人垣でもみくちゃにされながら善田晋作石川県議会議長夫婦や西田耕豊県町村会長(川北町長)夫妻や地元関係者に「よく来てくれた」と握手を交わし、シドニー五輪の女子新体操選手には「よくそんな曲芸みたいなことが出来るね」と声を掛けた。
首相は「皆さんが『総理』とおっしゃってくださり大変ありがたいことです。来週後半には総理でなくなりますが、また森喜朗としてご指導賜りますように」とあいさつ。残りわずかとなった首相の座に未練ものぞかせた。《北國新聞》
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【競泳・日本選手権】
競泳の日本選手権は21日、横浜国際プールで男女計11種目の決勝などを行い、男子100メートル平泳ぎは、シドニー五輪4位の北島康介(東京SC)が1分1秒26の日本新で2連勝し、国際大会派遣標準記録を上回って世界選手権(7月・福岡県)代表を決めた。北島は自らの記録を0秒35縮め、前日の50メートル平泳ぎに続いて日本新記録を更新した。
女子50メートル自由形は、シドニー五輪8位の源純夏(中大)が25秒14の日本新で5連覇。同200メートル平泳ぎで初優勝した中村礼子(日体大)、男子100メートルバタフライで6度目の優勝をした山本貴司(近大職)、同400メートル個人メドレーで連覇した田渕晋(早大)ら計8人が代表の条件をクリアした。
男子50メートル自由形は、山野井智広(ヴヴァージン)が22秒59の日本新で、5度目の優勝を果たした。《共同通信》
【自民党総裁選予備選】小泉氏が8県で圧倒
自民党総裁選の予備選は21日、千葉、新潟、岐阜、兵庫、徳島、福岡、佐賀、長崎8県で開票が行われ、いずれも小泉純一郎元厚相が1位となり地方票計24票を獲得、都道府県連で圧倒的な強さを示した。小泉氏は90票を超える勢いだ。
この結果を受けて、橋本龍太郎行革担当相を擁する橋本派有力幹部は同日夜、橋本氏の逆転は困難との認識を表明、同派幹部の野中広務前幹事長は24日の両院議員総会の一回目の投票で小泉氏が1位になった場合、橋本氏が決戦投票を辞退する可能性を示した。
党内では橋本派の事実上の「敗北宣言」との受け止めが広がっており、自民党総裁選は重要な局面を迎えた。状況に大きな変化がなければ小泉氏が新総裁に選出される流れとなってきた。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは21日、マリナーズがシアトルでエンゼルスと対戦、「一番・右翼」で先発出場したイチロー外野手は4打数無安打で、連続試合安打は「15」で止まった。
イチローはエンゼルスの左腕ウォッシュバーンに右飛、遊飛、二飛と抑え込まれ、右腕ポートと対した第4打席は遊ゴロに倒れた。打率は3割5分9厘でベストテン9位。試合はマリナーズが5−2で勝ち、佐々木の出番はなかった。
メッツはシンシナティでレッズと対戦。新庄外野手は「六番・右翼」でフル出場し、4打数1安打1打点だった。試合はメッツが5−2で勝った。《共同通信》
