平成3018日目

1997/04/13

この日のできごと(何の日)

【ゴルフ・マスターズ】タイガー・ウッズ選手が初優勝

ゴルフの今季メジャー第1戦、第61回マスターズ・トーナメントは13日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(6925ヤード、パー72)」で最終ラウンドを行い、注目のタイガー・ウッズ(米国)が5バーディー、2ボギーの69で回り、大会最少スコアとなる通算18アンダーの270で初優勝し、賞金48万6000ドル(約6075万円)を獲得した。

今季ツアー2勝目(通算4勝目)で、海外を含めるとプロ通算5勝目。2位のトム・カイト(米国)に12打差をつけ、ジャック・ニクラウス(米国)が持つ最多差記録を3打更新した。

尾崎将司は1バーディー、7ボギーの78とスコアを落とし、通算12オーバーの300で42位に終わった。

9打リードして最終日を迎えたウッズは前半こそ2バーディー、2ボギーのイーブンパーと伸びなかったが、後半は調子を上げ11、13、14番でバーディーを奪ってスコアを伸ばし、圧倒的な強さで逃げ切った。《共同通信》

新星ウッズが歴史を刻んだ。ゴルフの祭典、第61回マスターズ・トーナメントは13日、オーガスタ・ナショナルGCで最終ラウンドを行い、2日目から首位のタイガー・ウッズ(米国)が69で回り、通算18アンダーの270で初優勝した。昨年8月にプロ転向後わずか8カ月、プロとして臨んだ初のメジャー大会で勝利という快挙を達成した。《共同通信》

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【新進党・小沢一郎党首】創価学会との関係見直しも

新進党の小沢一郎党首は13日午前、テレビ朝日の番組に出演し、新進党との連携の動きを見せている亀井静香建設相が創価学会の「政教分離」を主張していることに関連し「政治判断が(創価学会に)左右されることなはい」と強調した。

その上で「いろいろ世間の見る目もあるし、そういう意味で、より国民が納得できる方法を(旧党会派の)垣根を取っ払いながら考えていくことは早急にしなければならない」と述べ、創価学会との関係を見直していく考えを示唆した。《共同通信》

【競馬・第57回皐月賞】サニーブライアン制す

競馬の四歳クラシック、三冠レース第1戦、第57回皐月賞(GI)は13日、中山競馬場の2000メートル芝コースに18頭が出走して争われ、11番人気のサニーブライアン(大西直宏騎乗)が2分2秒0で優勝、賞金9700万円を獲得した。

ダッシュよく飛びだしたサニーブライアンは、一度テイエムキングオーに先頭を譲ったが、3コーナー手前で再び主導権を奪回。直一線では人気馬の猛追をかわし、逃げ切った。2着シルクライトニング、3着フジーヤマビザン。一番人気メジロブライトは4着だった。大西騎手、中尾銑治調教師とも初優勝。《共同通信》

【ドジャース・野茂英雄投手】今季2勝目

米大リーグ、ドジャースの野茂英雄投手は13日、ピッツバーグのスリーリバーススタジアムでのパイレーツ戦に先発し、5回で4点を失ったが、味方の大量援護もあり今季2勝目をマークした。

野茂は制球が悪く一回、無死から長短打され簡単に1点を失い、三、五回にもタイムリーを浴びた。しかし、ドジャースは三回に打者12人で9点を奪うなど今季チーム最多の18安打の猛攻を見せ、4−5でパイレーツに大勝した。野茂は結局、5回で7三振を奪ったが、6安打、4四死球、4失点の内容だった。《共同通信》

【西田修平さん】死去

戦前のロサンゼルス、ベルリン両五輪の陸上棒高跳びで活躍し、「友情のメダル」で世界に知られた日本陸上競技連盟名誉会長の西田修平氏が13日午後8時40分、心不全のため、東京都文京区の病院で死去した。87歳。和歌山県出身。

早大時代の1932年ロサンゼルス五輪で、4メートル30の日本新で銀メダルを獲得した。大舞台に強く、36年ベルリン五輪では大江季雄選手とともに世界の第一人者、米国のメドウス選手と激闘を展開し、4メートル35のメドウス選手に対して、2人は4メートル25の同記録で借しくも敗れた。

当時のルールではともに2位となるところを、西田2位、大江3位とされため、帰国後、自らの銀メダルと大江選手の銅メダルを半分ずつつなぎ合わせた。後にこれが「友情のメダル」として教科書にも紹介され、世界的に知られるエピソードになった。

56年メルボルン五輪では陸上の監督兼ヘッドコーチを務め、59年に日本陸連理事長に就任。87年に勲三等瑞宝章を受章、89年に国際オリンピック委員会(IOC)からオリンピックオーター(功労章)銀章を受けた。

明るく面倒見のいい人柄で、ユニバーシアード大会では67年東京、85年神戸両大会で選手村村長を務めたほか、中高年対象の日本マスターズ陸連会長を務めていた。《共同通信》



4月13日 その日のできごと(何の日)