平成8130日目

2011/04/12

【この日の菅直人総理】

「復興青写真」野党に参加求める

平成23年4月12日、菅総理は、東日本大震災の発生から1か月が経過したことを受けて、総理大臣官邸で記者会見を行いました。《首相官邸》

菅直人首相は12日に首相官邸で記者会見し、東日本大震災からの復旧・復興について「野党にも青写真を作る段階から参加してほしい」と協力を呼び掛けた。野党などから出ている退陣要求には拒否を表明した。東京電力福島第1原子力発電所の事故に関しては、事態収拾に向けた今後の見通しを示すよう東電に指示したと明らかにした。

首相は、原発事故の影響で多くの人が避難生活を強いられていることや農水産物の出荷制限による被害について「政府を代表して深くおわびを申し上げる」と陳謝した。《日経新聞》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【本屋大賞2011】東川篤哉氏「謎解きはディナーのあとで」

全国の書店員が「最も売りたい本」を投票で選ぶ「2011年本屋大賞」の受賞作品が12日、東川篤哉さんの「謎解きはディナーのあとで」(小学館)に決まり、東京都内で贈呈式が開かれた。同書の発行部数が同日付で100万部を突破したことも発表された。

東川さんは広島県出身。受賞作は、富豪令嬢でもある新米刑事に仕える毒舌の執事が難事件を解決するミステリー短編集。贈呈式で東川さんは「書店員の皆さまが好意的に販売してくれたおかげで、作者が思ってもいない大ヒットになりました」と喜びを語った。《共同通信》

【長野、千葉県】震度5弱

12日午前7時26分ごろ、長野県北部で震度5弱、同8時8分ごろには千葉県北東部で震度5弱の地震があった。気象庁によると、長野県北部の地震はマグニチュード(M)5・6。千葉県北東部の地震は東日本大震災の余震とみられ、震源地は同県東方沖でM6・4と推定される。

長野新幹線と上越新幹線の一部区間で運転を見合わせたが、間もなく運転を再開。成田空港も点検のため滑走路を一時閉鎖した。《共同通信》

【地検特捜部証拠改ざん事件】特捜部元主任検事に実刑判決

大阪地検特捜部が押収したフロッピーディスク(FD)のデータが改ざんされた事件で、証拠隠滅罪に問われた元主任検事M被告(43)=懲戒免職処分=の判決が12日、大阪地裁であった。中川博之裁判長は「刑事司法の根幹を破壊しかねない悪質な犯行だ」と述べ、懲役1年6カ月(求刑懲役2年)の実刑判決を言い渡した。 《朝日新聞》

【臓器移植ネット】15歳未満の男子に初の脳死判定

日本臓器移植ネットワークは12日、関東甲信越地方の病院に入院していた10歳以上15歳未満の男児が改正臓器移植法に基づき脳死と診断されたと発表した。家族の承諾があり、臓器提供が実施される見通し。昨年7月に施行した改正臓器移植法を適用、15歳未満の小児からの法的な脳死判定と脳死移植は初となる。《日経新聞》

【プロ野球】18日遅れで開幕

東日本大震災の影響で開幕を延期していたプロ野球は12日、当初の予定より18日遅れてセ・パ両リーグが開幕した。被災地の仙台が本拠の楽天はユニホームに「がんばろう東北」のワッペンと喪章を縫いつけてQVCマリン(千葉市)でロッテと対戦し、6―4で勝利を飾った。

電力事情を考慮し、東京電力管内の2試合は平日ながら昼間の試合となった。各球場には半旗が掲げられ、試合前には両チーム選手、観客が震災の犠牲者に黙祷(もくとう)を捧げた。今季のプロ野球は「がんばろう! 日本」のスローガンで全試合を復興支援試合とする。《朝日新聞》

【東北新幹線】那須塩原ー福島間の運転再開

東日本大震災から1ヶ月が過ぎた12日、被災地の仙台と首都圏が鉄路でつながった。不通となっていた東北新幹線の一部(那須塩原ー福島)が再開、在来線の臨時快速が福島ー仙台を結んだ。

被災者や街の再建に尽力する関係者は「復興に一歩近づいた」と歓迎の声を上げた。震災で観光客に敬遠され、にぎわいを失った名所や温泉街も復旧が進む大動脈に期待を寄せた。《日経新聞》

【枝野幸男官房長官】『がんばっぺ!いわき』オール日本キャラバンを激励

枝野幸男官房長官は12日午前、新橋駅SL広場で開催されている「『がんばっぺ!いわき』オール日本キャラバン」の会場を訪問。「まちには安全なものしか出ていない」と安全性を強調、いわきの皆さんを応援しようと呼びかけた。

同キャラバンは、東電福島第1原発事故により福島県産農産物が一部出荷・摂取の自粛要請が出されていることに対し、いわき産農産物の安全性をPRするもの。いわき産の農産物は食品衛生法上の暫定規制値を下回っているものの、風評被害により出荷拒否されたり価格が低下。農林漁業者の経営意欲が減退し、いわき市の農林水産業が困難にな状況に追い込まれている。いわきの農産物を応援、風評被害を払しょくするため、いわき市が東京・港区と新橋駅前ビル内の商店連合会の全面的な協力を得て開催に至った。会場ではいちご、トマト、きゅうり、ネギ、しいたけなどが販売された。

枝野官房長官は、南海キャンディーズのしずちゃんとともに会場に現れ、いちご、トマトを試食。「甘くておいしい」と顔をほころばせ、「まちに出ているものは安全だから」と聴衆にアピール、試食後にはしいたけ、お米などを購入した。《民主党ニュース》



4月12日 その日のできごと(何の日)