平成7728日目
2010/03/06
【鳩山由紀夫首相】リサイクル関連企業を視察
鳩山由紀夫首相は6日、東京都大田区のリサイクル関連企業を視察し、地球温暖化対策としてリサイクル事業の強化に取り組む考えを記者団に表明した。「CO2削減につながる。政府として国全体のリサイクルシステムづくりに力を入れたい」と述べた。政府は6月をめどに策定する成長戦略で、環境分野を柱の一つとする方針だ。
視察に訪れた地区は都の「スーパーエコタウン」構想でリサイクル事業の集積地となっており、首相は(1)現金自動預払機や自動販売機(2)携帯電話や家電(3)食品廃棄物(4)建設廃棄物―などの再利用工場や施設をそれぞれ見学。社長らとの意見交換会では「リサイクルが地球にやさしい日本をつくる。世界をリードする環境立国になれるかという視点で考えたい」と述べ“環境の鳩山”をアピールした。《共同通信》
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【菊池雄星投手】高校卒業式に出席
プロ野球西武の大型新人、雄星(菊池雄星)投手が6日、岩手県花巻市の花巻東高の卒業式に出席し、3年間の高校生活に別れを告げた。
雄星投手は引き締まった表情で式に臨み、卒業生代表として学校に記念品を贈呈した。キャンプでは1軍でスタートし、大きな注目を集めたが、現在は2軍で調整を続けている。卒業式を前にした5日には「すべては高校時代が原点。人間として成長できた3年間。みんなと別れるのはつらいが、ありがとうと言いたい」と思い出を語った。
昨春の選抜高校大会準優勝で脚光を浴びた雄星投手は、夏の全国選手権大会で左投手として甲子園大会最速の154キロをマーク。ドラフト会議で6球団競合の末、西武に入団した。《共同通信》
【Jリーグ】開幕
18年目を迎えたサッカーのJリーグは6日、1部(J1)と2部(J2)が各地で一斉に開幕し、ともに12月4日まで長丁場の戦いがスタートした。
J1は7試合を行い、記録更新となる4連覇を目指す鹿島アントラーズは浦和レッズを2-0で下し、日本代表DF田中マルクス闘莉王選手らを補強した名古屋グランパスは5年ぶりの王座を狙うガンバ大阪に2-1で競り勝った。昇格組では7年ぶりのJ1復帰となったベガルタ仙台がジュビロ磐田に1-0で勝った。
J2はアビスパ福岡などが白星を飾った。
今季はワールドカップ(W杯)開催年のため、J1は5月中旬から約2カ月、J2は6月中旬から約1カ月リーグ戦を中断し、ともに7月17日から再開する。《共同通信》
【枝野幸男行政刷新相】事業仕分け第2弾、4月下旬から
枝野幸男行政刷新相は6日の読売テレビの番組で、予算の無駄遣いを公開で洗い出す「事業仕分け」の第2弾について、4月下旬から始める方針を明らかにした。大型連休をはさんで4月下旬と5月に実施する予定だ。今回の仕分けでは独立行政法人や政府系公益法人の事業を取り上げる考えで、現在は仕分け対象を選ぶ作業を進めている。
行刷相は同日のテレビ東京の番組では、鳩山由紀夫首相や民主党の小沢一郎幹事長の「政治とカネ」を巡る問題について政治倫理審査会での説明を求める意見があることに関連して「関係者のみなさんはいまの状況を危機感を持って受け止めていて、しかるべきタイミングでしかるべき対応をされると思う」と述べ、説明責任を果たすことに期待を示した。《日経新聞》
【与謝野馨元財務相】谷垣禎一自民党総裁の辞任要求
自民党の与謝野馨・元財務相が月刊誌への寄稿で、谷垣総裁の辞任を求める考えを明確にした。
同党では、今月に入って舛添要一・前厚生労働相も谷垣氏の辞任に言及している。「ポスト谷垣」に名前が挙がるような大物議員からの相次ぐ批判で、党内にくすぶっている谷垣執行部への不満が、具体的な動きになる事態も出てきそうだ。
与謝野氏は6日、都内で記者団に、「普段なら内閣が倒れるような(政治とカネの)事件が起きているにもかかわらず、自民党の評価が高まっていないことには、深い反省、思いを抱かないといけない」と執行部を批判した。ただ、執行部交代を求めたり、新党を結成したりする可能性については、「慌てる話ではない。そんなところまで一足飛びに話が行くわけではない」と述べるにとどめた。
与謝野氏の執行部批判は、「政治とカネ」に絡む多くの攻撃材料を生かせず、参院選を控えて反転攻勢のきっかけをつかめない谷垣執行部への党内の不満を代弁したものだ。与謝野氏は2月12日の衆院予算委員会で、首相を「平成の脱税王」と称し、激しく辞任を迫った。ところが、5日後の党首討論で谷垣氏の追及は中途半端に終わり、党内では失望が広がった。与謝野氏は6日も記者団に、「谷垣氏に物足りなさを感じたか」と聞かれ、「それはみんな持っているのではないか」と述べた。
舛添氏は1日の講演で、「民主党の支持率は自民党の2倍で、致命的だ。この点を党内の良識派が考慮すれば、谷垣総裁を降ろす方向に動くだろう」と語った。党内には、先に衆院でとった審議拒否戦術への反発も強い。こうした「反執行部勢力」が足並みをそろえれば、谷垣体制の足元は大きく揺らぎかねない。
ただ、審議拒否戦術の失敗を理由に大島幹事長らの刷新を主張している河野太郎国際局長は6日付のブログで、「(谷垣氏が選出された)去年の総裁選に名乗りも上げようとしなかった人が、いきなり総裁に辞めろというのを聞くと、違和感がある」と与謝野氏を批判し、「総裁の進退をうんぬんするよりも、総裁に党内の体制を一新するよう求める」などと訴えた。
谷垣氏は6日、長崎市内で記者会見し、執行部批判に対し、「党内で議論していないことを外に向かって言うのは好ましくない」と不快感を表明した。同時に、「中で議論して、風通しを良くすることに尽きる」と語り、今後は対話を重視する考えを示した。
党内には「少なくとも夏の参院選が終わったところで執行部刷新だ。そうでなければ党が分裂するかもしれない」という声も出ている。谷垣氏にとっては、苦しい党運営が続きそうだ。《読売新聞》