平成7716日目

2010/02/22

【この日の民主党】

マニフェストは常識的な時期に 小沢幹事長が会見で

小沢一郎幹事長は22日、党本部での定例記者会見で、記者の質問に「参院選のマニフェストはこれから検討機関をつくる。選挙の公約だから常識的な時期に打ち出す」と答えた。

また、政策会議に関して、高嶋良充筆頭副幹事長を担当として、政府とも十分に打ち合わせを行い、与党議員の意見を政府が吸い上げる場に、本来の機能を発揮できるように明日(23日)に政府と話し合うことを明らかにした。

また、自民党の予算審議拒否について、国会対策委員会での調整に任せるとしながらも、「そういう状況の解消を望んでいる」との認識を示した。

長崎知事選挙の敗北に関する質問には、「かなりの大差で負けてしまったのは残念に思う」としたうえで、地方選挙と国政選挙では有権者の意識も違うとし、「私の不徳の致すところで、いろいろご迷惑をかけたことは申し訳なく思う。プラスに働いたことはないと思うが、どのような状況でも有権者の支持を得られるような政権党にならなければならない」との認識を示し、党や議員の日常活動の強化の必要性を強調した。《民主党ニュース》

民主党の小沢一郎幹事長は22日夕の記者会見で、与党推薦候補が敗れた長崎県知事選に関して、自身の資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件が影響したと認め「私自身の不徳の致すところで迷惑をかけたことは大変申し訳ない」と陳謝した。

鳩山由紀夫首相も22日、記者団に「厳しかった。国政の影響があったことは否めない。政治とカネの問題を受けたと言うべきだと思う。私どもは真摯に受け止める必要がある」と表明する一方、参院選は「この体制で行く」とし、小沢幹事長を中心とする現在の執行部体制で臨む考えを明言した。《共同通信》




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【民主党・石井一議員】「鳥取とか島根は日本のチベットみたいなところで」

民主党の石井一選挙対策委員長は22日、都内で開かれた川上義博・同党参院議員(鳥取選挙区)のパーティーであいさつし、「鳥取県とか島根県と言ったら、日本のチベットみたいなもので、少し語弊があるかもわからないが、人が住んでいるのか。牛が多いのか。山やら何やらあるけど、人口が少ない所」と述べた。

川上氏が夏の参院選に向けて鳥取選挙区の候補者を発掘したため、保守地盤の鳥取での活動を評価した発言とみられる。しかし、会場からは「失礼だ」との声もあがった。《読売新聞》

【平野博文官房長官】長崎県知事選「敗れたことは真摯に受け止めなければならない」

平野博文官房長官は22日午前、官邸で会見し、前日行われた長崎県知事選で民主党をはじめとする与党推薦候補が敗れたことについて、「政府として云々ということではないが、選挙の結果、敗れたということについては真摯に受け止めなければならない」と語った。

政治とカネの問題が影響を及ぼしたかとの記者の問いには、その点が現在マスコミ等で取り沙汰され話題になっているので「少なからずはそういう影響があったということは否定できないと思う」とした。

また、東シナ海ガス田問題をめぐる中国との共同開発の合意に関して、「合意が守られないという場合はしかるべき対応ということは当然考え方としてはある」としたうえで、「具体的に今後どうしていくかは日中間の協議をしていくものである」と述べるとともに、「合意をしてきたわけだから合意を守っていくべく一定の対応を考えなければならない」と語った。《民主党ニュース》

【鳩山由紀夫首相】マニフェスト実現にむけ、審議を進め予算を成立させてほしい

鳩山由紀夫総理(代表)は22日夕、官邸で記者団の質問に答え、「マニフェストの実現については、今年度予算のなかで進める意欲を示している。審議を進めて予算を成立させてほしい」との旨を述べ、マニフェストを実現していくことによって、政治が変わったと国民に伝わるとの見解を示した。《民主党ニュース》



2月22日 その日のできごと(何の日)