平成7714日目
2010/02/20
【この日の鳩山総理】
「新しい公共」現場を視察
鳩山由紀夫首相は20日、公共サービスを市民や企業が担う「新しい公共」の推進に向け、都内3カ所を視察した。最初に訪れた三鷹市の小学校では、菅直人副総理兼財務相と仙谷由人国家戦略担当相とともに、地元のコーラスグループに飛び入り参加し、童謡「春の小川」などを合唱。次の池上駅前通り商店会では、パトロール隊に加わり、チラシを配り防犯を呼びかけた。
最後に訪れた自由が丘住区センターでは、産後女性のケアに当たるNPO法人の活動を視察。赤ちゃんを抱いた女性に「こんにちは」などとあいさつした首相は、大きなゴムボールに背中から乗って腹筋を鍛える運動を体験した。視察を終えた首相は記者団に「女性のパワーを発揮させていくことが新しい公共につながる」と述べた。《時事通信》
平成22年2月20日、鳩山総理は、「新しい公共」の現場として都内3箇所を視察しました。
最初に、地域に開かれた教育を実践している三鷹市立第四小学校を訪問しました。その後、地域ぐるみの防犯活動を行っている大田区のPSI池上自主防犯パトロール隊、続いて産後女性の健康回復・増進活動を行っている目黒区のNPO法人マドレボニータを訪問しました。
視察を終えた鳩山総理は、「今まで官がやっていることを、これからは民間の力、ボランティアの皆さん方の力をいただく。そのことによってより世の中が、みんなが幸せになるということを、社会の中に位置付けていきたい。」と述べました。《首相官邸》
普天間移設「ベスト探す」
平野博文官房長官は20日、沖縄県の仲井真弘多知事と那覇市の県庁で会見した。仲井真氏が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の県外移設を強く求めたのに対し、平野氏は「常にベストを求めていくが、ベターになるかもしれない。それが政治だとご理解いただいた上で判断してもらわないといけない」と述べ、県内受け入れを求める場合もあるとの考えを示唆した。
これに関し、鳩山由紀夫首相は同日午後、都内で記者団に「沖縄や米国に分かってもらえる案を政府、与党で協力してつくることがベストだ。ベターではなく、ベストを探す」と強調した。《共同通信》
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【寺島しのぶさん】ベルリン国際映画祭最優秀女優賞受賞
第60回ベルリン国際映画祭の授賞式が20日夜、当地で行われ、若松孝二監督の「キャタピラー」に主演した寺島しのぶさんが最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した。また、最優秀監督賞にはロマン・ポランスキー監督(「ザ・ゴースト・ライター」)が選ばれた。
未成年の女性と性的関係を持った事件で現在スイスで自宅軟禁中のポランスキー監督は式に出席できず、プロデューサーが代理でトロフィーを受け取った。同監督の受賞に関して、ドイツやスイスの新聞はポランスキー監督への連帯を表明したとか、自由を奪われている同監督に代わって政治的なシグナルを発したものだなどと報じている。
最優秀女優賞には、若松監督の反戦映画「キャタピラー」で、第二次世界大戦で四肢を失った兵士の妻を演じた寺島さんが選ばれた。また、最優秀作品賞(金熊賞)はトルコ・ドイツ合作の「ハニー」(セミ・カプラノグル監督)に贈られた。《時事通信》
