平成9753日目

2015/09/21

この日のできごと(何の日)

【飯塚耕一郎さん】国連で拉致問題解決訴え

国連人権理事会(47カ国)は21日、拉致問題など北朝鮮の人権状況について討議するパネルディスカッションをジュネーブの国連欧州本部で開き、田口八重子さん=失踪当時(22)=の長男で拉致被害者家族会の飯塚耕一郎さん(38)がパネリストとして出席した。

飯塚さんはスピーチで「家族は高齢化している。拉致問題はもはやこれ以上時間をかけていい問題ではない」と述べ、早期解決を国際社会に求めた。さらに「私を産んでくれた田口八重子に、早く『お母さん』という言葉を初めて直接伝えたい」と胸の内を明かした。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【中日・谷繁元信監督兼捕手】現役引退を表明

プロ野球の最多出場記録を持つ中日の谷繁元信監督兼捕手(44)が21日、ナゴヤドームで記者会見し、「とうとうこのときがきたかと、やっときたかとの両方の思いがある」と今季限りでの現役引退を表明した。来季からは監督に専念する。《産経新聞》

【中日・小笠原道大内野手】19年の現役生活に幕

今季限りで現役を引退する中日・小笠原道大内野手(41)が、試合後に引退セレモニーを行った。 古巣の巨人ナイン、そして中日ナインがマウンド付近に集まると、小笠原の胴上げが始まった。両軍選手の手によって、5度宙に舞うと、ナゴヤドームのスタンドからは大歓声が沸いた。

小笠原はお立ち台で、現役19年間にピリオドを打った気持ちを問われ、「疲れました」と第一声。両軍から胴上げされたことには「なかなかそういう経験をできる人間はいないと思うので、本当に幸せです」と感謝した。

この日は、第2打席に遊撃内野安打を放つなど、3打数1安打だった。「プロ初安打も内野安打でしたし、最後も内野安打で自分らしいと思う」と感慨深げ。最後に「中日ファン、巨人ファンに見届けてもらって本当に幸せです。ありがとうございました」とファンに別れを告げた。《サンケイスポーツ》

【西武・森本稀哲外野手】引退会見

西武の森本稀哲外野手(34)が21日、埼玉県所沢市の球団事務所で正式に現役引退を表明した。「終わる時は潔くきれいにと思っていた。不思議な感覚」と17年間を振り返った。

引退の理由について「今季は万全の状態で結果が残せず、良いタイミングと思った」。「日本ハム時代に優勝した瞬間は忘れられない思い出」と語り、今後の進路は「何も考えてない」。数々のパフォーマンスでもファンを魅了したが、「絵的に涙を流した方がいいかなと思ったけど、目薬を忘れました」。最後までユーモアを忘れなかった。《朝日新聞》

【民主党】連休中も追及緩めず

民主党は大型連休中も幹部が各地で街頭演説し、安全保障関連法廃止の訴えを強めた。岡田克也代表は21日、大分市で「採決強行によって民主主義が大きく傷ついた」と安倍政権の政治手法を批判。追及の手を緩めず反対世論の持続を狙う。秋に見込まれる臨時国会や来年夏の参院選に向け、野党連携も模索する。

岡田氏は「安倍晋三首相は、連休が過ぎれば国民が忘れるとゴルフをしているかもしれないが、絶対に忘れてはいけない」と聴衆に呼び掛けた。

演説に先立つ記者会見で「危機感を持つ国民は多い」と強調。法廃止を求める野党勢力を参院選で伸ばし、参院の過半数獲得を目指すとした。《共同通信》

【安倍晋三首相】在職1000日超える

安倍晋三首相の在職日数が、61歳の誕生日でもある21日、12年12月の第2次内閣発足から千日を迎えた。第1次内閣(06~07年)を含めた通算では1366日に達し、戦後の歴代首相の中で現在6位だ。8日に無投票再選された自民党総裁としての任期は18年9月末となる。

首相は静養先の山梨県鳴沢村で記者団に「毎日、毎日、全力を尽くしてきた。あっという間の千日だった」と振り返った。

戦後の首相で在職千日を超えたのは、首相を含め7人。トップは佐藤栄作氏の2798日で、以下、吉田茂氏2616日、小泉純一郎氏1980日、中曽根康弘氏1806日、池田勇人氏1575日。《共同通信》

【沖縄県・翁長雄志知事】国連で演説

翁長雄志知事は21日午後5時すぎ(日本時間22日午前0時すぎ)、スイス・ジュネーブで開かれた国連人権理事会総会で演説し、日米両政府が進める名護市辺野古の新基地建設に県民が同意していないことを強調し、強行は人権侵害に当たり、あらゆる手段で阻止することを国際社会に訴えた。翁長知事は「沖縄の人々の自己決定権がないがしろにされている。辺野古の状況を世界から関心を持って見てほしい」と呼び掛けた。

日本の都道府県知事が国連人権理事会で演説するのは初めて。知事は沖縄県民の過重な基地負担を放置するのは人権問題だと強調し、国内外の批判の高まりによって新基地計画を止めたい考えだ。

翁長知事は「沖縄の米軍基地は第2次世界大戦後、米軍に強制接収されてできた。沖縄が自ら望んで土地を提供したものではない」と述べ、米軍普天間飛行場の返還条件として県内に代替施設建設を求める日米両政府の不当性を主張した。

また、「沖縄は国土面積の0・6%しかないが、在日米軍専用施設の73・8%が存在する。戦後70年間、いまだに米軍基地から派生する事件・事故や環境問題が県民生活に大きな影響を与えている」と強調した。その上で「沖縄の人々は自己決定権や人権をないがしろにされている」と訴えた。

翁長知事は昨年の県知事選や名護市長選、衆院選など県内主要選挙では辺野古新基地建設に反対する候補が勝利したことに触れ「私はあらゆる手段を使い新基地建設を止める覚悟だ」と述べ、建設を阻止する決意を表明した。《琉球新報》

沖縄県の翁長雄志知事は21日夕(日本時間22日未明)、スイス・ジュネーブで開催中の国連人権理事会での演説後に記者団の取材に応じ、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の阻止に向けた決意を重ねて示した。「沖縄の運命は私たちで決めていきたい」と強調した。

主要日程を終えた22日午後(日本時間同日夜)には国連欧州本部で記者会見し、今後も海外を訪問し国際社会に向けた沖縄の立場の発信に取り組む考えを示した。《共同通信》

【豪・ターンブル内閣】発足

オーストラリアのターンブル首相の新内閣が21日、連邦総督との宣誓就任式に臨み、政権が正式に発足した。閣僚人事では一部の長老議員を外し女性のペイン氏を国防相に抜てきするなど、顔触れを一新。経済担当閣僚も強化し、資源ブーム終息に対応する経済対策に力を入れる。

政変で追われた前首相のアボット氏は閣内に入っていないが、下院議員は当面続ける意向を地元メディアに語っている。財務相だったホッキー氏は議員を辞任すると表明、駐米大使就任の見方が出ている。《共同通信》

【米大統領選】共和党、候補の淘汰始まる

来年11月の米大統領選に向けた共和党指名争いで有力候補の一人と目されていたウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)が21日、選挙戦からの撤退を表明した。党予備選からの脱落はペリー前テキサス州知事に続き2人目。乱立する共和党候補の淘汰が本格化してきた。

民主党が強いウィスコンシン州で保守的な政策を断行してきたウォーカー氏は共和党右派の支持を集め、一時は首位に浮上。7月に出馬表明したが、実業家トランプ氏(69)が席巻する中、支持率が急落していた。

再起を懸けた今月16日の第2回共和党候補者討論会でも存在感を示せなかった。《共同通信》



9月21日 その日のできごと(何の日)